産経新聞 9月10日(金)19時40分配信
今年7,8月に国内で起きた山岳遭難の件数と人数は前年に比べそれぞれ29.5%、21.2%増の530件611人で、統計が残る昭和43年以降最多だったことが10日、警察庁のまとめで分かった。死者・行方不明者は過去2番目の77人(前年比18.4%増)だった。
まとめでは、遭難者のうち40歳以上の中高年者は469人(25%増)で全体の76.8%を占めた。死者・行方不明者は70人(20.6%増)。発生場所は長野104件、富山61件、静岡48件の順で、転落・滑落、疲労・病気、道迷いなどが多かったという。
一方、6〜8月の水難事故は852件(9.6%増)、1010人(6.5%増)で、死者・行方不明者は443人(7.7%増)。中学生以下の子供が29%増の262人と目立った。このうち49人が死亡、行方不明になった。都道府県別では千葉(46件)、静岡(45件)、岐阜(39件)で、海が51.6%、河川が34.2%を占めた。
警察庁は「山岳遭難はちょっとした不注意や安易な行動が原因になっている。体力に見合った余裕ある計画を心がけてほしい」としている。
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今年は海川も山も事故が多かったようだが、それだけ暑くて皆涼を求めたということだろう。
山岳遭難はまだ水難事故より多くはないが、これから海に行く人が減る一方で、山は秋山紅葉シーズン。
日も短くなっているし、寒くなるし、山の遭難はこれからですな。落葉で踏み跡が見えにくくなるのも厄介だ。
今夏遭難者が増えたのは所謂山ガールのせいではないようだが、この秋にも彼らはその技量を試されることだろう。
山行というのはよほど酷い目に遭うか、体の都合が悪くならなければやらなくなるということはないだろうから、当分の間登山人口も減らないだろうし、遭難数も高止まることだろう。
http://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki4/20100910.pdf
警視庁のまとめ
去年と比べて事故件数が107件も増えている
この数字を押し上げた部分を年齢別でみると 40歳以上が実に94件
60台近辺が特に多い
体感的に今年は20台以下の人たちが本当に多いと思ったが
その年齢層はさほど数は増えていない
こりゃまずくない? 減っている年齢層(25〜29歳 -7人)もあるというのに
何がまずいのか詳細に書こうと思ったがやめておく
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