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登山口に11:00。かなり遅い。コースの概略と、地蔵峠方面の増水時の注意が書いてある。雪は5センチほどだが、スパッツと軽アイゼンを着ける。堰堤の脇を抜けて少しで地蔵峠方面との分かれ道。30分で不動の滝が見える。かなりの落差で、中間にも滝壺がある。その後も、合目ごとの札を目標に淡々と登る。雪は硬くないが、アイゼンがあった方がやっぱり楽だ。前爪はないので、急な所は逆ハの字か、蹴り込む。でも、軽さ重視で軽シューズだからあまり蹴り込めない。
8合目を過ぎるとやはり雲の中へ。頂上直下、地蔵峠方面からの合流地点では雪は膝丈になる。踏まれていて問題ないが、たまに踏み抜くとまあまあ深い。頂上はすぐだが、下から雪とともに吹き上げてきて寒い。雨ヶ岳方面に少し行ってみるが、すぐに諦めて引き返す。稜線上は風雪が厳しい。というわけで、地蔵峠へ下るが、スノーシューとワカンの跡を使わせてもらいながら歩く。地蔵峠まで来ると、足元はかなり楽になる。下部温泉にも下れるが、それはまた今度。
地蔵峠からの下りは、人が少ないせいか、雪がふわふわで下りやすい。沢に沿った素敵なコースである。一部危険個所にロープがあったり、渡渉が何回もあったり、滝がいくつかあったり、トレースがないと迷いそうなところがあったりで、とても楽しく下れた。
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