梅雨空の七変化

　九州地方の豪雨による甚大な災害を報道で見る。湖のように見えるが実際は田畑。家屋は破壊され自動車は土砂にまみれて転がっている。自然災害の恐ろしさを目の当たりにする。

　ＳＣＷで九州地方を見ると、今は小康状態だが、金曜日の佐賀県長崎県熊本県が、常に真っ赤。線上降水帯による尋常でない降雨量の予想。土日は東海や南関東にも予想されている。要注意。

　私も午前9時頃に前橋市東部の田園地帯を通ったが、豪雨で前が見えず、暴風で車がまっすぐに走らなかった。傘を差しても無駄と分かっていたので、そのまま走って所用がある建物へ。武尊山や中ノ岳で経験した並みのずぶ濡れ。

　正午前には榛名山上空に乳房雲現れて、埼玉本庄方面へ流れて行った。乳房雲は悪天候の前兆で、灰色だとかなり危険なのだ。

　午後2時頃になると晴れ間が見えて、一気に蒸し暑くなる。気温も28℃まで上昇。午前中は夜のような暗さが、午後は青空が見えて明るくなった。

　夕方は湿度の高い空気の影響で、美しい夕焼け。渋滞する車の流れに背を向けて眺めていた。

写真1：午前中の灰色の曇天と豪雨が嘘のように晴れあがる。美しい田園と青空。
写真2：美しい夕焼け。帰路へと急ぐ人を乗せて電車が走っていく。
写真3：群馬県庁と榛名山、夕焼け。