山で他の登山者とコミュニケーションをとる理由として、万が一自分が遭難した時の目撃証言をしてもらう為というのはよく聞きます。
それ以外でも、情報交換の為だったり、単純に会話を楽しんだりと、その理由は人それぞれだと思います。
僕自身は、山では必ず挨拶するように心掛けていますが、こちらから挨拶以上に踏込む事はしないようにしています。
以下その理由です。
登山を始めたばかりの頃に、とある狭い山頂で食事休憩をしたのですが、そこには一つしかないテーブルで先に食事をしている1人の男性がいました。
年齢は40前後でしょうか。とても感じの良さそうな人で、こんにちはと挨拶したあとに男性とは対角になる位置に座り、地図を見ながらオニギリを頬張っていたら「どちらから入山されたのですか?」と話し掛けてきました。
山で話し掛けられたは初めての経験です。
僕はお世辞にも社交的な性格とは言えませんが、人並みに他人とコミュニケーションは取れるつもりですし、会話のキャッチボールも出来るつもりです。
が、それは相手と何かしらの利害関係があったり顔見知りや知り合いの場合ですし、話題は無限にある下界での話です。
登山を始めたばかりで全く山の知識の無かった僕には、
どこから登ってこれからどこに向かうなどの簡単な会話は何とか出来たのですが、コース状況や装備の話や他県の山の話など分かるはずもありません。
日本百名山は富士山以外知らないし、ザレ場ガレ場や巻き道などの簡単な登山用語も良く分かってなかった時期でした。
最初にド素人だと伝えれば良かったのですが、そのタイミングを逸してしまった僕は「へー、ナルホド!、ホホー、ソウナンデスネ!」のヘビーローテーションで何とか会話をつなげていました。
まあ、間違いなく相手の方も途中から(なんだコイツ?何にも知らねー素人なんじゃねーの?)と気付いていたと思いますが…
会話が進むにつれお互いに空気が変わっていくのを感じていましたが、山の中で初対面の登山者が二人っきりです。話す内容は山の事しかありませんし、始まった会話を不自然に終わらせるのも気まずい雰囲気になってしまいそうで出来ません。
誰しも「相手が知ったかぶりしてるのに気付いてるけど、それを指摘するのも面倒くさいのでそのまま会話を続けた」とか「会話が途切れた時の沈黙が怖いので強引に話し続けた」という経験があると思いますが、相手の方はまさにそんな感じだったと思います!
この微妙な空気に耐えられなくなってしまった僕は急いでオニギリを口に詰め込んで、会話が途切れたタイミングを見計らって「先が長いのでお先に出ます!失礼します!お気を付けて!」と急いでその場を離れました。
時間にして5分くらいだったと思いますが、初めての山での会話はとても残念で悔いが残るものとなってしまいました。
ひょっとしたら、せっかく話し掛けてくれた相手の方にも嫌な思いをさせてしまったかもしれません。
あれから1年が経ち、登山レベルはまだまだ素人ですが、知識は当時に比べれば増えたので山の話も少しは出来るようになりました。
ですが、この時の失敗が頭に残っているのでいまだに自分から話し掛ける事はしていません。
以上が理由になりますが、決して話し掛けられるのが嫌な訳ではありません。
むしろ、未だに人の多い山に行くと疎外感や居心地の悪さを感じてしまう僕には、やっと登山者の仲間入りが出来たような気がして嬉しくなりますし、山が好きな者同士、美味しい空気や素晴らしい景色を共有しながら楽しくお話が出来るならば、それはとても素敵な事だと思います。
まだまだ専門的な話は出来ませんし、話を上手く広げたり盛り上げたりするような知識や経験もありませんが、せめて話し掛けて貰った時くらいは自分も相手もストレスなくお互い自然体で山の会話を楽しめるくらいにはなりたいと思ってます。
偶に話しかられますが、山頂までどのくらいかかりますか?とか、下山までかかる時間とかです
いずれの質問も困りますが、一応標準コースタイムより多めにお答えします
突っぱねるのも冷たいかな、と思うからですが、この類の質問はとっても悩みながら回答します😅
こんばんは。
コメントを拝見していて、僕も1度だけ山頂までの時間を聞かれた事があったのを思い出しました。
こちらは下山中だったのですが、すれ違うタイミングで「山頂まであとどれくらいかかりますか?」と聞かれたのですが、全く想定していなかった質問に驚いてしまい、とっさに自分が山頂からここまでかかった時間を答えてしまいました。
その時は確か「1時間くらいですかね…」と答えましたが、今考えると個々の体力差も考慮していませんし登りなのに下りの時間を言ってるし全く参考にならない事を教えてしまいました😔
鷲尾健さんのように標準コースタイム+少々くらいが丁度良いのかもしれませんね😊
そもそも、山行中に他人にコースタイムを聞くのは僕でさえ「ん?」と思ってしまいますが、次聞かれた時は「標準コースタイムでは◯時間くらいですよ」と答えようと思います。
コメント有難うございました。
その後、お体の調子はいかがですか?
しろちゃんさんの山行記録を楽しみにしてい者として、早く体力が回復することを願っています!
ところで…
仰っている事よーく分かります!
でもしろちゃんさんの日記を拝読するに、さぞやコミュニケーションもお上手なのだろうと思っていました!
私は早い段階でまだまだ初心者であることをお伝えしちゃってます😁本当はこちらからも話せる経験と材料が欲しいところですがまだまだです。
それでも山での会話は大好きなんです!何のしがらみもなく共通点は『山が好き』のみ。
この感じが好きなんだと思います。
願わくば笑いをとり、お相手の方の印象に残るような会話ができるようになりたいと…
でもその前に!まずはしっかり山に登れるようになれよっ!!でした〜😁
それでは、これからも日記や山行記録を楽しみにしています😊
こんばんは。
ありがとうございます。おかげさまで体調も大分良くなりました😊
まだ全開とは言えませんが、身体を動かす時間を徐々に増やしているところです。
山での会話ですが、最初に初心者である事を伝える事によって、教える側と教わる側の関係が出来るときっと会話もスムーズになる事もありますよね!
僕も最初に伝える事が出来ていたら、もっと会話も弾んでいたかもしれません。
でも、あの時は知識が無さ過ぎて何を聞いたら良いかさえ分からなかったので、結果はそれ程変わらなかったと思います😁
山で楽しい会話が出来るに越したことはありませんが、登山者が皆そう思っている訳でも無いと思ってますし、僕はまだ遭遇したことはありませんが、山にはマウントおじさんと呼ばれる厄介な人もいるようですので、ピケぽよさんも気を付けて下さい😉
でも、ピケぽよさんなら相手がマウントおじさんでも上手くあしらいながら楽しく会話をしてそうですよね😁
ここ数日で急に寒くなり空気も乾燥してきてます。風邪などひかぬようお身体には気を付けてお過ごしください。
コメント有難うございました。
こんばんは。
勿論ニワカ山師🔰なんぞに声を掛けてくるモノ好きな御仁はいないか…と思いきや年配の方から兄ちゃん何処から登ってきた?今までどんな山を登って来たかのぅ?なんて聞かれる事はたまにあります。
それは何となくマウント取る系の方が多いので、🔰らしく謙虚にお応えしております😆。
その一方、用心棒はオーラがあるんでしょうか?老若男女の皆様が声を掛けてくる事が多いです。(AHIRUさんのように一緒について行ってくれ!って人はあとにも先にもいませんが😆)
アイツも時折お調子モンなので武勇伝言いますが、なんと言っても経験裏打ち十分なので🔰は何も言えません(笑)
その域に少しでも近づくことは出来るのか?
横浜進化!!!(それを使いたかっただけ🤩)
では。
おはようございます。
横浜ベイスターズ、優勝おめでとうございます🎊
小・中学生時代は虚人ファンとして野球中継を良く見てましたが最近めっきりご無沙汰で、横浜の助っ人外人と言えばポンセ、1番印象に残ってる出来事は大好きだった榎本加奈子を大魔神佐々木に奪われた事(しかも不倫)、くらいのニワカな僕ですが、今年の日本シリーズはkotohiroさんの影響もあり、久しぶりに楽しむことが出来ました。
あっ、勿論地元のベイスターズを応援しましたよ👍
最後は225が決めてくれて、kotohiroさんも美味しいお酒が飲めたのではないでしょうか😁
用心棒弟殿は山でよく声を掛けられるようですね。
実力は疑いようもありませんが、それに加えて人を惹きつけるオーラが自然と溢れ出てるのでは?
オット、モチロンkotohiroサンモデスヨー(棒読み)😁
いつか僕も弟殿に弟子入りして武勇伝を聞いてみたいです!
26年振りの優勝だからと言って飲み過ぎないようにして下さいね!
コメント有難うございました。
ビミョーな空気だとか失敗とかって、考えすぎだと思いますよ。
会話をつなげたのは、出会いを大切にするしろちゃんさんの心の優しさの現れ。大人の会話だと思います。
これがもし「そんなの知りません」なんて言ったら、相手の人はそれ以上何も言えなくなり、ホントに気まずい雰囲気になるかと。
そういえば私も最近、山で他の人と会話してないなぁ・・
ってか、いつも変なルートばかり歩いているから、人に会わないんですよね(^_^;)
先日、奥多摩のヨモギ尾根を歩きましたが、実はヨモギ尾根を歩いたのは3回目なんです。
初めてヨモギ尾根を歩いた時、逆コースで下って来た人に会いましたが、その人は「びっくりした〜💦まさか人に会うとは思わなかった」って私を見て驚き、お互いに大笑い😆
これはこれで楽しい会話でした😄
おはようございます。
慰めのお言葉、ありがとうございます😊
あの時は相手の方もとても良い人で、「この空気を何とかしなければ!」という心の声が聞こえるくらい気を遣ってくれてるのが分かったので、尚更残念に思ってしまいます😔
次はもう少しリラックスして自然体で会話が出来れば良いなと思ってます!
言われてみますと、vt250zさんがいつも歩いているのはヤマレコの機能のひとつ「みんなの足あと」が薄いバリルートばかりですものね。
人に会うことも少なそうですが、もし会うとしたらその方もvt250zさんのように百戦錬磨の熟練者なのでしょうね。
僕としてはそんなお二人がどんな話をするのかとても興味がありますし是非そばで聞いてみたいものですが、とても会話には入れないと思います😆
登山と同様に山での会話もまだまだ未熟ですが、山行も会話も背伸びや無理をせず、身の丈に合ったものにするよう心掛けたいと思います。
コメント有難うございました。
はじめまして。
自分は逆で、山では積極的に話しかけるし、話しかけてもらいたいです。
話したことがきっかけで仲良くなって一緒に歩いたり、その後も交流が続いている方がたくさんいます。
もちろん、相手の出方を見て話すのが苦手そうだったり、迷惑そうにされていたら、すぐに話を切り上げるようにしています。
もっとも、幸運にも今までそんなことはほとんどありませんでしたけど。
たまにいらっしゃいますが、挨拶をしても無視されることがあるのはちょっと残念に思います。
この前なんて、目を見て挨拶したのにガン無視されたので、何か悪いことしたかな?って思っちゃいましたw
はじめまして、こんにちは!
山行中に出会って一緒に行動したり、その後も交流がある人が沢山いるなんて凄いですね!
きっとMonsieurKudoさんのコミュニケーション能力はとても高いのでしょうね😊
残念ながら僕の性格ではハードルが高すぎてとても出来ませんし、即席パーティーで安全を確保しながら行動する実力もありません😔
挨拶を返して貰えない事…ありますよね。
残念な気持ちになる事もありますが、挨拶するしないは個人の自由だと思ってますので気にしないようにしています。
面倒くさかったり、疲労で余裕が無かったり、人と接するのが苦手だったり、そもそも必要無いと考えてたりと、それぞれに理由があると思います。ですが、僕は気持ち良く挨拶する事で清々しい気持ちになれますし、それが登山の魅力のひとつだと思ってますので、最低限のTPOをわきまえながら今後も挨拶はしていくつもりです!
コメント有難うございました。
私も山はじめたての頃、同様のケースで困ったことがありました。
全然知識ないからどこどこの山がとか話されても、その山の名前すらそもそも知らねぇって感じでw
幸いにしてその時のお相手の方はマイペースな方で
こっちが困惑しているのに気づく様子もなく気持ちよくペラペラしゃべり続けてましたがσ(´∀`;)
(それはそれで問題ですけどww)
以降、会話になりそうになったらまず山のキャリアを自己申告してから始めるようにしました。
『去年から山始めたんですよ、楽しいですよね』みたいな感じで。
最近は専ら天気の話題から入るようにしてます(天気の話題なら誰も困らないので)
こんにちは!
やはり、最大の失敗は最初に初心者だと自己申告出来なかった事だと自分でも思います😔
あっきーさんが経験されたように、相手の方がこちらの反応を気にせず一方的に話してくれる人でしたらまだ良かったのですが(一般的には良くないですよねw)、とても気を遣って話してくれてるのが分かったので、何とも申し訳ないような、いたたまれないような気持ちになりました。
今冷静に考えると、途中からでも「何も知らない事」を伝えれば良かったのですよね。そのタイミングは幾らでもあったはずですが、当時の僕は早くオニギリを食べる事ばかり考えていたと思います😔
なるほど、まずは天気の話題からですね!
天気の話題から入って、早い段階で自分のキャリアを伝える。この2つを意識するだけで随分違ってくると思います!
あとは自然体でいられれば僕も山での会話を楽しむ事が出来るような気がしてきました。
次に山で会話をする機会があれば、是非実践したいと思います!
コメント有難うございました。
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