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(自分の八ヶ岳山行のレコをアップしました。よろしければ、こちらも合わせてご覧下さい
【八ヶ岳】赤岳 赤岳鉱泉〜地蔵尾根〜文三郎尾根 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7053570.html )
さて、実際に「のらざあ」を利用するとなると利用者登録と事前予約が必要になります。登録と予約は専用アプリまたは電話で行うことができますが、自分は電話が苦手な現代っ子なのでアプリ一択です。詳しい登録方法は公式HPをみていただくとして、予約が可能なのは利用日の1週間前から1時間前、最終受付は利用日当日の17時30分までとなっています。ただ、これは茅野市内に限っての話です。のらざあは現在、茅野市エリアと原村エリアのふたつの自治体で運行されているのですが、原村エリアの場合、アプリでは乗車の当日予約ができず、また最終予約も16時20分までとなっています(電話で当日予約が可能かは未確認)。美濃戸口から一番近い「のらざあ」の固定停留所(「固定」についての説明は後述)がある三井の森(※八ヶ岳管理センター・美濃戸口から2.5km)は原村エリアなので、当日に予約を入れようとしてもできない可能性が高いです。土地勘のない人間がぶっつけ本番で乗降ポイントを指定して予約を入れるのは難しく、ハイシーズンの前後は予約が混み合っていることも考えられるので、やはり入山前の事前予約をオススメします。
登録も済んだら、実際に乗車予約を入れてみましょう。「のらざあ」には固定停留所と仮想停留所という二種類の停留所があります。固定停留所というのは利用者の多い公共施設や商業施設の前に、実際にバス停の表示がある場所のことです。仮想停留所というのは現地にバス停の表示はないけど、のらざあの乗降ができるポイントのことで、茅野市内に8000ヶ所もあるそうです。アプリの場合は、目的地の施設名を入力するか、地図上の停留所表示をタッチすることで乗り降りする場所を指定できます。注意しないといけないのは、茅野エリアと原村エリアはのらざあの運行系統が別になっており、エリアを跨いでの移動ができないということ。前述のように美濃戸口から一番近い固定停留所は三井の森ですが、ここは原村村内に当たり、茅野市内にあるJR茅野駅へは直接移動することができません。さらにややこしいことに、アプリの検索画面で「三井の森」と入力すると、「三井の森」と「三井の森蓼科管理センター」の二つの停留所が表示されます。素の「三井の森」の方は正確には「八ヶ岳管理センター」と続き、美濃戸口の最寄り(※)にあるのはこちらの停留所になります。
(※正確には「四季の森北」という停留所の方が近いのですが、こちらは(多分)仮想停留所なので、現地にバス停の表示がない(はず……見落としていたらゴメンナサイ)です。行きはともかく、帰りだけの利用なら、実際に停留所の表示のある三井の森から乗車の方が安心かと思います。まあ、三井の森にあるのも「のらざあ」のものではなく、前身の「セロリン号」のバス停だったりするんですが。この記事の中編にある画像がそれです)
先程、エリアを跨いでの移動はできないと書きましたが、実は一部に例外があり、原村エリアからでもエリア外のJR富士見駅(富士見町)へはアクセスすることが可能です。よって、茅野駅から美濃戸口行きのバスが出ていない平日、八ヶ岳の美濃戸口登山口へアクセスしたい場合は、前日までに乗車ポイントを富士見駅、降車ポイントを「三井の森(あるいは「四季の森北」)」で事前予約し、当日は駅前から「のらざあ」に乗車して目的地で降車。そこから登山口のある美濃戸口までの2.5km(徒歩だと30分から1時間程度でしょうか)を歩くというのが現実的なアクセス方法かと思います。料金は700円(変動の可能性あり)ということなので、余分な歩行距離を加味してもタクシーを利用するよりかなりお値打ちになります。
本当なら自分が実際に「のらざあ」を使った行程について具体例を挙げながら説明をしたかったのですが、当初の予定を遙かに越えた長文になってしまったので、この続きは次回「完結編」にて記載したいと思います。……本当に本当に次で終わるの?
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