帯状疱疹のヘルペスウイルスに感謝

ウィルス＝ばい菌、病原菌、忌嫌うもの、というイメージを持っている人がほとんどのような気がする。だが、ウィルスは人類発生時から共生してきた。ウィルスは我々がいなければ生存できないし、我々も同じである。人類の進化はウィルス無くしてあり得なかったし、これからもそうであるはずだ。だから、あまりに強毒化したらともに滅んでしまうのだ。水疱瘡、帯状疱疹で有名なヘルペスウィルスは、我々の免疫力が落ちたときに増殖するが、普段は色々な病気から我々を護ってくれているのだ。体に「毒」を注入するなどして免疫力を下げれば、人はあらゆる病気に罹りやすくなる。免疫機能が暴走して、アレルギー反応が出る。「予防注射」を打ちまくった後に具合が悪い人が増えるのは、、、そういうことである。