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また、常日頃御見守りいただいていることについて深く御礼申し上げます。
一昨年の長雨、豪雨がようやく収まったと思ったら、昨年もまた7月に豪雨、さらには上高地付近での地震や霧島山での火山活動の活発化など、山を巡る状況は年々厳しさを増しています。
加えて、昨年からはコロナ禍が猖獗を極め、山行そのものについての是非が議論される状況で、なかなか山行をしづらくなったという方も多いことと思います。
しかし、端から見れば不要不急な山行が、自分にとっては何なのか、山とは何か、ということを改めて考える好い機会を得たと考えることにいたしましょう。
欧米では既にワクチン接種が始まっており、昨年よりは全般的に状況が改善していくものと信じていますが、こういう時こそ前向き思考で苦難を乗り越えてまいりましょう。
皆様にとりましても、何のわだかまりなく山行ができる一年となりますよう、お祈り申し上げて、新年のご挨拶といたします。
【昨年の山行状況(総評)】
昨年は全く自粛をしなかった一方、仕事が多忙を極め、毎日午前2〜4時に帰宅する状況では土曜朝からの山行などできるはずもなく、日曜日も完全休養日となって、4〜6月の山行日数は平年の約9日に対して2日。あの日々の何と空虚だったことか。
そして9月以降はその分を取り返すべく、ほぼ毎週山行に出かけ、10〜12月の山行日数は平年の11日に対して19日に達したが、この間の何と充実していたことか。
若干山行に傾倒し過ぎた反省はあるが、これにより、大いに心身が浄化され、恢復した。
【昨年の山行状況(地域別)】
業務が多忙を極めた結果、宿泊や遠出をする気力体力が著しく減退。その結果、東北山行が減少した他、西国山行がゼロ件となった。山行計画を練るのもせいぜい比良・鈴鹿の辺りまで。
一方で、比較的近距離で歩き応えのある甲信の山々が主な遠征先となった。とは言っても、「令和2年夏〜秋訪れたい山」としてプロフィールに掲げていたアルプス系の山々については、天気の巡り合わせが悪かったこともあり、一つも歩けなかった。
【昨年の山行状況推移(最高地点標高別)】
金曜の帰りが日跨ぎで、週明け月曜日の帰りも日を跨ぐような状況では、日曜日にハードな山行ができるはずもなく、昨年の前半は超低山が山行の主目標となる。だんだんと仕事に余裕が出てきた秋以降、2500m級が難しくても極力歩き応えのある山をということで、2000m級の山を意識的に選定して歩いた。
しかし、よく見ると一昨年も2500m以上の山を歩いていないので、今年こそはどこか歩いてみたい。
【昨年の山行状況(体力度別)】同日複数山行は1回に集約してカウント。
山行記録の右端に記載しているルート定数を集約したもの。
夏まではあまり疲れないようセーブしながらの山行だったが、秋以降、それまで歩けなかった分ガッツリ歩くようになり、体力度7以上(ルート定数60超)の割合が増加、一方で体力度3〜5(ルート定数20超50以下)といった中程度の山行は減少。サラッと歩くかガッツリ歩くかの一年だった。
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