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万人に史跡に触れる機会を提供する上では、高く評価できるものである。
ただ、惜しむらくは、拝観ルートが限定されている。そのため、�＼亞世涼爾卜�てなくなっていること �∪亞世虜�回りを観察できないこと �Ｅ啓藺罅�天守曲輪に入れないこと �づ啓藏蔑愬慳未猟名痢峅峅杏漾廚鮓�学できないこと �ニ未糧�根伝いに残る出丸状の遺構に到達できないこと そのほかには城下町と城の関係を見にくいことなど、まことに残念な状態になっている。
�，砲弔い討蓮∪亞世侶梗个箍式未龍蔑悗箸隆愀犬鮓�れない。�△砲弔い討廊，糧紳个隆兒，�できない。井戸や排水施設の観察ができない等。山の上に総石垣の城が築かれている意義は、彦根城の主要部、伊予松山城の山上の部分、黒田六端城の鷹取城と全く同じである。その上時代的に差異が大きいが、神籠石・朝鮮式山城とも原理が通じるものと私は思っている。��については両翼の縄張りが観察できない。初期天守の防御の役割が考察できない。�い猟名痢峅峅杏漾廚蓮�肥前名護屋城の「遊撃丸」と全く同じ発想の施設である。城の防御正面がどこであるか、この曲輪の存在が教えてくれる。本丸背面に置かれ、本丸との連絡が悪く、独立性が高い曲輪である。豊臣政権下での整備が疑われる。隣の尾根に登り石垣の遺構が発見されたことも関係が深く、文禄・慶長の役前後の時代、防御戦闘の発想がどうだったか考えさせられる重要な部分であり、保存整備が済み次第、ぜひとも一般公開してほしい。�イ砲弔い討蓮∨楙覦茲箸弔覆�る尾根の上に一条の掘切りも発見できず、石垣の整備がされていないことから、出丸に見えながらたいして重要視されていないところである。見捨てられた前時代の山城遺構と考えたくなる。織豊政権以前の姿を想像させてくれる場所だと思う。
保存整備の費用を捻出するのに、城の拝観料をとることは賛成する。地元兵庫県の観光資源として、就労機会を生み、各種サービス産業を潤す経済効果も大いに肯定したい。歴史遺産に国民が触れる機会は絶やさずにいたいものである。
しかしながら、城を見学する上で、自分の責任の範囲内での自由度を奪われた状態では、魅力は半分以下に、後学の肥やしは三分の一以下になる。観光バスが陸続として絶えず、城跡にほろ酔い状態の不心得者が増えるのは見るに堪えない。
「観光」の語源は君主が領地の治まり具合を自ら見て歩くことにあるのだとか。我々平民の物見遊山とは違う意味だそうだ。せめて日本の民である上は程度に関わらず好学と謙虚の態度を忘れずに史跡に向かいたいと存ずる。城見物は太平の世なればこそ許される幸運なのだ。
美しい写真のおかげで竹田城はそんなに混雑しているのですか。西日本は遠いので行ったことがないのですが。過渡的な措置だと良いですね。百名山の受難に近いものがあります。
カンボジアのボロブドゥール遺跡を観光した際、人は多いけれど、崩壊しそうな石門の脇にさえ近づき放題で、幅の狭い石段の建物も登り放題でした（結構怖いです）。ほとんどの人は歩みを止めずに先に行ってしまいますが、その石段を登って楼閣の脇に腰がはまるちょうど良い場を見つけ、そこに座って半日ジャングルを見下ろして座っておりました。管理されていないありがたさを感じていました。
最後の一文は全く身にしみますよ。好学の視線なく見ても大して面白くないから、そう長く混雑と規制は続かないと思いたいですね。
yoneyamaさん ボロブドゥールで半日の憩いとはうらやましいです。実は、賑わっていない城ほど自由度が高いんです。柵なしで石垣を楽しめる城が今後減っていくかもしれません。百名山の受難、ですか。登山者として、山の自由度と山らしさが損なわれるのを見るのが辛いように、城好きにとって城跡が変わってしまうのはまことにつらいです。
jinzaemonさん、こんにちは。
竹田城跡の惨状（あえて惨状とくますが。）
については、おっしゃる通りだと思います。
城跡巡りマニアならずとも、残念に感じる
人は多いのではないでしょうか。
ただ、他の山城に比しても、規模が大きく、
かつ自由度が高すぎるくらい、
高かった竹田城跡ですから、健さんの映画
以来のあの観光客の押しかけぶりから、
考えると、当面は仕方ないことかと思います。
考えてみると、城跡巡りって
我々のように、極一部の好きものが
それぞれのスタイルで回っているので、
整備する側も、予算の関係もあって、
どう整備していけばいいか、
分からなかったのではないかと
思えないでもないです。
やはりお城は、城下町から歩いて登れ。
という基本に立ち返って、整備を進めて
いただきたいものです。
s-katayamaさん こんばんは
城は城下町から歩いて登れ。大事なことですね。城下、総構えの形跡などを見てから、大手筋から入って、城内、最後に搦手の順番で時間をかけて見たいものです。まっすぐ天守目指してはアンパンのあんこだけ舐めるに等しい。
整備は保存を念頭に、できるだけ自由度を損なわず、門外漢や初見さんにもわかりやすく親しみやすい解説を展示して、とお願い申し上げたいです。
一方で、軍事や歴史だけにこだわらずに見ても良いと思います。単に眺めが良いとか気分が良いという理由でも、ワンちゃんのお散歩コース、遠足スポット、デートスポットでも良いんです。俗悪でなければ城マニアは納得いたしますので。
人工物は、捨てられて人の手を離れてから、具体的な役割から自由になって、その形が持つ魅力に帰るのだと本で読んだことがあります。遺跡は予備知識なしで見る時が最もロマンチックだとも思っています。
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