御在所岳で鈴鹿デビュー

　おそらく年内では最後となる泊まりがけの旅行で、現在三重県に滞在しています。土曜の夜に最終の新幹線で掛川まで出向き、駅前のビジネスホテルに前泊。日曜は朝から御在所岳に登りました。名古屋駅で新幹線ホームから近鉄への乗り換えが上手くいったため、予定より30分早いバスに乗れたのは幸いでした。深田久彌や田中澄江には｢山頂付近は観光開発のため遊園地と化した｣とかなんとかボロクソに言われている御在所岳ですが、中道登山道から登り、裏道登山道で下ってみると、鈴鹿山脈を代表するというその名に恥じるところのない、味わい深い山行をすることができました。
　下山後には湯の山温泉のはずれにある片岡温泉アクアイグニスへ。オサレなネーミングと建物の外観に少々気後れしてしまいましたが、源泉かけ流しの気持ちのよいお湯につかることができました。油のような匂いがして、ちょっと地元の喜連川温泉に似ているような気がします。
　その後、近鉄四日市駅まで移動し、駅前のビジホにチェックイン。ホテルの近くの店で四日市名物のトンテキをいただきました。B級グルメの王道という感じでビールが進みました。白飯が売り切れだったのが残念でした。
　月曜は藤原岳に登るつもりで、火曜はあまり天気が良くなさそうなので、伊勢神宮を参拝しにいくつもりです。お伊勢参りが登山のオマケというのは、なにやらバチ当たりな気もしますが、これもハイカーの性(さが)ですから、致し方ないことですね。