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鈴鹿山系の釈迦ヶ岳のあと車中一泊後に雨乞岳に登った帰りだったので、フードコートに設置されてるテレビで48時間ぶりに観る7時のNHKニュースに熱中していたところ…足元でカランカランという音が

コップが落ちて転がったのだ

チラリと隣を見ると、家族連れの若いお母さんが「謝んなさい」と子供に促している。
誰に謝るんだろう


あらためて見てみると、ワタシの隣には3〜4歳頃の女の子がベソをかきそうになりながらモジモジしているところに「ちゃんと謝るのは大事なことなんだよ」と若いお母さんが諭しているのを聞いて…ピンときた

今時のバカ親ならば、他人と関わらないように、親自ら「すみませんねぇ(仕方ないでしょ)」の一言で済ましてしまうのだろうが、この時のお母さんは、あたりまえの躾けを教えようとしていたのだ

ワタシも子供に関わる仕事をしている者だから、しばし、女の子の目を見ながら傾聴の雰囲気を醸していると…小さな声で「ゴメンなさい」シクシクと

ワタシは、
「うん・うん、ちゃんと聞いたよ〜ゴメンなさい。コップが落ちるのは仕方がないことだけれども、コップを落としたら謝ることも大事だよね〜。
ちゃんと謝ってくれたからオジサンは怒ってないよ〜」
と、この話しの流れに矛盾がないように話してみました

やがて食事が終わって帰る頃、その子は笑顔に戻ってました。
(まぁ、幼児さんですからネwww)
山行帰りに、久々にホッコリしました

【写真左】夜明けの鈴鹿PA
話しの内容とは別のPAです。
【写真中】雨乞岳山頂近くにて
【写真右】雨乞岳を下山中にて
どっちが子供なんだろう?と思える親が増えてるなか、時には親のほうを説教したくなる場面もある昨今ですが、なかなか立派な若親もいるもんだと感心すると同時に、山旅の締めくくりにホッコリできるイイ思い出ができた感動から、ついつい日記に書いちゃいました
今思えば、慣れた諭し方からして保育士か看護師、若しくは経験者だったのかも知れませんネ
最近って少子化のせいか、親が子どもの代わりになにもかも喋ってしまうので、喋れない人や謝れない人が多いんですよね。今回のこと、オーさんは迷惑と思ってない気がしますが、親のしつけに合わせてあげるの大事だし、素敵だと思います。意図してないことでも人に嫌な思いをさせたら(させたかもしれなかったら)謝って、許してもらうって構図が子どもの中で育ってくれるといいですよね。
ホントそう
今の子育て世代ってのが、バブル期の日本がイケイケの頃に子供時代を過ごした世代だったり、いわゆる「みんなが一等賞的」な世代なのかなぁ
とにかく「ワタシは悪くない」ってスタンスから話してくることが多いように思います
『子は親を映す鏡』って正しいと思います。
(ワタシの山好き、旅好きも親譲りと、最近、発覚しました
ちなみに、車中泊の日に、ラーメンショップ・フラワー店に立ち寄ったところ…「売切れ閉店」でした。
無念
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