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前々回の山行で、古光山というところに登ったおりに見かけた女性の親子連れ?の方に『木』の先を掴んで下山しようとしていた方を見かけました。
普段は、登山への個人個人の思いもあるので「お声かけ」はしないほうなのですが…、いかにも初心者っぽかったこともあり
「木や枝を掴む時は、できるだけ根元を持ったほうがいいですヨ」
と声かけしました。
「木や枝の先は細いから折れるかも…それにシナってしまって、かえってバランスを崩すかも知れませんよ」と説明しました (〃'▽'〃)
ナルホドと思っていただけました。
ちなみに『草』を掴む時は、やはり根元を狙って、多くの束を掴む。
イメージとしては、地の根を、より多く利用する。
(ただし岩盤上の草は、剥がれる可能性もある。)
かつて山岳教室で教わったことだが、ロープを使って懸垂下降する時の支点の乏しい時の方法の1として、『草』の束を縦のラインに複数を1組の支点とする方法を教えて頂いたこともアリマシタ

いずれにしても、完全に体重をかけてしまう(テンション)以前に、強度を確認する必要もありますネ。
(感だけどネ

先日の竜ヶ岳では…登り始めの急登で見かけた中学生くらいの少年と母の2人連れに遭遇…少年が「もう道じゃないよう」「遭難することもあるのかなぁ?」なんて言ってるのを追い抜きざまに聞いて…ワタシは下方を指さして
「ココを落ちたら最悪…骨折、十分、遭難ダネ

怖がらせてると思われると…本意ではないので、
「でも大丈夫


低山域などでは、草、木を掴む、利用するって…よくあることと思います。
まぁ、多くの方が実践されてるコトだと思いますが…あらためて書いてみました

誰しも…安全登山で、楽しい思い出を持ち帰って欲しいものですネ

【写真左】
草の束を掴む。笹の根はけっこう強い。
ワラをも掴むって…こんな感じかなw
(古光山にて)
【写真中】
木を掴む時は、できるだけ根っこに近いところを選ぶ。
根っこに足を置く時も、ホントに体重を支えてくれそうか慎重に…選ぶ。
(古光山にて)
【写真右】
竜ヶ岳で、お声がけしたあたり。
注意喚起ありがとうございます。😊
私の山歩きに於ける座右の銘 (そんなご大層な😅)
(カッコ悪くても)掴めるものは何でも掴む
以前、稲村ヶ岳で出会った方に教えて頂きました。
目から鱗でしたね。
昨日は、ヤボ用ってやつで遅くなっちゃいましたが…
やはり山岳教室でのことですが「カッコ悪くても登れ(下れ)」は鉄則でした😸
目的(目標)に到達することに「カッコ良い・悪い」は関係ないですよネ
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