奥三方岳〜 三方崩山のナイフリッジを越えて
- GPS
- 08:45
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,806m
- 下り
- 1,802m
コースタイム
天候 | 晴 白山の登山天気(日本気象協会) http://tenki.jp/mountain/famous100/point-187.html |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・三方崩山〜奥三方岳には登山道なし(笹ヤブとオオシラビソのジャングルのため残雪期限定、登る人はほとんどいない?) ・他に登山者なし、出合った動物はニホンカモシカとシジュウカラ(ツイツイ〜と鳴いていた) ・道の駅飛騨白山の駐車場は、半分以上の場所が雪の山、無料の足湯あり、隣にしらみずの湯の温泉施設 ・登山口への林道は全面積雪、トレースはほとんど見えなかった。スキーの跡と、ワカン(熊の足跡?)が一部の斜面にあった ・登山口の先の谷部で雪崩発生跡 ・夏道では、一部稜線で北側をトラバースしているが、積雪のため一部雪解けした尾根を直登 ・状況に応じてスノーシューとアイゼンとずぼ足の切り替え、上りは雪が締っていたため、スノーシュー使用せず、下山時は急勾配部を除きスノーシュー使用 |
写真
感想
高低差が大きい奥三方岳を目指すために、早朝からスタート。予想通り、今年の残雪は多そうで道の駅飛騨白山の駐車場の半分以上の場所に雪が積み上げられていた。スタート地点の林道ではアイゼンを付けたが少し雪が柔らかくスノーシューにしようか迷ったがそのまま進んだ。トレースはなかったが、スキーの板の跡が僅かに見える箇所があった。
林道終点の登山道入口の上口の階段が積雪で利用できず、コンクリートの壁面を避けて、下の方から登り始めた。夏道のルートは全く分からなかったが、1箇所木に赤い矢印のマーク付けてあった。近くの谷では大規模な雪崩が発生していた。下部ではガスが発生していたが、登って行くと上部のガスはなかった。稜線の鞍部に到着し、そのご尾根に沿って直登、境界印の杭とプレートなどがあった。一部では雪が消えたいた。
1,244m地点で主尾根に合流すると、視界が開けた。1,624mまでブナ林の単調な広い尾根が続いた。そこから三方崩山の山頂まで、ナイフリッジなどの難所が続いた。左側は雪庇を踏み抜いたら危険なため慎重に雪面を確認しながら進んだ。何箇所か雪面がクレバスのように割れている箇所があった。稜線の上部は展望が良く猿ヶ馬場山や御前岳の背後に北アルプス、御嶽山、中央アルプスなどが見渡せた。北側の山には、うす黒いぼんやりとした雲がかっていた。(黄砂ではないように見えた。)
なんとか三方崩山へ到着すると、別山と白水湖が見渡せた。白山は奥三方岳の背後にほんのわずかのみ見えていた。いったん鞍部まで下り、急な斜面を上り稜線に沿って奥三方岳に到着。間近に白山が望めた。少し黒い岩が見えていたが全山真白だった。北側の笈ヶ岳と大笠山方面には、もやがかかっていた。北アルプス方面も段々もやがかかってきた。奥三方岳や白山方面はすっきりと晴れていた。下山時、尻セードに最適な斜面が2箇所あり、春山が楽しめた。一部のブナ林の雪面では、スノーシューで駆け下りることができた。
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