また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1045802
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳〜大天井岳〜燕岳

2017年01月07日(土) 〜 2017年01月10日(火)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
31:53
距離
41.7km
登り
3,475m
下り
3,499m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:16
休憩
0:07
合計
7:23
7:26
181
須砂渡ゲート
10:27
10:34
255
14:49
2207手前
2日目
山行
4:20
休憩
0:49
合計
5:09
5:20
155
2207手前
7:55
8:07
57
9:04
9:41
48
10:29
3日目
山行
10:04
休憩
0:43
合計
10:47
5:42
125
7:47
7:56
101
9:37
9:39
75
10:54
11:07
17
11:24
11:25
39
15:26
15:27
47
16:14
16:22
7
16:29
蛙岩北
4日目
山行
8:16
休憩
0:16
合計
8:32
6:20
114
蛙岩北
8:14
8:14
37
8:51
8:51
89
10:20
10:30
15
10:45
10:45
15
11:00
11:06
35
11:41
11:41
191
14:52
宮城ゲート
天候 1/7 晴れ
1/8 曇り後雪
1/9 晴れ後風雪
1/10 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
宮城ゲートから須砂渡ゲートまで自転車
コース状況/
危険箇所等
三股〜2207 雪無し〜踝ぐらい ツボ足
2207〜常念小屋 雪少ない アイゼン
常念小屋〜森林限界 脛〜膝 ワカン
森林限界〜大天井岳 クラストした雪に新雪が10cmから30cmぐらい アイゼン
大天井岳北側の尾根 岩稜帯に新雪が20cmぐらい積もった状態 アイゼン
切通岩〜蛙岩 夏道がほぼ露出〜吹溜り股下まで、30cmぐらいが多い アイゼン/ワカン
蛙岩〜燕岳 クラストして安定 アイゼン
燕山荘〜中房温泉 トレースの上に20cmぐらい アイゼン/ツボ足
その他周辺情報 安曇野しゃくなげの湯 外来者は700円
須砂渡ゲートと宮城ゲートのちょうど中間辺りにある。
となりに物産店もあって、地元のりんごや野菜などが販売されていた。
1日め、須砂渡ゲートを出発
雪が少ない
2017年01月07日 07:34撮影 by  X013D, ASUS
1
1/7 7:34
1日め、須砂渡ゲートを出発
雪が少ない
林道、夏道を地味に上る
常念岳が近くなる
2017年01月07日 14:31撮影 by  X013D, ASUS
1
1/7 14:31
林道、夏道を地味に上る
常念岳が近くなる
2207の少し手前
適地があったので、今日はここまで
2017年01月07日 14:51撮影 by  X013D, ASUS
2
1/7 14:51
2207の少し手前
適地があったので、今日はここまで
2日め。
安曇野の向こう側が明るくなる
2017年01月08日 06:12撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/8 6:12
2日め。
安曇野の向こう側が明るくなる
森林限界を超えた。
前常念岳を目指す
2017年01月08日 06:13撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/8 6:13
森林限界を超えた。
前常念岳を目指す
蝶が岳
2017年01月08日 06:14撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 6:14
蝶が岳
八ヶ岳、富士山、南アルプスが見える
2017年01月08日 07:01撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 7:01
八ヶ岳、富士山、南アルプスが見える
吊尾根が見えてきた
2017年01月08日 07:02撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/8 7:02
吊尾根が見えてきた
雪が少ない
2017年01月08日 07:13撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/8 7:13
雪が少ない
石室の前
2017年01月08日 07:49撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 7:49
石室の前
2017年01月08日 07:49撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 7:49
常念小屋から横通岳、大天井岳
夏道が見える
2017年01月08日 08:29撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/8 8:29
常念小屋から横通岳、大天井岳
夏道が見える
東尾根
2017年01月08日 08:31撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 8:31
東尾根
横通岳の東尾根
2017年01月08日 08:31撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/8 8:31
横通岳の東尾根
常念岳着いた
曇ってはいるが、視界は良い
2017年01月08日 09:00撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/8 9:00
常念岳着いた
曇ってはいるが、視界は良い
前常念岳と安曇野
2017年01月08日 08:58撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 8:58
前常念岳と安曇野
前穂から槍の稜線
2017年01月08日 08:59撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/8 8:59
前穂から槍の稜線
大天井岳、その向こうは立山?
2017年01月08日 08:57撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/8 8:57
大天井岳、その向こうは立山?
自撮りうまくいかず、3回目
2017年01月08日 08:56撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
5
1/8 8:56
自撮りうまくいかず、3回目
今日は常念小屋までの予定なので、のんびりコーヒーをいれる
2017年01月08日 09:26撮影 by  X013D, ASUS
1
1/8 9:26
今日は常念小屋までの予定なので、のんびりコーヒーをいれる
夏道を下りて、常念小屋
今日は南岸低気圧の影響で昼過ぎから30cm予想の積雪
時間が早いが、今日はここまで
2017年01月08日 10:14撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 10:14
夏道を下りて、常念小屋
今日は南岸低気圧の影響で昼過ぎから30cm予想の積雪
時間が早いが、今日はここまで
向かって左側が冬季小屋
窓が出入り口
お世話になります
2017年01月08日 10:33撮影 by  X013D, ASUS
2
1/8 10:33
向かって左側が冬季小屋
窓が出入り口
お世話になります
docomoのリピーターかな
指向性が常念山脈の南北になっている
2017年01月08日 10:48撮影 by  X013D, ASUS
1
1/8 10:48
docomoのリピーターかな
指向性が常念山脈の南北になっている
暇なので、早速昼寝(笑
2017年01月08日 10:49撮影 by  X013D, ASUS
1
1/8 10:49
暇なので、早速昼寝(笑
目が覚めると外は雪が積もっている
2017年01月08日 15:11撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/8 15:11
目が覚めると外は雪が積もっている
3日め
深いところだと膝上ぐらい
わかんでスタートする
2017年01月09日 06:03撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/9 6:03
3日め
深いところだと膝上ぐらい
わかんでスタートする
振り返って常念岳
昨日は岩がごろごろしていたのに今日は真っ白
2017年01月09日 06:04撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/9 6:04
振り返って常念岳
昨日は岩がごろごろしていたのに今日は真っ白
いい天気
2017年01月09日 06:52撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
7
1/9 6:52
いい天気
2017年01月09日 06:53撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
8
1/9 6:53
2017年01月09日 06:54撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
9
1/9 6:54
前穂北尾根〜奥穂〜北穂
かっこいい
2017年01月09日 06:54撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
14
1/9 6:54
前穂北尾根〜奥穂〜北穂
かっこいい
安曇野は雲の下
2017年01月09日 06:55撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
9
1/9 6:55
安曇野は雲の下
2017年01月09日 06:57撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/9 6:57
時々強風に煽られる
2017年01月09日 07:01撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
15
1/9 7:01
時々強風に煽られる
横通岳の東尾根
ここも歩けそう
2017年01月09日 07:33撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
8
1/9 7:33
横通岳の東尾根
ここも歩けそう
東大天井岳
2017年01月09日 07:33撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
7
1/9 7:33
東大天井岳
左は大キレットかな
2017年01月09日 07:34撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/9 7:34
左は大キレットかな
2017年01月09日 07:35撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/9 7:35
燕岳かな
2017年01月09日 07:36撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/9 7:36
燕岳かな
東大天井岳へ
アイゼンが効く
2017年01月09日 09:12撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
8
1/9 9:12
東大天井岳へ
アイゼンが効く
ここ滑ったら気持ちよさそう
2017年01月09日 09:12撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/9 9:12
ここ滑ったら気持ちよさそう
東大天井岳についた
2017年01月09日 09:23撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
6
1/9 9:23
東大天井岳についた
大天井岳
2017年01月09日 09:23撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
11
1/9 9:23
大天井岳
振り返る
2017年01月09日 09:24撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/9 9:24
振り返る
昨日辿った常念岳
2017年01月09日 09:24撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
5
1/9 9:24
昨日辿った常念岳
2017年01月09日 09:35撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
10
1/9 9:35
2017年01月09日 09:35撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/9 9:35
自分だけのトレース(笑
2017年01月09日 09:36撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
12
1/9 9:36
自分だけのトレース(笑
2017年01月09日 09:36撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/9 9:36
2017年01月09日 10:07撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
6
1/9 10:07
何度も撮ってしまう。。
2017年01月09日 10:07撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
6
1/9 10:07
何度も撮ってしまう。。
2017年01月09日 10:08撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/9 10:08
大天荘到着
2017年01月09日 10:49撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/9 10:49
大天荘到着
左が冬季小屋
2017年01月09日 10:54撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 10:54
左が冬季小屋
中を見ると快適そう
燕山荘まで4時間ぐらいかと見積もって出発してみたが。。
2017年01月09日 10:58撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 10:58
中を見ると快適そう
燕山荘まで4時間ぐらいかと見積もって出発してみたが。。
大天井岳
2017年01月09日 11:20撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 11:20
大天井岳
2017年01月09日 11:20撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 11:20
2017年01月09日 11:21撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 11:21
肉眼では燕山荘が近くに見えるが。。
2017年01月09日 11:20撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 11:20
肉眼では燕山荘が近くに見えるが。。
大天井岳の稜線を下る 今回のルートの核心部
新雪で雪が安定せず、岩も見えないのでとても下りにくい
バックステップを多用する
2017年01月09日 11:37撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 11:37
大天井岳の稜線を下る 今回のルートの核心部
新雪で雪が安定せず、岩も見えないのでとても下りにくい
バックステップを多用する
慎重に岩稜帯を下りる
時間が過ぎていく。。
2017年01月09日 12:13撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 12:13
慎重に岩稜帯を下りる
時間が過ぎていく。。
切通岩への上り返し
太いチェーンが出ていた
2017年01月09日 12:21撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 12:21
切通岩への上り返し
太いチェーンが出ていた
大天井岳を振り返る
2017年01月09日 12:24撮影 by  X013D, ASUS
1
1/9 12:24
大天井岳を振り返る
雪が風で飛ばされ、夏道が露出しているイメージだったのだが、実際は吹き溜まり有、夏道不明個所有でなかなか進まない。
2017年01月09日 12:43撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/9 12:43
雪が風で飛ばされ、夏道が露出しているイメージだったのだが、実際は吹き溜まり有、夏道不明個所有でなかなか進まない。
2017年01月09日 12:43撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/9 12:43
2017年01月09日 13:07撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/9 13:07
こんな快適な道を期待していたのだが、長くは続かない。。
2017年01月09日 13:07撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/9 13:07
こんな快適な道を期待していたのだが、長くは続かない。。
無雪期には気にもしなかったが、稜線を辿ると岩がたくさん出てくる
体力の低下もあり日没も近いので燕山荘冬季小屋を諦め、蛙岩先の窪地ででテントを出す
2017年01月09日 14:05撮影 by  X013D, ASUS
2
1/9 14:05
無雪期には気にもしなかったが、稜線を辿ると岩がたくさん出てくる
体力の低下もあり日没も近いので燕山荘冬季小屋を諦め、蛙岩先の窪地ででテントを出す
4日め
昨夜は風雪で荒れていたが、良く眠れた。
夜一度雪掻きをするが朝にはまた雪で圧迫されて室内が小さくなっていた。
2017年01月10日 06:12撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/10 6:12
4日め
昨夜は風雪で荒れていたが、良く眠れた。
夜一度雪掻きをするが朝にはまた雪で圧迫されて室内が小さくなっていた。
ヤマテンでは疑似晴天と記載していた。
予想天気図で、日本海側にもモヤっとした低気圧があって、つかの間の冬型緩和状態。チャンス!
2017年01月10日 06:18撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/10 6:18
ヤマテンでは疑似晴天と記載していた。
予想天気図で、日本海側にもモヤっとした低気圧があって、つかの間の冬型緩和状態。チャンス!
昨日よりまた積雪を増した
2017年01月10日 06:20撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/10 6:20
昨日よりまた積雪を増した
気温が低下したためか、雪が締まって歩き易い
2017年01月10日 06:20撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
1
1/10 6:20
気温が低下したためか、雪が締まって歩き易い
厳冬期の朝(笑
2017年01月10日 06:21撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
7
1/10 6:21
厳冬期の朝(笑
あそこ歩いてきた
2017年01月10日 06:22撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
5
1/10 6:22
あそこ歩いてきた
2017年01月10日 06:23撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/10 6:23
富士山もはっきり見える
2017年01月10日 06:24撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
5
1/10 6:24
富士山もはっきり見える
2017年01月10日 06:27撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
2
1/10 6:27
2017年01月10日 06:28撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/10 6:28
きた!
2017年01月10日 06:44撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
6
1/10 6:44
きた!
燕山荘まであと少し
2017年01月10日 06:45撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
20
1/10 6:45
燕山荘まであと少し
2017年01月10日 06:46撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
6
1/10 6:46
2017年01月10日 06:47撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
14
1/10 6:47
2017年01月10日 06:57撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
7
1/10 6:57
2017年01月10日 06:59撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/10 6:59
振り返る
2017年01月10日 07:19撮影 by  X013D, ASUS
2
1/10 7:19
振り返る
2017年01月10日 07:19撮影 by  X013D, ASUS
1
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2017年01月10日 07:20撮影 by  X013D, ASUS
1
1/10 7:20
空身で燕岳に
2017年01月10日 07:58撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
1/10 7:58
空身で燕岳に
2017年01月10日 08:02撮影 by  X013D, ASUS
1
1/10 8:02
2017年01月10日 08:02撮影 by  X013D, ASUS
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2017年01月10日 08:02撮影 by  X013D, ASUS
1/10 8:02
2017年01月10日 08:03撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
4
1/10 8:03
2017年01月10日 08:04撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
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2017年01月10日 08:04撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
3
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2017年01月10日 08:05撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
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2017年01月10日 08:05撮影 by  SIGMA DP1S, SIGMA
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2017年01月10日 08:15撮影 by  X013D, ASUS
2
1/10 8:15
2017年01月10日 08:15撮影 by  X013D, ASUS
1
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燕山荘の玄関が半開きになっていたので中を覗いてみたら、小屋の方が小屋締の準備をしていた。
2017年01月10日 08:51撮影 by  X013D, ASUS
1
1/10 8:51
燕山荘の玄関が半開きになっていたので中を覗いてみたら、小屋の方が小屋締の準備をしていた。
2017年01月10日 08:51撮影 by  X013D, ASUS
3
1/10 8:51
2017年01月10日 08:51撮影 by  X013D, ASUS
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合戦尾根を下る
2017年01月10日 09:12撮影 by  X013D, ASUS
1
1/10 9:12
合戦尾根を下る
2017年01月10日 09:12撮影 by  X013D, ASUS
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1/10 9:12
2017年01月10日 09:12撮影 by  X013D, ASUS
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1/10 9:12
もう、ガスが出てきた。さっきまであんあに晴れていたのに。
稜線の天気の切り替わりはあっという間だ。
これから東の低気圧が発達して、大荒れの冬型に突入か。
2017年01月10日 09:31撮影 by  X013D, ASUS
1
1/10 9:31
もう、ガスが出てきた。さっきまであんあに晴れていたのに。
稜線の天気の切り替わりはあっという間だ。
これから東の低気圧が発達して、大荒れの冬型に突入か。
流石は人気ルート。トレースばっちりでさっさか下りる
2017年01月10日 10:21撮影 by  X013D, ASUS
1
1/10 10:21
流石は人気ルート。トレースばっちりでさっさか下りる
途中、何度もザックを投げ出しながら、長い林道を歩く。
2017年01月10日 14:50撮影 by  X013D, ASUS
2
1/10 14:50
途中、何度もザックを投げ出しながら、長い林道を歩く。

感想

今年も連休を確保しておいた。が、天気が良くない。2日めに南岸を低気圧が通過する。半分諦めかけるも毎日ヤマテンの予想天気図を更新し続ける。。
すると、低気圧は南に逸れ、南アより日本海寄りの方が良さそう。低気圧が東に抜けると通常は冬型となって日本海側が大荒れになるのだが今回は日本海にモヤっとした低気圧が発生して一時的に冬型を緩和してくれる気配。これは行けるかも、と慌ただしく荷を纏める。初日のみ確定で晴れなので、一気に稜線に上がれ、2日めは早々に小屋に逃げ込む。低気圧通過後10日ぐらいまでは気圧が緩みそうなので遅くともそれまでに合戦尾根に到達すれば大丈夫だろう、という作戦に。

1/7
yamamusumeさんが公開してくれた常念岳の写真を見ると、とても雪が少ない。樹林帯は殆ど積雪が無さそうなので夏道が歩き易いだろうと見当。実際普通に歩けたのだが荷が重く高度が上がらない。が、最初から2200辺りまでと決めていたのでのんびり歩く。寧ろ疲れを翌日に残さないようにしたい。だいたい冬山縦走は3日目ぐらいにようやく調子が出てくるのだ。
2207手前に、安曇野が見渡せる小さな丘があった。気に入ったのでテントを出してウトウト昼寝をする。

1/8
今日は午後から低気圧接近だ。できれば昼前に常念小屋に逃げ込みたい。4時ぐらいに起きてヘッデンスタート。森林限界超えても雪少なく、ほぼ夏道を辿る。石室を過ぎて暫くすると、向こうから3人パーティー。早い。もう、山頂行って来たのか。東尾根に定着しているとの事。雪無くて大変だっただろうなぁ。
9時過ぎに常念岳到着。曇ってはいるが視界はあるので良かった。順調なのでお湯を沸かしてコーヒーを入れる。ほぼ岩だらけの夏道を下りて常念小屋。未だ10:30だが無理をせず予定通り冬季小屋のお世話になる。暇なので昼寝。15時頃目が覚めて外に出ると雪が降り積っていた。

1/9
今日はできれば燕山荘まで行きたい。予想通り晴れ。30cmぐらい積もったのでワカンでスタートする。やはり樹林帯抜けるまでラッセルに。稜線はアイゼンで。昨晩の雪のおかげで景色は一変。純白に化粧した常念岳、穂高から槍への稜線、歩いている常念山脈の稜線、正に冬の北アルプスだ。これだから冬山はやめられない。誰も歩いていないクラストした稜線に自分だけのトレースを置いていく。無雪期とは全く違う山だ。以前、大天井での春スキー記録があったのだが、本当に素晴らしいバーンだ。いつか板で来てみたい。
常念小屋は11時。行くか泊まるか悩む時刻だ。核心は大天井の下り。それを過ぎればそれほど時間はかからないだろう、と予想して進む事に。やはり大天井の下りは難しかった。昨晩の雪で夏道は使えず、かといって雪が安定しているわけではなく、岩稜の上にふんわりと積った状態なので足を置いてみないと分からない。慎重に、バックステップを多用する。単独なので落ちたら即遭難になってしまう。緊張の連続。時間が過ぎてゆく。
下降を終え、切通岩を這い上がって、さぁ進めるかと思いきや雪が深い。ここの稜線は雪が飛んで夏道が出ているイメージだったのだが、ラッセルを強いられ、堪らずワカンに変える。しかし、無雪期の通過では気にも留めなかった岩稜帯が以外と多い。都度慎重に進める。天候は悪化して横殴りの雪が舞ってきた。大天井の下りで体力を消耗してしまい、力が出ない。遅くとも15時までには燕山荘まで着くだろうという見込みは大外れで、日没まで入れそうにない。西側に少し下れば樹林帯があって、テントが張れそうな丘が見えて悩む。蛙岩では夏道が雪で使えず4mぐらいの岩を超える。また、どっと疲れたと思ったら、ちょうど1張分ぐらいの窪地があった。地形の影響で自然の雪の壁が出来上がっていて、風の直撃を避けられそうだ。迷わずテントを出して沈殿する。深夜目を覚ましてテント周りを雪掻きするが、朝にはまた吹溜って、テント内は圧迫されて小さくなっていた。

1/10
昨日はあれだけ吹雪いたのに、起きると空には星が出ていた。昨日の、あの体が動かったのは何だったのか、というくらい調子は良かった。東の空が明るくなってきた。真っ白な稜線が赤い朝日の光に浮かび上がった。稜線上テントはいい事がある。
燕山荘の前にザックを置いて、燕岳まで行ってみる。一昨年の冬は大荒れで燕岳を諦めていた。今日は天気も良くて、槍ヶ岳も見渡せた。
燕山荘に戻ると、正面玄関が半開きになっていた。この時期に営業しているのか、と中を覗いてみると、小屋の方が居てもう、営業はしていない、と言っていた。大きなザックがあったので閉めて下りるのだろう。
小屋の裏に回って合戦尾根を下る。旗はあるはトレースはしっかりしているはでこれまでとは全然違って快適。スタスタ下りる。暫く下りて振り返ると稜線にはガスが掛かっている。ヤマテンでは疑似晴天と表現していたが、本当にあっという間だ。
高度を下げて衣類を調整して、アイゼンを外して長い長い林道を歩いて、夢のような山歩きが終わった。

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コメント

常念岳で会ったかな?
初めまして。こんにちは。

たぶん常念岳でお会いした、3人パーティです。

あの後天気が崩れる予報だったので少し心配していました。

ソロで厳冬期の北アルプスを4日間も!
とっても羨ましいし、素晴らしいですね〜(*^^*)

朝焼けの写真がきれい🎶

良い山旅でしたね。
2017/1/16 20:11
Re: 常念岳で会ったかな?
FEELさん、こんにちは。
あの時、未だ早い時間だったのでびっくりしました。
皆さん、足早いですね。
息もぴったりで楽しそうでしたよ。
あれから最終日の燕山荘まで誰にも会いませんでした。
お気楽にのんびり歩けました。(というか、足遅いんですよね。。汗)

また、どこかでお会いできたら嬉しいですね。
2017/1/16 21:55
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