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ヤマレコ

記録ID: 1090132 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走槍・穂高・乗鞍

【積雪期限定コース】安房峠〜白谷山〜焼岳〜中尾高原口

日程 2017年03月18日(土) 〜 2017年03月20日(月)
メンバー
天候3/18 sun
3/19 snow/sun
3/20 sun
アクセス
利用交通機関
バス、 車・バイク
往路:マイカー 自宅    07:30-11:00 アカンダナ駐車場
復路:バス   中尾高原口 13:59-14:28 平湯温泉
   マイカー 駐車場   15:00-15:30 坂巻温泉
   マイカー 坂巻温泉  16:30-20:00 自宅
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
6時間25分
休憩
0分
合計
6時間25分
Sアカンダナ駐車場11:0015:00安房峠16:30P210917:25宿泊地(2,050m付近)
2日目
山行
9時間0分
休憩
0分
合計
9時間0分
宿泊地07:0007:342000m峰10:00白谷山12:25P202716:00宿泊地(2,300m付近)
3日目
山行
6時間10分
休憩
0分
合計
6時間10分
宿泊地07:3008:30焼岳09:20焼岳(北峰)10:20中尾峠10:30焼岳展望台11:00新中尾峠12:50中尾温泉登山口13:40中尾温泉口バス停13:40ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
アカンダナ駐車場〜安房峠
 トレースなし

安房峠〜白谷山〜2027mピーク
 トレースなし
 白谷山付近は痩せ尾根に雪庇が張り出している。
 フカフカの雪質

2127mピーク付近〜焼岳南峰
 スキーのトレースあり
 焼岳南峰までの斜面はバリバリの雪面

焼岳南峰〜焼岳北峰
 トレースなし
 南峰の下りは急斜面で危険

焼岳北峰〜中尾高原口
 道標は埋もれているものの、トレースが登山道上にハッキリと付いている。
その他周辺情報坂巻温泉 600円
http://sakamaki.yumori.jp/kannai.htm
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図 [pdf]

写真

安房峠手前のゲートに車を駐めてスタート
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安房峠手前のゲートに車を駐めてスタート
送電線の下をくぐる
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送電線の下をくぐる
1
林道は蛇行しているので多少ショートカットした
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林道は蛇行しているので多少ショートカットした
安房平を振り返る
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安房平を振り返る
県境
左側の斜面を登っていく
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県境
左側の斜面を登っていく
1
最上部がかなり急登
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最上部がかなり急登
【1日目の幕営地】
切り株の周りが平坦地だった
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【1日目の幕営地】
切り株の周りが平坦地だった
【2日目】
2000m峰に赤テープ
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【2日目】
2000m峰に赤テープ
2
なだらかな山頂部
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なだらかな山頂部
2
白谷山手前の鞍部
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白谷山手前の鞍部
白谷山の山頂
ホワイトアウトしかかっていた
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白谷山の山頂
ホワイトアウトしかかっていた
5
痩せ尾根+雪庇+急坂
強風ではなくて良かった
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痩せ尾根+雪庇+急坂
強風ではなくて良かった
3
白谷山を振り返る
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白谷山を振り返る
3
2027m峰手前の鞍部で一休み
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2027m峰手前の鞍部で一休み
硫黄岳の威圧感がスゴい
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硫黄岳の威圧感がスゴい
1
カメラが違うと画質が違いすぎる…
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9
2,300m付近からスタート
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2,300m付近からスタート
3
吹雪に磨かれた斜面を登っていく
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吹雪に磨かれた斜面を登っていく
5
焼岳南峰からの穂高岳方面
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焼岳南峰からの穂高岳方面
4
双六岳の奥に鷲羽岳?
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双六岳の奥に鷲羽岳?
2
南峰からの激下り
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南峰からの激下り
1
前穂高岳から明神岳
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前穂高岳から明神岳
2
中尾峠へ下っていく
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中尾峠へ下っていく
1
展望台からの焼岳
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展望台からの焼岳
5
焼岳小屋経由で下山
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焼岳小屋経由で下山
1
林道上部の焼岳登山口
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林道上部の焼岳登山口
林道下部の焼岳登山口
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林道下部の焼岳登山口
お疲れ様でした!
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3

感想/記録
by Gipfel

穂高岳から北へ日本海までは尾根上に歩いたことがあるので、
逆に南側はどうかというと乗鞍岳方面へ全く歩いたことがないので、
今回は焼岳以南を歩いてみることにしました。

平湯温泉から安房峠へ登り、そこから焼岳を目指すコースにしました。
稜線上には登山道が無く、無雪期であればヤブに覆われていそうなので、
春山の3月に登ることにしました。

【1日目】
平湯温泉に車を駐め、国道158号線で登っていきました。
ゲートを過ぎると国道は高度をあげるためにつづら折りになっていたので、
斜面を直登してショートカットしました。

くるぶし丈の雪が積もった国道を進んでいき、
安房平から国道が離れていっているので、ショートカットして
そのまま谷筋を進んでいき、適当なところで国道に登りなおしました。

安房平東北東側に登り、そこから国道歩きをしました。
急斜面に付けられた道なので、雪崩で埋もれている場所がありました。

安房峠で一休みし、ようやく縦走開始です。
一気に斜面を登り、200mほど高度を上げました。
斜面は急で、樹林帯では無かったので、転ぶと一気に峠まで滑り落ちてしまいそうでした。
2,019mピークを越え、一つ鞍部を過ぎた先で1日目の行程を終えました。

【2日目】

樹林帯の中で平坦地だったので、快適に寝ることができました。

雪はスネ丈程はあるものの、傾斜がゆるくあるきやすかったです。
2,100mくらいの平坦な山頂部の、最初のピークにある大きな木にピンクのテープが巻いてありました。
そこから先は背丈の低い樹林帯に雪が降り積もっていたので、見晴らしが良かったです。

山頂部から右に折れて高度を下げていく地点が分かりにくかったので、目印のテープを付けてから急下降しました。

下りきった鞍部にはあまり木が多くなく、登りもスキーのゲレンデを登っているようでした。

白谷山の山頂部に近づくにつれて、徐々にガスが濃くなってきました。
山頂ではガスが強すぎて傾斜がわかりづらく、平衡感覚に違和感がありました。
すべて雪に埋もれていたので、山頂標などはあるかどうかわかりませんでした。

北上していく尾根は明確だったので助かりました。
なだらかな下り道かと思いきや、徐々に傾斜が急になっていきました。

そして、東斜面へ張り出した雪庇に乗らないように、西斜面寄りに歩いていきました。
たまに落とし穴のようなキレットがあり、踏み抜くと脇くらいまで入ってしまいました。
一番ひどいものだと足が届きませんでした。
そういうときは、周りの雪をかき集めて踏み台を作ってから這い出しました。

北北東方面から北北西に折れる地点まで来ると、ややガスが晴れてきました。
また、尾根も明確なので迷うことなく下れました。

鞍部までは更に200mも高度を下げなければなりませんでした。
正面にはこれから登り返すことになる、真っ白な急斜面が見えていました。

鞍部で一休みし、100mほど登り返しました。
天候が回復し、足元の雪がゆるくなり、踏み固めることが難しかったです。
2027ピークからはなだらかな尾根歩きになりました。

2124ピークとの間の鞍部まで来るとスキーのトレースがありました。
真新しいトレースだったので、昨日今日のトレースだろうと思っていたら、
正にそのトレースを付けてくれた山スキーの方が下ってきました。

焼岳に日帰りで登ってきたとのことだったので、これから登る焼岳の状況を教えてもらうことができました。
向こうも、まさか登山者に出会うとは思っていなかったとのことでした。

登りに使ったトレースを貸してもらうことを伝えてあったので、
ラッセル泥棒で、ちょっとラクをしながら進みました。

平ったい2124ピークのやや東側の樹林帯を抜けていくと、
ついに、焼岳の裾野に着きました。

山スキーの方には森林限界の手前で幕営することを勧められましたが、
14:30頃だったので、もう少し高度を稼ぐことにしました。

鞍部から正面にいかにも雪崩が起きそうな沢があったので、
これを避けてその左側の尾根を登ることにしました。

傾斜はかなりキツく、一度取付けば200m以上登らないことには、
幕営適地がないので、バテないように確実に高度を稼いでいきました。

標高2,200mを超えると立ち枯れの樹林帯も終わり、吹きっさらしの雪面を登っていきました。
ガリガリになった雪の斜面にはワカンでは頼りなかったのですが、
アイゼンに履き替えずになんとか登ることができました。

急斜面を登り終えると、右手から来ていた沢も傾斜がゆるくなりました。
そして、幕営適地の平地が広がっていました。

ただ、硫黄臭かったので、もう少し高いところまで行くことにしました。
標高2,300m付近までジワジワと登っていき、ひとつ目の岩場の横を通り抜けて、
その先の鞍部に幕営することにしました。

沢の底は雪崩が来そうなので、鞍部から沢側へ少し下った斜面に幕営することにしました。
それでも風が強いので、斜面側は1mほど掘り下げてからテントを張りました。
お陰でテントが吹き飛ばされることはありませんでした。

【3日目】
夜が明けると天候は回復し、青空が広がっていましました。
テントをたたみ、最初からアイゼンで登ることにしました。

ザクザクと踏みしめながら高度を稼いでいきました。
天候が良いとどれだけ登ってきているかがわかりやすく楽しく登れました。

あっという間に焼岳の南峰に着きました。
三角点峰ですが、積雪が多い為に三角点は見つけられませんでした。

山頂には単独行の方が既に登ってきていました。
話を聞くと、その方も山腹で幕営したようで、北峰にも行きたかったようですが、
危なそうなので引き返すとのことでした。

南峰の火口に沿って北上していくと、北峰との鞍部までかなりの傾斜がありました。
トレースは雪に埋もれていて、分かりづらかったので、好きなように下ることにしました。

少し高度を落とすと岩場があり、ここまではトレースがありました。
岩の右側を通り抜けて太ももくらいまである雪をラッセルしながら降りていきました。

ラッセルが終わると雪がカリカリに凍っていたので、岩に捕まりながら降りていくと無事に鞍部に取り付きました。

ここから北峰への登り返しもトレースが埋もれていました。
それに加えて、地熱で踏み抜きも多かったです。

登り終えるとようやく夏道と合流しましたが、トレースは消えかかっていたので、
太もも丈のラッセルをしながら山頂を目指しました。
山頂近くの斜面は、再び地熱で雪が溶けていました。
てっぺんだけは雪が多かったものの焼岳北峰の山頂標が見えていました。

南峰を見てみると単独行の方は下山していたものの、二人組が山頂に立っていました。
展望に恵まれ、岳沢を中心に西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳がよく見えていました。
その奥には槍ヶ岳や鷲羽岳、水晶岳、双六岳も見えていました。

登ってきた道を下っていき、南峰へは行かずに左に折れて、凍結気味の斜面を下っていきました。
ここまで来ると新雪がなく、トレースが残っていました。
県境の尾根に乗り直すところまでトラバースしました。

尾根上は岩が多く、積もった雪に乗ると踏み抜きが多かったです。
登ってきている二人組がいましたが、横を通っていってしまったので、出会うことはありませんでした。

中尾峠で一休みしてから小ピークを越えて、焼岳小屋のある新中尾峠から稜線を外れることにしました。
小ピークまではトレースがあったので、小屋にもトレースがあるかと思いきや、
いつの間にかにトレースは消え、歩くペースが落ちてしましました。

アイゼンからワカンに履き替えて、下ることにしました。
樹林帯に入り、雪はふかふかだったので、ワカンに変えて正解でした。

バスの時間もあるので、早足で下っていき、中尾峠からの登山道と合流しても
ワカンは外さずに下っていきました。

トレースは登山道に忠実に付けられていました。
一回休憩したものの、かなり大急ぎで下山していきました。

林道終点に6人用くらいのテントが張られていました。
さらに登山道を下っていくと再び林道と合流し、まだまだ雪があったので、ワカンを取らずに進みました。

温泉の取水施設まで来ると、除雪されていたのでそこで積雪期用装備を外しザックへしまいました。
泥で汚れることも無かったので、良かったです。

舗装路歩きで新穂高温泉からのバスが来る中尾高原口のバス停まで下りました。



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この記録へのコメント

登録日: 2014/8/27
投稿数: 85
2017/3/27 9:14
 あの時の・・・
天泊組の方ですね。ご苦労様でした。鞍部ですれ違った山スキー組です。あそこで人に合うとは思いませんでした。なかなか素敵なルートを歩かれましたね。やはり白谷山を越えて来たのですね。すばらしい。白谷山なかなか行く人はいないと思います。あの日の午後から翌日には天気も回復してよかったと思います。私も白谷山滑走が課題として残っています。稜線はかなり狭いと思いますが。北面側に滑れないか思案中です。またどこかで会いましたら宜しく。
登録日: 2011/10/16
投稿数: 348
2017/3/27 21:57
 さすがです
Gipfelさんこんばんは。
まさに憧れのルートです。
来年歩きたいと思っているので参考にさせていただきます。
本当にありがとうございます。
なかなか乗鞍岳〜焼岳の縦走の記録が上がってこないので、興味のある人は少ないんでしょうね。
4月になったら十石山から乗鞍岳を歩く予定でいます。
登録日: 2011/11/10
投稿数: 186
2017/3/27 23:18
 Re: あの時の・・・
コメントありがとうございます。

白谷山は地形図で見るよりも険しく感じました。
東面より北西面の方が傾斜がゆるいような気もしますが、
山スキーをやらない私には難しそうに感じました…

JUNDrさんの姿を見て、スピーディーに楽しめる山スキーをやってみたいと思いました!!
登録日: 2011/11/10
投稿数: 186
2017/3/27 23:33
 Re: さすがです
コメントありがとうございます。

なかなか登り応えのあるルートでした。
私も下調べの際にちょうどいい山行記録を見つけるのに苦労しました。
少し古い本なのですが、該当ルートの山行記録が載っていたのでそれを参考にしました。
(遊歩百山8 P.60 安房峠・白谷山・焼岳)

コメントが大ざっぱなところもあるかと思いますが、参考になれば幸いです。

十石山〜乗鞍岳良いですね!
私もいつかは歩きたいと思っています。
タイミングが会えば、御一緒させて頂けませんでしょうか?
登録日: 2011/10/16
投稿数: 348
2017/3/29 9:35
 Re[2]: さすがです
ぜひご一緒したいです!
4月下旬に白骨温泉からスタートし、十石山避難小屋で泊まり、乗鞍岳まで1泊2日で縦走の予定しています。

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