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画像2は、ジャベリン対戦車ミサイルを抱くマリア像です。今は、ウクライナの守護神です。
画像3は、ハルキウ（ハリコフ）州の旗です。Wikipediaより
ウクライナ南東部の都市マリウポリが包囲され、住宅、避難所、病院等が攻撃され、多くの方が亡くなられています。未だ、10万人以上の方が、市内に残っているとの事です。フランスの大統領マクロン氏が、救出作戦を行うべく、活動をされているとの事です。救出作戦が成功する事を祈ります。
本日、2022/03/26、ロシア軍の記者会見では、キーウ（キエフ）・ハルキウ（ハリコフ）の包囲、攻略は諦めて、ウクライナ南東部の占領域拡大・確立に、注力をするとの発表をしていました。
プーチン指揮のロシア軍は、一ヶ月前、ウクライナの北部、北東部、東部、南東部から、一斉に、攻め込み、一気に、首都キーウ（キエフ）、第二の都市ハルキウ（ハリコフ）を包囲し、傀儡政権を樹立して、ウクライナの属国化を図るつもりの様でしたが、あえ無く、失敗し、その作戦は、潰えた様です。
報道では、KGB出身のプーチンは、情報機関・秘密警察・親衛隊等を使って、情報操作・恐怖政治で、ロシアを統治しているが、軍事については、疎く、いわゆる、軍事音痴であると言われていましたが、今回のウクライナ侵略戦争は、正に、軍事音痴の作戦、そのものでした。
戦争は、兵站にあると云う基本を理解していない様です。不必要に、戦線は拡大させず、最重要地点に、戦力と兵站を集中させると云う、軍事の基本が解っていない様です。
古くは、アレキサンダー大王、ハンニバル、シーザー（ユリウス・カエサル）、ナポレオン等、英雄と呼ばれる人がいますが、この英雄達の特徴は、民衆や兵に慕われ、共に目的に向かって進むと云う一体感のもと、活動・進軍していた事です。プーチンが、この英雄たちと、全く異なるのは、「恐怖心と嘘」で、兵と民衆を操ろうとしている事です。
今後、米国を始めとするG7、EU等からの経済制裁が、ジリジリと、ロシアの継戦能力を削って行くと思われます。先ず、最先端の兵器（巡航ミサイル・誘導兵器等）を生産する為には、高度の電子技術、電子部品が必要ですが、ロシアの電子技術、電子部品の製造能力については、かなり疑問がある様です。
実際、この度のウクライナ侵略に於いても、軍用無線の機能が不十分で、通信を、ウクライナ側・支援者側に傍受され、通常、戦死する事の殆ど無い、将官クラスが7名、ウクライナ側からの、狙撃等で、戦死しているとの事です。
また、「ジャベリン、スティンガーミサイル」を代表とする、対戦車誘導ミサイル・対空誘導兵器についても、知識が不十分で、侵略開始の初期、多数の戦車・戦闘車両・ヘリコプター・兵員を失っています。
未だ、通常兵器は、かなり残っている様ですが、高度の精密兵器（巡航ミサイル・誘導ミサイル等）については、ストック・余裕が無くなって来ていると報道されています。
ウクライナの人々が、自由と民主主義を守り抜く事を、祈っています。
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