最近、槍ヶ岳山荘や阿曽原温泉小屋のSNS発信がやたらとスマホに初期表示される。そのほとんどが”低レベル登山者”を嘆き、注意喚起するものだ。
「山小屋のSNS発信がオーバー」と知人が言っていたが、そのくらい大げさに表現しないと危険を認識できず特攻してくる鈍感な人が多いのだろう。
つまりは、どれだけ危険を訴えても、残念ながら多くの遭難予備軍の心には全く響いていないということだ。
その原因としては、危険というものが実際に自分に降りかからない限り実感されないものであるということの他、彼らの意識が「自分が行けるかどうか?」ではなく、「誰かが行けた=自分も行けるだろう!」となっていることが考えられる。
そこには何の客観的判断も無いし、他者との山行レベルの差についての考察も無い。
ただ「行きたい」という願望あるのみ。
目の前に厳然としてある不都合な客観的事実はそれによって無かったことにされるか、都合よく矮小化される。
してみれば、何をもって「初心者」と言うべきかは自ずと明らかになってくる。
なんであんなところで間違えるかと嘆いていたが
現地の標識には、落石危険、工事中通行出来ないとなっており
初めての人は間違えると思う。
小屋番の人は、現地を確認し
発信してほしい。
また、登山道の管理人に連絡するなど
対策を取るべき。
行ってみたい所でも、こうも誤る人が多いと喧伝されると及び腰になってしまいますね。道を誤る人によって草が踏まれ道ができてしまうこともありますし。
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