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ちょっと地味で心理小説風だけど、カフカ的迷宮もあって、全体は時間と記憶の物語、ということなんでしょう(本当かな


好きな作家で、ヤマレコの日記でも二回ほど読書感想を書いていたので、ちょっとびっくりで、嬉しいニュースでした。特に「日の名残り」と「私を離さないで」がいいですね。
2006年の月刊文学界のインタビューがまだウェブに残っていて、その長い長いインタビューの最後のところで村上春樹に言及しています。
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現代作家の中では、好きな作家はたくさんいますが、村上春樹がもっとも興味ある作家の一人ですね。とても興味があります。もちろん彼は日本人ですが、世界中の人が彼のことを日本人と考えることができません。国を超えた作家です。現時点で、村上春樹は現代文学の中で非常に関心を引く何かを象徴しています。人は、日本文化に必ずしも関心がなくても、村上春樹に通じるものを感じるのです。http://www.kaz-ohno.com/special/kazuoishiguro.html
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受賞翌日のニュースでも、村上春樹より先にもらって申し訳ない…ということを述べておられた。そんなことないよ。
2015年のアレクシェービッチに納得し、昨年のボブ・ディランに首を傾げ、今年はイシグロでよかったなあと思った次第です。
cheezeさん、こんにちは〜
流石に審査員達の眼力は、世評より深いと言うことですね。
全く、貴兄のご感想に同感です。
私のツイッターで、この日記のリンクをシェアさせて頂きます。ren
ainakaren様、同好の士がおられて心強い限りです
二人は何度か一緒に食事したりしてるみたいですが、話題は主に村上の好きなジャズの話だったとか。ainaka様も興味おありでしょう。
ついでの話、私は村上とイシグロのちょうど間の世代、みんな年取りましたね
カズオイシグロの名は、村上さんの本とチーズさんの書評でのみ知りました。アレクシェービッチもチーズさんの書評で読んだのではなかったかな。ふさわしいと思いました。たしかにディランはノーベル音楽賞ならわかりますよね。
yoneyamaさん、カズオ・イシグロは早川が版権持っていて、この小さい出版社が文字通り「てんやわんや」していた、あのNHKニュース、微笑ましかったですね
別な話だけど、新書大賞2年連続でちょっと今一つ。売れ線の本はほっといても売れるんだから、力のはいったまじめな本に賞をあげたいなあと思っていました。
こんばんは。
以東岳の日帰り周回、すごいですね。
まだ未経験です。
オースティン、村上春樹が好きなこともあって
cheezeさんの日記を読み、2冊、注文しました。
入荷日は未定だそうです。
これから東北(特に日本海側)の天気は悪くなるので
山に行けない日に読みたいと思います。
pg77様、コメントありがとうございます。
早川さん、てんてこ舞いみたいですが、二冊、早く納品されますように。そしてイシグロの作品を気に入ってくださいますように。イシグロの小説は、一作ごとにかなり作風が異なっています。
上記のオースティン、プルースト、カフカ、といった色合いは全部が一緒にあるのではなく、作品ごとにそれぞれの色合いがでている、と私は思っています。
ところで、私を離さないでは、昨年?綾瀬はるかと三浦春馬でドラマ化されてますが、ご覧になっておられたでしょうか。
以東の日帰りは年甲斐もないことでした
pg77さんのお気に入りの大鳥池、なるほど素敵な場所でした。
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