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12干支が一回りした12年前の今日、丹沢の寄(やどろぎ)BSへ下山した直後、今まで体感したことのない大きな地震に遭遇した。
当時、携帯電話はガラケーでスマホは持ってなく、登山地図のポイント到達時刻や通過時刻は手帳にメモっていた。
下山が14時45分だったので、激しい揺れはその直後だった。
バス停の時刻表を見ると、次のバスまで50分もあるので、タクシーで小田急渋沢駅へ出るも、電車はストップしていて動き出したのは8時間半後、日にちが変わった12日午前0時10分だった。
渋沢駅では、JRは当日の全ての運休を決定したと報じられていた。
小田急終点の相模大野駅は帰宅困難者の超長蛇の列、1時間ほど待ってタクシーで橋本駅のコインパーキングへ。
あきる野ICから高速道を走行し、帰宅したのは12日午前4時20分だった。
国土地理院の地形図で、居住地の海抜を調べると僅か35.3m。
あの巨大地震の震源地が宮城県沖でなく、鹿島灘だったら津波は利根川を遡上し、相模灘だったら東京湾から荒川を遡上して、関東平野の広範囲が浸水していたかも知れない。
人の生死は紙一重であり、災害を受けなかったのは単に幸運だったに過ぎない。
二万二千人以上が死亡or行方不明となっており、一瞬にして命を落とすとは無常というしかない。
丹沢の下山地点で大地震に遭遇したことは、やがて終息する私の山人生の中で、生涯忘れられない強烈なインパクトとなった。
当時、ヤマレコはまだ発足してなく、私は山に特化しない趣味全般のSNSに参加していた。
亡くなられた方々の冥福を祈り、12年前の巨大地震発生時刻に合わせて日記を投稿する。
当日(2011年3月10日〜11日)のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1976727.html
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