この頃はまだ、丹沢の黎明期を支えた小屋主がたくさん居ました。
それも平成と云う時代が老けていく中で少しずつ消えて行きました。
昔の小屋主の話は楽しく、山で妖怪を見たとか、クドレ、ザリ、ボサ、デエロ
ブッコシ、タツマ、シシドオリなどの山言葉が頻繁に使われていました。
渋谷書策氏からも丹沢の黎明期の貴重な話を聞きました。
しかしフィルム写真の時代は最高で36枚しか撮れませんでしたので、
山小屋の写真は一枚もありません。今思うと書策小屋に人が泊まっていた
頃の写真を一枚でも撮っておけば良かったと残念に思っています。
添付写真は2009年の書策小屋です。
2010年に取り壊して現在は更地です。
(左)2009年の書策小屋
(中)泊まった時にいただいた名刺
(右)2009年の書策小屋
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