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『名誉』となると、「名誉欲」なんて言葉もあるくらいで、あまり…いいイメージではないと感じる方も多々あるのではないかと思います。(私感)
ヤマレコで拍手の数を気にするのも…一種の「名誉欲」なのかも知れませんね


しかし、武士道で言うところの『名誉』とは「名を尊び自分に恥じない高潔な生き方を守ること」とされ、虚栄心や損得勘定による「名誉欲」などとは相反する。
また「恥じない高潔な生き方」とあるように、『名誉』すなわち『恥』を知ると言うことでもある。
かつての武家などの幼少教育では、『恥』となる行為は徹底して戒められ、日本人の精神文化として「恥の文化」が作り上げられた。
今の時代の子供環境からすると、この「恥の文化」が欠落しているようにも思う。(私感)
これは、戦前の軍国主義の風潮の土壌ともなってしまった『武士道』の反作用なのかも知れない。(知らんけど

『名誉』…「どう生きるか」ではなく「何のために生きるか」という考え方が、「どう美しく死ぬか」という死生観にまで及ぶ

「恥の文化」ということでは、とかく他人の行為などに目がいきがちになる

しかし、孟子曰く「誰でも名誉を欲する心を持っている。しかし、真に名誉なものは他でもなく自身の心の中にあるということを解っている人は少い。人から授かる名誉などは正しい名誉とは言えない。」と言っている。
「人の一生は重荷を負って行くが如し 急ぐべからず 堪忍は無事長久の基、己を責めて人を責むべからず。」は徳川家康の言葉だ。
【写真】は…
少年期に観た映画「マッカーサー」
グレゴリー・ペック扮するマッカーサーが「義務・名誉・祖国」の言葉が印象に残りました。当時は、あまり意味は分かりませんでしたが…なんとなく心に残っていました。
あらためて調べてみるとウエストポイント(陸軍士官学校)の昔からある「モットー」を引用したスピーチだったそうです。
その真意は「義務を果たす者ありてそこに名誉あり、名誉を重んずるものあってそこに祖国あり」だそうです。
私なりには「義務」が『義』、「祖国」は『郷土』と思えばいいかなぁ

【写真右】が本物の「マッカーサー」

本来なら…この時期、一年の最後の私にとっての恒例登山で、芦屋から六甲山を経て、有馬温泉に入って帰るのが楽しみだったのですが…

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