塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳(大倉ピストン)


- GPS
- 11:03
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,227m
- 下り
- 2,229m
コースタイム
8:00花立小屋(5分休憩)
8:30塔ノ岳(5分休憩)
9:25丹沢山(30分休憩)
10:00丹沢山出発
11:25蛭ヶ岳(50分休憩)
12:15蛭ヶ岳出発
13:30丹沢山(30分休憩)
14:00丹沢山出発
15:20花立小屋
17:30大倉山駐車場
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
塔ノ岳から丹沢山へ向かうスタート地点の斜面に アイスバーン多発地帯あり。 木の階段も埋もれていて足場無くツルツル。 先週のヤマレコの写真で雪をかぶっていた鬼ヶ岩のところは すっかり雪がなくなって安全に。 塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳の間は、午後ぬかるみ地帯がたくさん。 ドロドロになりました。 |
写真
感想
地震で延期にしていた山登りを再開。
といってもやっと2回目。
登山者は少なかったです。
山小屋の方も「地震以降、ほんとうに人が来ない。
このままだとそのうち一回閉めなきゃなんなくなる・・・」と
おっしゃっていました。
「登山は単なる遊びじゃなくて、
慰霊の意味でやる場合もあるから、自粛だけじゃなくて
登ってくれる人がいたら嬉しい」と・・・
さて、前情報なくペース配分もなくやみくもに登ってしまった
前回初登山の雲取山でしたが、
今回は、25000分の1地図の見方を勉強し、
「このへんが急な登りだな」とか
地図で下調べして心の準備をして臨んでみました。
が・・・
ちょっとコースが長すぎたかも。
時間が気になって蛭ヶ岳までとにかく必死こいて
登りました。山頂はガスで何にも見えないしとにかく先へ、と。
そして鬼ヶ岩を無事越えたあたりで集中が切れて右膝を負傷・・・
思わず「えーっ!」と声に出して言っちゃいました。
(誰もいなかったから)
蛭ヶ岳についた時には激痛。
この足であのすごい距離を帰るの?とブルーに。
雲取山の時は左足首が靴にあたって腫れて、
それだけでも下山の時ちょっと辛かったのに。
今回はその比じゃない・・・
とりあえず蛭ヶ岳山荘で休ませてもらって、
おじさんと談笑しながらも
ビニール袋に山頂の雪をつめてアイシング。
そして持ってきた湿布を貼ってみる。
帰りはまさに地獄でした・・・
痛くて右足を全く曲げられないので、
ながーい下山ルートを、
小さな子が階段を下りるみたいに、
のばしたままの右足を一歩おろしては左足でついていく・・・という
気の遠くなるような方法で歩くことに。
「あの花立小屋の下のものすごいエンドレス階段と
岩ゴロゴロの急こう配をこれでおりるの〜??」と愕然。
無理してごめんよ・・・と心の中で右足に謝りつつ
ひたすら歩き続けました。
孤独に牛歩(?)で下山していると、
鹿さんがトテトテと後ろをついてきます。
ん?と振り返ると、ちょろっと木に隠れる鹿さん。
そしてまた歩き始めるとトテトテトテ、と。
これを繰り返していると可笑しくなってきて
元気がでました。
鹿さんありがとう。
とにかくがんばって下りるしかないんだよね、と。
最後に大倉の駐車場についた時は、
「無事帰れた!」と泣きそうになりました。
長かった〜・・・(涙)
このコースの距離を日帰りは、自分の今の足の力では
ほぼ限界だったのだな、とわかりました。
悲惨な復路になりましたが、
反省含め、良い経験になりました。
次の山登り計画にいかさねば・・・
あんなに痛い思いをしたのにもうまた登りたくなる。
山って不思議なところだなあ。
次はゆっくり大菩薩峠を登ろうかな・・・
nyankumaさん、
蛭ヶ岳までお疲れ様でした。
って、2回目でこのルートですか!
しかも塔ノ岳まで早っ!
凄すぎです
塔ノ岳と丹沢山の北斜面は相当凍結してますよね。
怪我した足では大変でしたね。
早く完治すると良いです
nyankumaさん
お疲れ様でした
もう大倉から蛭を歩いちゃいましたか・・・
すごいですね
しかも今回足を負傷された地点からの帰路を想像すると、本当に大変だったのではないでしょうか
それでも「もう次」って考えられてるので、かなりのツワモノですね
膝の痛みとかってクセになるかも知れないので、気をつけながら楽しんで下さい
帰りのこと考えなかった訳ではないと思いますが...。
このコースは、山小屋も途中途中にあるので、
泊まれるし、行ける所まで行こうということだったのでしょう。
にゃんくまさんの根性には頭が下がります。
命あっての楽しい登山です。
勇気を持って引き返すことも重要ですよ。
また行こうと思えば、いつでも行ける訳ですから。
でも無事帰還されたので本当に良かったですネ。
ベビーチョコの入れ物に鹿ふん甘納豆は非常にリアルでウケマシタ。
写真と文章の流れのオチとしては、最高でしたよ。
この日、丹沢山山頂でお会いしましたね。
あの時間で山頂におられたので結構歩かれている人だと
思っていました。
まさか二回目の登山とは…。
しかも蛭ヶ岳ピストンとはすごいです
脚の傷みに耐えながらの下山は大変だったでしょう。
素晴らしい根性ですね
私は寒かったんで早々下山しました
kankotoさん
コメントありがとうございます!
丹沢によくいかれるのですか?
本当に北側の凍結はこわかったです。
4月とはいえ、お山の上は別事情なのですね・・・
これも勉強になりました。
蛭ヶ岳小屋のおじさんに、
「大倉より、反対側から蛭めざして来る方が、
自然のままのどかな森が多くていいよ〜」と
すすめられました。
もう少しあったかくなったら、緑満喫ルートで
また行ってみたいと思います。
utunduさん
ありがとうございます。
膝、がんばって治します。
つらい下山中ずっと「これがクセになったら
高いお山に登れなくなっちゃうのでは?」と不安でした。
しかも帰りの東名で玉突き炎上事故があり、
大渋滞が!
長時間の半クラッチで「足がしぬ〜」と絶叫でした。
今は毎日の徒歩通勤トレーニングをお休みして、
“湿布”と“温泉の素”で大事にして
経過を観察中です。
shinshinさん
ありがとうございます。
ほんとうに、よく考えたら引き返す、という選択も
あったんですよね。
母にも同じことを言われました。
「おかあさんも昔、剱岳の山頂をほんの目の前にしながら、
ものすごい霧で泣く泣く下山したんやで。
命あってのモノダネやし」と。
「えっ?剱岳!?お母さんも山登りしてたん!?
初耳やけど??」
と、びっくりして話題は別のほうへ行きましたが(笑)
知られざる事実。
この年になって突然山好きが発症したのは、
遺伝なのか?と思いました。
不思議です。
xiao-liさん
コメントありがとうございます!
お二人でいらっしゃっていた、
ご挨拶させていただいた方でしょうか?
お山で会った方にヤマレコで再会できるって
なんか嬉しいです。
今回は、距離的に日帰り達成できるか
自信がなかったので、早起きしてがんばってみました。
ほんとうに寒かったですね!
蛭ヶ岳近くでは雪がひらひら降ってきて、
足が痛い上に手先がどんどん冷えてきて
「遭難」の二文字が頭をよぎり、
ひえ〜っ!と、さらに先を急ぎました。
風邪をひいてしまい、ヤマレコ見ると山に
行きたくなるので敬遠していました。
復帰したので、開いたらnyankumaさんからコメントが
遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
さてさて、登山2回目で蛭まで行きましたか。
ブッチャケ、ムチャクチャしますね
というか、復路はともかく、往路のタイム、とても
2回目の方とは思えないんですけど、マラソンか何か
されてますか?
今回は天候がいまいちだったようなので、天気のいい日に
是非リベンジして下さい!
※足、お大事にして下さいね。
adamさん
コースのイメトレができたお礼を・・・とコメントを
いれさせていただいたところ、
お返事いただき恐縮です
スポーツは今まであまりやったことがないです(笑)
身体を鍛えてみよう〜、と思って徒歩通勤を始め、
山登りに挑戦してみました
それがこんなに楽しいとは・・・
梅雨になる前に、お天気の蛭ヶ岳コースを
ぜひ再チャレンジしたいです。
ありがとうございました!
nyankumaさんこんばんは。
私のページのほうへの拍手、ありがとうございました。
それをきっかけに、記録を見に来ました。
そして、見てみて衝撃!!
ものすごい健脚ですね。
前の記録の奥多摩もすごい。
アイスバーンであの到達時間!!!
いずれにせよ、足が強くて体力があるというのは、行動範囲が広がっていいですよね。
できるだけ日帰りで行ける所まで行ってしまうというのが私の登山パターンなので、行動に共感できます。
が、自分は最近、どうもペースが落ちてきているのが悩みなので、うらやましい限り。
ケガの調子はどうですか?
調子が戻りましたら、ロングコースへの挑戦、楽しみにしています。
また、記録見に来ますね〜。
nyankumaさん始めまして
yutaroと申します。
なによりご無事で下山出来てよかったですね。
今回はさすがのロングハイクコースでしたね。
その後足の具合はどうですか?
今回の経験は自身においては大きなものだったと思いますよ。今後辛い山行になってもきっと乗り越えられるでしょう。これからも安全登山で・・・
yutaroさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
ほんとうに蛭ヶ岳は良い経験になりました。
足の調子を見ながら登らねばですね
山に入るとものすごくテンションがあがり、
どんどん歩いてしまった結果の負傷でした
yutaroさんは、冬の八ヶ岳を単独日帰りで
いってらっしゃるんですね!
あの山は私の憧れです。
冬季はまだ難しそうですが、
今年の夏に挑戦してみたいと思ってます!
また山行記録のぞかせてください
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