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Yamareco

記録ID: 1092575
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳から茂倉岳の越境縦走(≧∇≦)

2017年03月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:34
距離
14.7km
登り
1,630m
下り
1,708m

コースタイム

日帰り
山行
11:51
休憩
0:43
合計
12:34
5:16
19
スタート地点
11:34
11:38
8
11:46
12:00
67
13:07
13:07
59
14:06
14:10
220
17:50
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
土合駅にマイカー駐車
土樽駅〜土合駅(240円)
コース状況/
危険箇所等
※この時期は直前の天気で状況が一変します。必ず直前の情報を入手して登山に臨んでください

西黒尾根(ラクダまで)
登山センター横から直登になると思われます。まっすぐ上がると鉄塔は向かって左側に位置しますので、尾根に乗り上げたら進路変更します。そこから先は尾根伝いに上がります。ラッセルする場合は樹林帯をウロウロと上がる方が楽だと思います。

西黒尾根(ラクダより先)
雪庇の根元には大クラックが入り始めてます。歩いている時に異音も聞きました。直登部分のラッセルはけっこう苦しいです。元気な方はどんどん回していきましょー!第一パートよりザンゲ岩手前の第二パートの方がキツい印象があります。

稜線〜一ノ倉岳まで
けっこうクラストしており歩きやすい道です。雪庇は当然発達しておりホワイトアウト下での行動はオススメできません。一ノ倉の登りは疲労から辛く感じますが長くはないので大丈夫です。

一ノ倉岳〜茂倉岳
BCの人もここまでは来ないためノートレースの可能性も高くなります。少しのっぺりしてるのでホワイトアウト下はなおさら厳しいです。雪庇も大きいですので注意する必要があります。

茂倉新道
矢場の頭までは視界は良いのですが巨大雪庇に細い尾根、クラック入りまくりの悪い環境です。そこを過ぎても雪庇と松を右に左に避けながら進むエリアが歩きにくいです。広い尾根にでてようやく一安心。ですが雪質は悪く足は重たいままε-(´∀`; )
おはようございます!
まずは登山センター横からの直登!
最序盤から根性出さないといけないのが西黒尾根の楽しいところ!
2017年03月25日 06:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 6:08
おはようございます!
まずは登山センター横からの直登!
最序盤から根性出さないといけないのが西黒尾根の楽しいところ!
小ピーク先の雪庇
大きいな…、ここを越えると開けた雪の道を歩けますが、楽をしたいなら樹林帯を歩くべきです
2017年03月25日 07:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 7:21
小ピーク先の雪庇
大きいな…、ここを越えると開けた雪の道を歩けますが、楽をしたいなら樹林帯を歩くべきです
綺麗な風紋
序盤から楽しませてくれます(^O^)
2017年03月25日 07:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 7:29
綺麗な風紋
序盤から楽しませてくれます(^O^)
ラクダの背に乗ります
夏をイメージすると雪庇の大きさに驚きます
2017年03月25日 09:00撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 9:00
ラクダの背に乗ります
夏をイメージすると雪庇の大きさに驚きます
振り返ってセカンドを歩くおじさんをパシャり
うーん、決まってます!
2017年03月25日 09:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 9:05
振り返ってセカンドを歩くおじさんをパシャり
うーん、決まってます!
空はかなり良い具合になってます
これなら関越縦走もいけそうか?
2017年03月25日 09:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 9:05
空はかなり良い具合になってます
これなら関越縦走もいけそうか?
直登第一パート
振り返るとかなり追いつかれてます
流石にここを軽快に行くことはできないっすε-(´∀`; )
2017年03月25日 09:39撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 9:39
直登第一パート
振り返るとかなり追いつかれてます
流石にここを軽快に行くことはできないっすε-(´∀`; )
休みながら景色を撮る
白毛門から朝日岳が美しい!
2017年03月25日 09:40撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 9:40
休みながら景色を撮る
白毛門から朝日岳が美しい!
第二パートではみんなでラッセルを回します
初めて会った他パーティーとワイワイ行くのがラッセルの楽しみ!
2017年03月25日 10:29撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 10:29
第二パートではみんなでラッセルを回します
初めて会った他パーティーとワイワイ行くのがラッセルの楽しみ!
疲れたら振り返るようにしてます
自分達の軌跡が踏ん張る力をくれる
2017年03月25日 11:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 11:02
疲れたら振り返るようにしてます
自分達の軌跡が踏ん張る力をくれる
肩の小屋付近に到着して天神チームと合流
人多すぎですね笑
2017年03月25日 11:24撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 11:24
肩の小屋付近に到着して天神チームと合流
人多すぎですね笑
オジカ沢とまな板方面
真っ白!カッコ良い!!
2017年03月25日 11:30撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 11:30
オジカ沢とまな板方面
真っ白!カッコ良い!!
トマの耳到着
人多いので山頂写真は割愛
オキに向かう人たちをパシャり
2017年03月25日 11:36撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 11:36
トマの耳到着
人多いので山頂写真は割愛
オキに向かう人たちをパシャり
カッコ良いオキの耳
2017年03月25日 11:36撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 11:36
カッコ良いオキの耳
オキの耳到着!
あおいちゃん、何度目のオキの耳か数えてるかい?
2017年03月25日 11:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 11:55
オキの耳到着!
あおいちゃん、何度目のオキの耳か数えてるかい?
トマの耳の人の多いこと笑
2017年03月25日 11:50撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 11:50
トマの耳の人の多いこと笑
あまり時間もなさそうなので先に進みます
2017年03月25日 12:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 12:04
あまり時間もなさそうなので先に進みます
一ノ倉岳から振り返る
立ち止まって動けなくなる絶景がそこに
2017年03月25日 12:53撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 12:53
一ノ倉岳から振り返る
立ち止まって動けなくなる絶景がそこに
谷川岳かっこいー!
2017年03月25日 12:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 12:55
谷川岳かっこいー!
主脈方向の雲の美しさがたまりません
2017年03月25日 13:00撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:00
主脈方向の雲の美しさがたまりません
一ノ倉ピークは全てが埋まってます
2017年03月25日 13:09撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:09
一ノ倉ピークは全てが埋まってます
朝日岳など
上越は真っ白
2017年03月25日 13:09撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:09
朝日岳など
上越は真っ白
茂倉沢へドロップアウトするBCスキーヤーやボーダー
カッコよすぎですよ〜(^O^)
2017年03月25日 13:14撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:14
茂倉沢へドロップアウトするBCスキーヤーやボーダー
カッコよすぎですよ〜(^O^)
雪の茂倉岳
純白!圧倒的純白!
2017年03月25日 13:20撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:20
雪の茂倉岳
純白!圧倒的純白!
BCの軌跡が美しい曲線を描いてます
2017年03月25日 13:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:35
BCの軌跡が美しい曲線を描いてます
万太郎
この格好良さはたまりません
2017年03月25日 13:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:37
万太郎
この格好良さはたまりません
歩いてきた道を振り返る
純白に足跡をつけるのは気持ち良い♪( ´▽`)
2017年03月25日 13:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:52
歩いてきた道を振り返る
純白に足跡をつけるのは気持ち良い♪( ´▽`)
茂倉岳
ここも何もない白の世界
2017年03月25日 13:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:54
茂倉岳
ここも何もない白の世界
朝日岳と僕
さあ後は下るだけ!
2017年03月25日 13:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 13:54
朝日岳と僕
さあ後は下るだけ!
降っている途中でのクラック
こんなのがたくさんありました
二人合わせて3回くらいハマったか
2017年03月25日 14:17撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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3/25 14:17
降っている途中でのクラック
こんなのがたくさんありました
二人合わせて3回くらいハマったか
何もない稜線に何かがたくさん潜んでます
2017年03月25日 14:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 14:54
何もない稜線に何かがたくさん潜んでます
振り返って茂倉岳
結構歩いたな
2017年03月25日 15:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 15:24
振り返って茂倉岳
結構歩いたな
松の廊下エリア
ここも歩きにくかった…
2017年03月25日 15:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
3/25 15:50
松の廊下エリア
ここも歩きにくかった…
こんな感じで松と雪庇をすり抜けます
2017年03月25日 15:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 15:53
こんな感じで松と雪庇をすり抜けます
無事に駐車場!
ここもがっつり雪だー(・_・;
2017年03月25日 17:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 17:12
無事に駐車場!
ここもがっつり雪だー(・_・;
無事に下山
美味しいお菓子でお疲れ様です
2017年03月25日 17:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/25 17:57
無事に下山
美味しいお菓子でお疲れ様です

感想

今回は谷川岳に登ってきました!
去年もの三月にもチャレンジした土合土樽の関越越境縦走です(*'▽')

今回登って改めてわかったことと言えばこの時期の雪は水分多くて重いしまとわりついて大変なことと、去年いとも簡単にこの縦走を達成できたのは雪が少なく状況がとてもよかったからなのだと思い知りました(;´・ω・)

まずは西黒尾根をあがるわけですが、登山センターから先はもちろん道なし状態。鉄塔まで一気に直登で突き上げます。
が、急だし深いし前方にでかい雪庇が見えるしで序盤からしんどい!

とりあえず雪庇を巻いて鉄塔に到着してそこからラクダのコルまでは黙々と登ります。いよいよラクダの背に出るぞってあたりで僕は樹林帯から出て雪原を歩いたのですが、こちらは雪がまぁまぁあって無駄に体力を消耗するルートでした(@_@)

トップのラッセルが必ずしも正しい道とは限りません!
もしかしたらこんな無駄歩きをさせられる可能性だってあるんです!

更に進んでいよいよ西黒の最初の直登を登り、少しなだらかになった部分で追いつかれた後続に先頭をバトンタッチ。さすがにこの雪の量では二人でラッセル交代しながらっていうのはキツい(;'∀')

西黒上がってる人はけっこうたくさんいたのでみんなでワイワイとラッセル交代しながら登りました!楽しかった(*'ω'*)

だいぶ時間かかって谷川岳に到着したので山頂は天神ルート組でにぎわっており、フィギュアの写真だけささっと撮影して一ノ倉を目指します
こっちまで来てる人いるかなぁ?と思いましたがBCの人がけっこう入ってました。しかしそれも茂倉沢へドロップアウトする人たちだけだったので一ノ倉から先は再びノートレース、茂倉岳のピークにモッタリとついている巨大雪庇にブルブルしながら新雪のラッセルを頑張ります

無事に14時頃に茂倉岳に到着して残すは土樽への下りのみ!
だったのですが、この下りは予想以上に大変でした
春の重た〜い雪が足にまとわりついてアイゼン団子になる重い!細い尾根には巨大な雪庇が取り付いていて歩くとクラックに嵌る!メキッとやばい音が鳴る!それを避けて尾根から外れたところを歩こうにも結構な勾配と重くて深い雪が待ち受けているというコンビネーション(@_@)
間違いなく茂倉新道が今回の核心部です。西黒尾根の登りすら霞むって凄いなと思うけど、ここまでの疲労感を含め、改めて高いレベルの緊張を強いられるのはキツかったです

ヒィヒィ言いながら駐車場まで降りても雪の道はまだ続いていたのが心にきましたε-(´∀`; )
広場のスペースから先は除雪されており、普段は嫌いなアスファルトロードがこんなに歩きやすいとは!と思ってしまいました笑

そんなわけで無事に下山、今回はかなーり体力を使った山行になりましたが充実した内容でした♪( ´▽`)

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