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宿を出たのは6時40分頃。西に進むこと数分で、そこはもう東京湾です。まずは富浦旧港にある逢島に向かいます。護岸工事で埋め立てたのか、島といいつつ陸地から地続きになっています。早朝にもかかわらず港には釣り人の姿もチラホラ見受けられ、この辺の民宿は釣り客の利用が多いのだろうということが察せられました。逢島のささやかな山頂(?)に登るともろに風が吹き付けてきましたが、そこはとても開放感のある気持ちのよい場所でした。ここで引き返してもよかったのですが、時計に目をやるとまだ時刻は7時過ぎ。8時の朝食にはまだ余裕があります。北西に見える岬にも足を延ばしてみることにしました。
豊岡海岸を通って、向かった岬の名は法華崎。スマホの地図で遊歩道が通っていることは確認済みだったので、安心して歩けました。前日に歩いた大房岬に較べるとこじんまりとした法華崎ですが、それだけにより海際を歩けるのが楽しかったです。岬の先端部に近づくと小粒ですが見事な岩礁が広がっていました。目と鼻の先には雀島と船虫島という小島もあります。こちらは逢島と違って正真正銘の小島(というか岩?)で、波が打ちつける様はなかなかの迫力でした。遊歩道を最後まで歩いたところで、民家の脇道のような通路を通って、国道127号に出ました。あとは道なりに歩いていくだけです。
宿に帰着したのは7時40分頃だったので、ちょうど1時間くらいの早朝さんぽでした。昨日と同じようにシャワーで汗を流して、定刻通りに8時から朝食を取ります。焼きたてのサバと卵焼きが美味しかったです。食事を終えると部屋に戻り、ひと息をついた後で着替えを済ませ、9時少し前にチェックアウト。この日は、富浦駅から内房線で浜金谷駅に向かいます。目指す先は鋸山……ではなく、駅から2キロほどの距離にある海辺の湯という日帰り温泉施設です。(その4につづく)
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