H26.8.2。体調があまりよくない上に、しっかり寝れてないが、そのうちよくなるだろうということで、大門沢小屋から大門沢分岐を目指す。強い日差しに体力を奪われないように、ゆっくりゆっくり登る。花がたくさん見られて、体調の割りに疲れを感じない。ただ、このコースをあまり下りたくはない。途中、沢に向かって切れ落ちている。そして、ガラガラ崩れている。北岳から広河原へ下る方がずっと楽だし、よく歩かれていて安全である。地図を見れば分かるし、あっちは経験済みなのでこの方向から入山した。
さあ、稜線である。ここから突然雰囲気が変わる。黄色い目印の矢倉の辺りは、チシマギキョウが一杯で感動的だ。この付近は人がほとんどいないので、ほとんど全部独り占めである。左には、笹山へ続く道が見えているが、今日は、右の農鳥岳を目指す。恐ろしく整然とした、岩だけの歩きやすい稜線を、フワフワ上がっていく。静かな山頂は、やっぱり落ち着く。曇っているが、なかなかの眺望である。
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