春の18きっぷ山行第一弾 赤岳中岳阿弥陀岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,846m
- 下り
- 1,841m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:25
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:10
天候 | 24日 粉雪舞う青空ミックスの曇り、25日 快晴⇒曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
深夜2時前に目覚めたが、起きてすぐは動けない性質なので布団の中で待機。
30分ほどして準備を始めたがピッケルとアイゼンとヘッドライトが見つからず。
小一時間探しようやくそれらは見つかったが最早テント泊の準備をする気にならず。
小屋泊することに切り替え42リットルザックに荷物を詰め込んで駅に向かった。
青春18きっぷを使い普通列車を乗り継いで約5時間をかけて茅野駅に到着。
赤岳鉱泉に宿泊の予約を済ませ、待合所で1時間ほど美濃戸口行きのバスを待つ。
バスに乗り美濃戸口に到着、準備を済ませ登山届を提出し赤岳鉱泉へ向けて出発する。
時折粉雪が舞う青空混じりの曇天の空の下ゆっくりと標高を上げていく。
沢沿いのトレースを辿っていくと見覚えのある氷塊が現れ赤岳鉱泉に到着した。
小屋泊の手続きを済ませ夕食までの時間で硫黄岳に行こうと思って準備するが
前日に赤岩の頭付近で雪崩たという情報と注意喚起の貼り紙をみて気持ちが萎える。
とりあえず歩き始めたものの分岐点で硫黄岳方面ではなく大同心沢の方へ歩を進める。
新雪なためワカンを履いてきたがしばらく行くと氷瀑が道を塞いでいるため折り返す。
少しだけ硫黄岳方面へ登りかけると少し開けた場所があり翌日行く赤岳を眺める。
16時半を合図に小屋に戻り、夕食のあとは漫画を消灯まで読んですごした。
翌朝は3時半すぎに目を覚ますが例のごとくすぐには動けず布団の中で待機。
何とか4時半ごろに布団を出ていろいろと準備を済ませ5時20分に小屋を出発した。
行者小屋に到着し冷え切ったお弁当を食べる、布団の中で温めとけばよかった。
あとで知ったがこのときの行者小屋の気温はマイナス20度以下だったようだ。
ここでアイゼンを装着し、いよいよ地蔵尾根から赤岳に向け樹林帯を登り始める。
昨年はさらさらの新雪に苦労したが今回は雪がしまっていて楽に登ることができた。
ナイフリッジを越え地蔵の頭に到着、地蔵の頭の地蔵の頭を撫で登山の安全を祈願。
風は体感で4〜6m/sほど、この時期の南八ヶ岳としては微風だがとにかく寒い。
バラクラバを鼻の上まで覆い、ピッケルを持ち替え指先の熱が奪われるのを防いだ。
そして赤岳に到着、雪を被ったトレースの状態から見て自分がこの日初登頂のようだ。
陽が高く昇ってきたおかげでこの頃には寒さも気にならなくなってきていた。
日本アルプスをはじめとした周辺をとりまく山々を存分に眺めて下山を開始する。
このまま下りるには時間も早いし天気もよいので久しぶりに阿弥陀岳へ寄り道。
中岳まで来たところで北陵を登ってきたらしい二人の登山者が阿弥陀山頂に見えた。
中岳のコルで一休みし一気に山頂へ、一般道ではあるが勾配がきついため慎重に登る。
途中で北陵から来た二人とすれ違い、山頂にも一人北陵ルートからの登山者がいた。
彼としばらく山の話をしていたらいつの間にか40分近く経っていて下山を開始する。
御小屋尾根を下りたかったがトレースが無いし歩いた経験もないので来た道を戻る。
登った時以上に慎重にゆっくりとクライムダウンして中岳のコルに到着。
ここから谷を下るためワカンを装着したが雪の状態は良くアイゼンでも十分だった。
下る途中カモシカを発見したので写真を撮る、やはりカモシカは一匹狼だ。
行者小屋に到着し缶ビールを開ける、考えてみるとこの日初の水分だったりする。
帰りは南沢経由で2時間ほどかけ美濃戸口に下ると14時45分発のバスが待っていた。
あえてそのバスを見送りJ&Nで入浴し食事をとり最終バスで茅野駅へ向かった。
無事登頂おめでとうございます🎉✨
長い旅路で、レコだとさくっと阿弥陀岳迄いっちゃった感あるけど、簡単に行けるはずがない阿弥陀岳。
今は八ヶ岳の主峰は赤岳とされていますが、以前ググったら🔍
阿弥陀岳が中心のような記述があり
尊いお山なんだ。
私も登らせてもらわなきゃ。。と思ってます。(無雪期に!)
積雪期は決して誰でも登れる山ではないはずなので無事に登頂なによりです。
大変お疲れ様でしたm(._.)m
今回の阿弥陀は雪の状態が良かったので案外楽に登れました。
勾配はきつめですが三点確保で慎重に登り下りすればまず大丈夫。
仮に滑落しても多分すぐ途中で止まるようなふわふわの雪質でした。
中岳のコルから小一時間の寄り道なので行く価値あると思います。
もちろん一般道の話で北陵や南陵は険しく危険らしいです。
お疲れ様です!
厳冬期の赤岳と阿弥陀岳登頂すごいですね!
わたしも憧れますがまだまだチャレンジには程遠く・・・。
でもさすが八ヶ岳最高峰なだけあって景色は最高ですね!
あの傾斜には怖気づいてしまいそうですが来シーズンにはチャレンジ出来たらなと思います。
あと赤岳鉱泉の食事も噂通り立派ですね!
やはり八ヶ岳の小屋レベル高し!
遅くなりましたが出張お疲れ様でした(^^)/
ありがとうございます。
三月の終わりは厳冬期というよりは残雪期ではありますが…
雪の状態と天候が良ければ夏よりも快適に登れますよ。
自分の場合赤岳は相性が良いらしく毎回晴天の下登れてます。
来年の冬は是非チャレンジしてみてください。
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