GWになごり雪!七ツ石山〜雲取山


- GPS
- 26:09
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,192m
- 下り
- 2,170m
コースタイム
4月30日 5:42雲取山荘…6:05雲取山6:17…6:45三条ダルミ6:48…7:25登山道途中(コーヒー休憩)7:45…8:50三条の湯(ラーメン)9:27…9:57青谷岩橋…11:45後山林道を経て、お祭バス停
※お祭バス停のバス便14:26発のバスに乗車。
天候 | 【29日】晴れのち曇り一時小雪 【30日】晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【29日:往路】西東京バス 鴨沢バス停(奥多摩駅より38分、610円) ※夜行バス5:45横浜北口着…横浜6:02発ー武蔵小杉6:14着、6:22発ー立川7:05着、7:15発ー青梅7:50着、7:52発ー奥多摩8:28着 奥多摩8:36分発西鴨沢行きバスに間に合うのはこの方法だけです。次のバスは1時間後の9:30発丹波行きバスしかありません。その日のうちに雲取小屋まで行くのには遅くとも10:30発鴨沢西行きのバスに乗る必要があるでしょう。 【30日:復路】西東京バス お祭バス停(奥多摩駅へ41分 740円) ※帰り、その日のうちに帰阪するためには、お祭14:28(鴨沢14:33)に乗る必要があります。できれば10:48に間に合えば理想ですが、早朝発、健脚でなければ無理です。一日4本のみ(その後16:43、18:33)で、直前に時刻表をチェックした方がいいでしょう。2つ先の西鴨沢バス停まで歩けば(1.5k :30分ほど)、バスが多くなります。 ※駐車場は鴨沢バス停前、奥多摩周辺、後山林道終点(現在は通行止め)、七ツ石山登山口周辺等多くあります。 ※東日原に下る場合土・日・祝日には鍾乳洞までのバスはなく、東日原バス停まで歩く必要があります。ただバス便は多いです。(1時間に1本) (注)時刻はいずれも土・日・祝日です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※地震の影響で雲取山周辺の登山道にも影響が出ています。周辺の山域にもありますが、ここでは雲取山周辺のみ記載しておきます。 ・大ダワ林道(大ダワ〜日原林道)は、土砂崩れのため、通行止め。 ・雲取山荘〜三条ダルミの巻き道は登山道崩壊のため通行止め。 ・後山林道(青谷岩橋〜お祭バス停)も落石のため当分の間車両通行止め。(人は通行できます。) 詳しくは『奥多摩ビジターセンター』のホームページを参考にすればいいようです。 その他雲取山荘〜雲取山の登山道は氷結している部分が多く、軽アイゼンを使用した方が安全です。 三条の湯、お祭バス停前の『お祭山荘』では入浴可能です。(お祭山荘:800円) また丹波まで行けば『丹波山温泉』があります。三条の湯は時間限定ですが500円で日帰り入浴も可能。お祭山荘では軽食もあります。大きな食堂は奥多摩湖周辺まで行かないとないようです。 水は七ツ石小屋、奥多摩小屋、雲取山荘でもらえます。テント場もそれぞれの小屋の周辺にあります。300円〜500円程度。 |
写真
感想
例年夏山のための体力作りに、GWの頃に少しハードな山歩きをしている。今回は東京都最高峰の『雲取山』。やはり山頂から富士が見える…というのが魅力。関西の山ではまず見えません。御在所岳や大台ケ原山からは見えることもあるらしいが、年に数回だとか…。
さてどう歩こうか。雲取山へのルートは主なもので5つ。鴨沢から七ツ石山のメインルート、お祭から後山林道を詰めて青岩谷橋から三条の湯から登るルート、三峰神社からの埼玉ルート、そして日原鍾乳洞から鷹ノ巣山を岩尾根を縦走してくるルート、残りはバスを利用せず奥多摩から直接尾根に取り付くロングルート、いろいろ考えた結果、結局前半七ツ石山を登路に取り、後山林道か鍾乳洞に下るルートを下山に使うことにした。
奥多摩駅から『鴨沢バス停』に向かうバスは6:05と6:55にあるがこれはまず無理、となれば8:35の『西鴨沢行き』バスが現実的だ。東京ではなく横浜で降りればぎり間に合う計算。遅くとも9:30のバスには乗りたい。武蔵小杉、立川、青梅と3回乗り換えてなんとか目的の8:35のバスに乗り込むことができた。
ただこのバス、連休の初日ということで超満員。『まるで通勤バス見たいやな』とぼやくtuyoponnに苦笑しながら、なんとか鴨沢バス停に辿り着く。横浜についてからすでに4時間たっていた。
他の登山客と登り始める。最初はきれい舗装された道から始まり、いったん山道へ。「近道」という表示があった。道路とクロスする場所に出て再び登山道へにはいるが、道はだんだんと細くなる。一部崩れている感じのする場所もあったがそんに危険という感じではない。2時間程度で七ツ石山小屋の前に出て、そこでラーメンと牛肉の缶詰で『肉ラーメン』を作り、簡単な昼食とした。
ここから七ツ石山までは20分程度。そして快適な縦走路と変わる。急に寒くなってきたと思ったら、突然白いものが天から舞ってきた。「見てみ、雪やで。」昼から雨が降るかもしれないと思っていたが、雪が降るとは思わなかった。大降りにはならず、その『なごり雪』を楽しみながら、縦走路をのんびりと歩いた。
一旦ブナ坂に下り、登り返したところが奥多摩小屋。ヘリポートの横にテント場があり、いろいろな色のテントが、すでにたくさん開いていた。それを横目に見ながら山頂へ。そのあたりから小さく山頂の避難小屋が見え始めてくる。この山頂手前が結構きつかった。
山頂手前にある避難小屋を巻くようにして三角点のある山頂へ。すでに多くの人であふれていた。ここでゆっくりとコーヒータイムとしたが、展望は今一つだった。早々と山頂を後にして、小屋へと急ぐことにした。
小屋は連休初日ということでやはり満員。8名部屋に10人。これでも例年に比べればすいているほうだという。やはり地震の影響がここにもあるらしい。
天気は奇跡的に回復し、夜には満天の星が小屋の前から見ることができた。
2日目は快晴。朝食を早く食べ、ご来光を楽しんだ後、予定より1時間早く小屋を出発する。山頂からの『富士山』を見るためだ。ただ山頂までの登山路は氷結していて、ゆっくりしか登れず、また朝に「げんきみず」をタンクに満杯にしてしまったため、一番きつく感じた。どうにか『富士山』は待っていてくれて、今回の山行の目的を果たすことができたことに、少し満足していた。
山頂からは三条の湯のルートを選ぶ。途中三条ダルミでの飛竜山への分岐で心が揺れたが、今日中に大阪に帰るためには『お祭』バス停14:28のバスに乗らなければ間に合わない。少し足早に後山林道を『お祭』バス停へと下った。「背中の荷物がなければ、ここからでも走れるのにね。」その言葉にtuyoponnは複雑な表情で苦笑いしていた。
帰りのバス、電車も超満員。東京駅で新幹線の指定席を購入し、ゆっくりと座って帰阪の途についた。途中の電車で「節電のため、空調を切っています…。」というアナウンスがあったり、エスカレーターがいろんな駅で止まっていたりで、今度の大震災を実感として感じつつ…。
遠路はるばるお疲れさまでした!
相当入念に計画・準備
天候もまずまず
timothyさんコメントありがとうございます。毎年夏山の準備にGWあたりに1泊2日の山歩きをしています。今回は山頂より富士山
こんにちは、初めまして。
私はsatoboさんが下山された4/30の午後2時頃に雲取山に着きましたが曇っていて富士山が全然見えませんでした。
わざわざ大阪
富士山は関東付近の山ではどこからでも大体見ることが出来るのですが見えるとなぜか嬉しくて元気が出る山です。
やっぱり、富士は〜♪日本一の山〜♪です。
お疲れさまでした。
初めまして、lizhijpさん。コメントありがとうございました。はい、大阪からです。午後2時だと自分たちがそろそろ『お祭』バス停からバスに乗ろうとしていた時ですね。下は天気が良くて
富士山は今まで北岳や甲斐駒あたりから見たことがあるんですが、あんなに間近に見たのは初めてで、本当に感激しました。
また違う山からも富士
satoboさん、こんにちは。
どうやら30日の雲取山頂上ですれ違ったようですね。
薄らと少し紅くなった富士山が見えていましたね。
太陽が昇るまでは見えていなかったので、少しでも見えてホッとしてました。
この日は春らしい富士山の景色だったと思います。
大阪からの長距離移動お疲れ様でした。
aotty
はじめましてaottyさん、コメントありがとうございます。
そうでしたか、山頂でお会いしましたか…。前日午後から雪が降り、全然見えなかったので、あの日は快晴ということで予定を繰り上げて早朝出発にしたんです。それが良かったみたいです。
大阪から雲取山までは遠かったですが、富士山
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