花はじめ

地元では、5月3日に花まつりが行われる。
お釈迦様の誕生日を祝う日で、
各地で行われる日は違うようですね。
新仏さんが初めて迎える花まつりの時に、
花はじめとして弔っていただくのですが、
先日、無事に花はじめを終えました。

思えば、昨年の11月には治験登録するほど元気やったのに、
外に出れなくなって2週間、立てなくなって３日目、
あっという間に旅立ってしまいました。

膵臓がんの怖さって、こんななんやなぁ。
内臓への転移がなかったので、比較的元気だったわけですが、
延髄付近の骨への転移が悪かったようで、
いつ呼吸や心臓を動かす神経を止めるかわからないと宣告され、
すぐにその時を迎えてしまいました。

残されたものの傲慢さですが、
前日に弟家族含めて会食の場を設けていたので、
その歓談の声を聴いて、
安心して逝ってくれてたらいいなと思っています。

今まで、日記に父のことを記したりしていて、
ご心配いただいてる方もいらっしゃるので、
記しておこうと思いました。


写真1:毎年咲くであろう春を告げる父の花

写真2：去年、父が突然植えた牡丹の木、
枯れたかと思ってたら、
大輪の見事な花を咲かせました。

写真3：父の蒔いた種から育ったそら豆とエンドウ⁇スナップエンドウ⁉︎
もうすぐ収穫です。