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そこで、この週末は純粋にドライブを楽しむことにした。ちょうど行きたい所があったのだ。で、行ってきた所が袈裟丸山の3登山口と秩父の栃本広場。
要するに、今後の山行に備えて起点となり得る所を偵察に行ったわけで、結局山がメインかよ!という話なのだが、久し振りの暑い陽射しが照りつける日に、沢滝と新緑の涼やかな一日を過ごすことができたので、純粋なドライブとしても楽しめた。
【群界尾根登山口偵察状況】トイレ無し
西側の根利牧場からのアプローチは不可。南側の大滝からが安全。
牧場から先、道の閉鎖はされていない。みどり市側には行けない旨の紙はあったが、あまり目立たない。何か書いてあるものがあったらよく読むことが大事。
道は砂利道でデコボコ。ある程度徐行しても飛び石や車体擦りが発生する。落石が累々と横たわり、随所に土砂崩れの跡が見られる。
群界尾根登山口まであと1kmちょっとという所の分岐で、みどり市方面へ向かう右側の道は封鎖されている。じゃあ左側の道に進めば良いかというと、登山口とはまったく違う方向に行く道なので、結局引き返すしかない。
引き返すにしても、大滝経由で南側から行くには何十kmも大迂回しなければならず、大幅な時間のロスとなる。
南側からの道は落石の危険性は引き続きあるものの、舗装されているのでかなりマシ。
登山口には5,6台分の駐車スペースの他、道路上にも何台も駐車されている。特に、沼田市側とは道が現在通じていないので、そちら側の道路上に駐車しても誰も気にしない。
登山口及び駐車場の他、前袈裟丸山南西尾根の取り付きの状況も確認。
【折場登山口偵察状況】トイレあり
群界尾根登山口から大滝分岐に戻り折場口へ。分岐からの道は基本的に舗装されているものの悪路。落石多数。落石の影響か舗装がはげて大きな溝のようになっている箇所あり。
折場口前には10台程度とめられるスペースがあり、マイクロバスまでとまっていた。その前後の道路上にも何十台ととまっている。登山口周辺は道幅が広いので構わないのだが、広くない所に隙間無く縦列駐車されると、そこで車と車が鉢合わせた(離合の)場合に多大な困難をもたらすことは確実。駐車した本人達は山中にいるので知ったことではないのだろうが。
それと、対向車との離合のためのスペースに駐車する非常識者がおり、そこで実際に離合が発生して大変苦労した。自分の行動がどういう結果をもたらすのか、もっと想像力を働かせてほしい。
【塔ノ沢登山口偵察状況】トイレあり
折場から東側の道の状態は良い。折場、塔ノ沢口へは東の沢入からのアプローチが吉。
塔ノ沢登山口は林道から分岐した盲腸道の終点にある。3登山口の中では駐車スペースが最も広いのではないかと思われる。登山口傍に5台ほどの駐車スペース、その手前に10台以上とめられるスペースがある。
【袈裟丸山3登山口共通事項】
地方の山は、登山口に着くまでの行程も大変な場合があるが、袈裟丸山もその例に漏れない。落石が多数あるため早々に通過したい気持ちになるのだが、所により道の状況が酷く、また、道が狭いので、常に対向車が来た場合のことを想定して慎重に車を進めなければならない。
そして、この道の状況に対して登山口の車の量が多過ぎる。こんなに何十台もの車が行き来するとなると、交通トラブルも多いのではないかと思う。
と思った矢先に、沢入まであと僅かというところのカーブで、路上の砂でスリップしたのか、山の斜面に突っ込んで大破した車があった。袈裟丸山に登る場合は、登山マナーの前に交通ルール、マナーに留意しておく必要がある。
そういえば、沢入まで徒歩で下山している男性がいたが、上記のような状況を踏まえれば、案外それが正解なのかもしれない。
【栃本広場】
アプローチの道は狭いが落石等は無し。駐車場は広くトイレもあり。
ただし、ローリング痕があり、無軌道な若者が集まる場合もあるのではないかと思われる。
【画像】
1.根利牧場手前にある注意書き。
2.赤ん坊の頭位の大きさの落石。こんなのが何個も路上にある。
3.空と若葉が青かった。
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