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藤原岳は鈴鹿の山では貴重な駅から登山が可能な山。日本三百名山に花の百名山でもあります。花の多い時期には聖宝寺道から登り、歩きやすい大貝戸道で下るのが一般的なようですが、今回は晩秋もいいところなので素直に大貝戸道をピストンしました。
大貝戸道は奥多摩を彷彿とさせる単調な植林帯の登りが2時間くらい続き、さながら修行のようなコースですが、そんな単調な風景も無人の避難小屋である藤原山荘がある鞍部まで出れば一変します。草原状の斜面に露岩が点在するその風景は、山口県にある景勝地になぞらえて「中部の秋吉台」とも呼ばれています。秋吉台には昨年の秋に足を運んだばかりですが、その通称にうそ偽りはありません。風景の広大さはあちらに部がありますが、標高はこちらの方が三倍くらい高いです。
前日に歩いた御在所岳はロープウェイに乗れば誰でも訪れることができる場所でしたが、藤原岳のこの眺望を楽しめるのは汗を流して登ってきたハイカーの特権です。天候も最高で昨日はよく見えなかった滋賀県側の琵琶湖もバッチリでした。北東にひときわ白い山があるなと思ったら、それが白山とのことでした。展望台でラーメンを拵えて昼食休憩とし、その後は天狗岩まで往復して下山しました。
下山後、四日市で途中下車して満殿の湯というスーパー銭湯で汗を流してから、宿泊場所である松阪へ向かいます。予約していた駅チカの旅館にチェックイン。広縁から鯉が泳ぐ中庭の池が見える旅館の部屋で、女将さん自ら調理してくれる松阪牛のすき焼きや伊勢エビの活け作りに舌鼓を打ちました。
旅行はまだ1日ありますが、最終日はお伊勢参りの予定なので登山はこれで終わりです。わずかな時間ですが、鈴鹿の山の良さにドップリと浸かれました。
同じコースで行きたいです!
松坂の宿の名前などを、手数掛けますが、返信をお願いします。
ありがとうございます。
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