おいしいごはんとは。

昨日は、ちょっとネガティブなつぶやきをしてしまった。
改めて、おいしいごはんについて考えてみた。

私の子供の頃は、秋に取れたお米は、
梅雨時を過ぎると、一気に劣化していました。
当時は、何製やったのか、納屋で大きな缶に保管していましたから、
湿気と高温がそのまま伝わりますし、コクゾウムシも湧いてくるので、
食味は一気に低下していたように思います。
美味しくないごはんを食べられてた方も多いんではないでしょうか。

でも、今はモミのままで保管していたり、
玄米にしても、コメ用の冷蔵庫があります。
なので、いつもおいしいごはんが食べられる。

おいしい玄米は、モミの乾燥度でだいぶ違ってくる。
玄米で出荷するには、水分量14、8%以下やったかな。
14、5%くらいやったかもしれませんが、、、
出荷するには乾燥度が微妙なのは、自家用にしていました。
売る米は、基準に合うくらいに乾燥させているんやないかと思います。
販売用と、自家用では乾燥度で食味も違うし、
やっぱり少し違うのかなと思ったりします。

お米の種。
酒米となる山田錦はJAから買った種で種苗していましたが、
飯米は自家採種でした。
その山田錦の種も、種用の採取田が予め決められており、
場所は違えど、うちのすぐ近くの田んぼで栽培されています。
実家では今は、米を作るのはやめていますが、
もし、作るとなると、自分とこで食べる飯米にしても、
自家採種の種で作ってたら罰金喰らうんでしょうか。
そのまま読めばそうなってしまいますよね。
やっぱり、この改正は、どうなんやろうとも思います。