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長野市立博物館の分館ということですが、展示内容は豊富でかなり濃く、手の届くところに標本がごろりと展示されているあたり、個性的で非常に楽しめます。入館料たったの200円。学問の目的は金じゃない、博物館はレジャー施設じゃない、がっつりした味わいです。
入り口にミンククジラの骨格標本、廊下に転がるゾウの大腿骨、戸棚に立てかけてあるキリンの脚、一歩ごとに引っかかってなかなか前に進めないのが面白い。クジラにかじりついていると館長らしきTNBさんが声を掛けてきたり(許可を得ていないので実名を出しません)、質問に対してはKGAさんが答えに出てきてくれてアットホームな温もり。
開館と同時に入って、ヒルメシ抜きで14時まで見続けた。シンシュウセミクジラの化石の前で考え込んでいると、またKGAさんが助け舟を出してくれた。質問に対して即答は無いまでも、「なるほど」と一言いって、書庫から本を持ってきてくれて説明してくれる、シロウトをバカにしない態度がすごいなと感じた。見た目はゴツイけれどもいい人ですKGAさん。
失礼ですが穴場スポットと呼ばせてください。穴場なので、残念ながら、公共の交通機関では行きにくい場所に有ります。(長野県長野市戸隠栃原3400 電話番号026-252-2228) アプローチには自家用車が一番です。駐車場は校庭、無料。情報を提供していただいた信濃の衆に感謝いたします。
jimzaemonさん、こんにちわ。
2枚目はヤベオオツノジカでしょうか。
立派な角ですね。
こんな山奥の小さな博物館に遠方よりの来訪者で
クジラさんもさぞかし嬉しいことでしょうね。
山奥で人を待つ、クジラの人生もいろいろです。海から陸上に帰る、進化の元をたどって、今は小学生の目に触れる。海千山千?
二枚目はヤベオオツノシカ、正解です。四賀化石館とはまた違う発見がありました。
生の骨格やホルマリン入りの軟組織を見て、少し考え直すところが有りましたので、また日記に書こうかと思います。
自家用車と言われるとつい地図を見て計算してしまいます。善光寺から徒歩4時間ですねえ!あるきは、行きは良い酔いだけど、帰りはしんどい。でもシガラミ小学校の名前、たしか記憶にありますよ。いつか虫倉山や荒倉山のぼる折に訪ねたいです。
どうもです。
膝の半月板を痛めてから、長距離歩行を避けるようになりました。もっぱらジムニー頼りです。以前は歩兵だったんですが、今は機動歩兵になりました。
不便な城を片道何時間も歩いて肉迫するのは昔の話。
地方のちょいとした山を訪ねるには、コスト良いです。
yoneさんの夜間行軍、現代では考えられない行事ですね
しがらみ小学校は私にとっては馴染みの名前ですが、
百人一首に
山川に 風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
という句があります。
風で散った紅葉の葉っぱが山の中の川にたまって柵の様になっている、
という山奥の秋の風景が目に浮かびますね。
この柵小の辺りも紅葉の美しい山里なのでしょう。
雅な和歌です。昔の山里には、歌に詠める風情があったのでしょう。
里の入り口の独立した丘に、鬼の塚と呼ばれる史跡がありました。私の目には小規模な城に見えまして、柵は城の際に建てられているところを想像してしまいます。雅でなくてスンマセン
鬼女の伝説も地元にとっては貴女だったそうです。都の知識を里に広める貴人で薬草の技術もあったんだとか。
柵小学校のある斜面は日当たりの良さそうな山里でした。紅葉も良く染まりそうです。
そういえば貴女の名前、紅葉でした
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