記録ID: 1114845
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
上高地より吊尾根経由で奧穂高岳〜涸沢
2017年04月22日(土) 〜
2017年04月23日(日)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,851m
- 下り
- 1,841m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 12:35
18:45
2日目
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 6:55
始終雪道で踏み抜き多発のためやたら時間が掛かった。
天候 | 4/22:曇後晴 4/23:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡バスターミナルより上高地行きのバスに乗車。現段階で30分おきに運行しています。繁盛期にはもっと増えると思われます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上高地〜岳沢】 登山口より積雪有り。踏み抜き地獄となっており、酷いときには腹くらいまでハマり抜けられなくなります。 【岳沢〜前穂沢】 この季節なのにデブリがほとんど有りませんでした。今後大きく雪崩れる可能性大。奧明神沢や西穂高沢などもデブリがなく綺麗なままでした。雪質は重たく始終ツボ足でした。本当ならこんな状況でルンゼになど入らないべきですね。 【吊尾根〜奧穂高岳】 夏道は完全に雪の中で、始終ダガーポジションでのカニ這い状態ですこぶる嫌らしい。袋はぎがパンパンになりました。 【奧穂高岳〜穂高岳山荘】 嫌らしい雪壁の下りが連続しますが、雪質は比較的安定しており、アイスバーン等が無かったため、それほど難しくはないかもしれない。だが、クライムダウンでの下降が当たり前の状況です。ピッケルやアイゼンワークが確実に出来ること前提での登山をお勧めします。でないと確実に墜ちます。 【穂高岳山荘〜涸沢岳】 こちらは比較的簡単に登れるかと。初めて積雪期の穂高に行くならまずはここかと思います。 【穂高岳山荘〜涸沢】 下りはあっという間です。登りはきつそうです。雪質はモナカで踏み抜きあり。 【涸沢〜横尾】 完全に冬道です。横尾まで雪があります。また、踏み抜き地獄です。 【横尾〜上高地】 とにかく長く感じるところです。いつ来てもそう思います。 |
その他周辺情報 | 沢渡バスターミナルに足湯あり。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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備考 | ピッケルを2本持参。嫌らしいトラバースや雪壁のクライムダウンが多かったためかなり重宝した。安心感が全然違う。 |
感想
久々の穂高岳でした。年末に新穂高より涸沢岳西尾根経由の日帰り登山に挑戦したが、悪天により涸沢槍付近で敗退。以降4ヶ月振りくらいに来ました。今回は天候に恵まれ、しかもGW前のガラガラ貸切登山を満喫できたため、個人的には最高の登山でした。しかしながら、好天による気温上昇によって雪質が想像以上に悪くなってしまい、踏み抜き地獄となってしまったので、ワカンを持ってくるべきだったと少しばかりの後悔も。いずれにせよ、最高のアーベントロートとモルゲンロートを満喫できたため、感無量の山行です。穂高に感謝。
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