四駆の仁義

2022年02月13日 19:02つぶやき全体に公開

栃木県の某所の林道をジムニーで走行中に、雪でスタックしたダイハツの軽自動車を見つけて救出した。後から来たTUNDRAの運転手さんから牽引用バンドを二本お借りして、ダイハツ車を引っ張り上げた。雪が溶けている平坦地まで20ｍくらいだったと思う。無事に下山するところまで見届けた。最近、パンク車両を助けたり、お節介ばかり焼いている。

ジムニーには購入当初から、ワイヤーやシャックルの類を積んであった。写真②。

台付けワイヤー、シャックル、セットハンマー、ラチェット、プライヤー、ワイヤーカッター。写っている物の他にもスコップ2種類やバールなど。youtubeに自慢げに投稿された救出劇動画に完全に毒されている。

作業が終わって感じた事
①ワイヤーを扱うときは革手など手袋を着用していないと、ササクレで簡単に手を切る。
②救助される側の自動車に、牽引具を付ける適切なフックなどが無い場合に備えて、ナイロンバンドやロープが必要。
③牽引前に最低限の除雪をするべき。これはTUNDRAの運転手さんがやってくれて、ようやくに気が付いた。
④意外にも牽引する車両はオートマチック車が向いているのではないか？トルクをゆっくりかける際、クラッチ操作が難しい。
などなど。

牽引後のジムニーから、焦げたような匂いがした。まさにお節介の焼き過ぎか。負荷がかかり過ぎた証拠だ。もともと軽自動車であるジムニーにスーパーマンみたいな能力を求めるのは間違いかもしれない。愛犬家(愛ジムニー)として過ぎたことをしてしまった。よく映画で聞くセリフ「ヒーロー気取りはやめな。」「ダーティーハリーになるなよ」

でも、これがジムニーシエラ(1500ccエンジンの普通車仕様)で上手に救出作業ができたら「ザクとは違うのだよザクとは！」なんて気持ちになるんだろうな。ダイハツ車の運転手さんから、これで何か飲んでくれと渡された謝礼の現金は、帰りがけに新田郷の生品神社に奉納した。願うことはいつもと変わらず。

2021-12-12 しぞーか

2022-04-09 セルゲイ、故郷に帰る。

お気に入りした人

人

拍手で応援

拍手した人

拍手

訪問者数：456人