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Yamareco

記録ID: 1117946
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

霧島連峰縦走(備忘録)〜韓国岳からの山座同定〜

1991年03月24日(日) 〜 1991年03月25日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.8km
登り
1,402m
下り
1,625m

コースタイム

1日目
山行
4:30
休憩
2:15
合計
6:45
9:20
85
10:45
12:25
70
韓国岳
13:35
13:50
35
14:25
14:35
25
15:00
15:10
55
中岳
16:05
高千穂河原
2日目
山行
2:40
休憩
0:15
合計
2:55
8:05
100
高千穂河原
9:45
10:00
60
11:00
高千穂河原
天候 1日目:晴れ、2日目:くもり時々雨
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(入山)
東京駅17時4分発の「ひかり25号」に乗車して小倉駅へ、そこで夜行急行「かいもん」(22時31分発)に乗り換え、西鹿児島駅で下車(6時13分着)。バスを1回乗り換え、登山口のえびの高原へ入った(到着、9時12分)。

(下山)
1日に3本しかないバス便、高千穂河原発(11時3分発)をタイミング良くつかまえることができた。林田温泉でバスを乗り換え、南宮崎駅(15時着)へ。特急「にちりん4号」(16時43分発)で小倉駅へ。駅前のビジネスホテルで1泊した翌日、「ひかり2号」(7時4分発)に乗車、東京駅12時35分到着。
コース状況/
危険箇所等
当時は快適な稜線漫歩ができた。現在は新燃岳周辺は立入禁止。高千穂峰の頂上直下の急坂は、砂礫上で歩きにくい。
その他周辺情報 湯之野温泉国民宿舎「みやま荘」で宿泊(当時、1泊2食付5,000円)
高千穂河原よりタクシーで往復。
ファイル
スケッチ達人K氏よりいただいた、霧島山群概略図と高千穂峰からの展望図
(更新時刻:2017/05/01 10:29)
同じく、高千穂峰からの展望図と市房山からの展望図
(更新時刻:2017/05/01 10:27)
朝、えびの高原を出発。
2017年04月30日 10:08撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:08
朝、えびの高原を出発。
韓国岳到着。大鳥池の彼方に桜島の噴煙。
2017年04月30日 10:11撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:11
韓国岳到着。大鳥池の彼方に桜島の噴煙。
火口壁
2017年04月30日 10:38撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
1
4/30 10:38
火口壁
高千穂峰と新燃岳がセットです。
2017年04月30日 10:36撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
2
4/30 10:36
高千穂峰と新燃岳がセットです。
馴染みの土地ではないが、頑張って山座同定いたします。
桜島から時計回りにカメラを回します
2017年04月30日 10:13撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:13
馴染みの土地ではないが、頑張って山座同定いたします。
桜島から時計回りにカメラを回します
南方向になるのかな
2017年04月30日 10:14撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:14
南方向になるのかな
地図と首ったけで、何とか同定。
2017年04月30日 10:15撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:15
地図と首ったけで、何とか同定。
甑島列島が見えてます
2017年04月30日 10:16撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:16
甑島列島が見えてます
柴尾山がでかい
2017年04月30日 10:16撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:16
柴尾山がでかい
水俣方面
2017年04月30日 10:17撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:17
水俣方面
山の特徴が乏しいから、同定難しい。
2017年04月30日 10:18撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:18
山の特徴が乏しいから、同定難しい。
白鳥山の双子の火口湖
2017年04月30日 10:39撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:39
白鳥山の双子の火口湖
難解パズルをしている様だ
2017年04月30日 10:19撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:19
難解パズルをしている様だ
これで合っているのか?自信ない。
2017年04月30日 10:20撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:20
これで合っているのか?自信ない。
市房山、やっと馴染みのある山が出てきた。これを基準に山座同定する
2017年04月30日 10:21撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:21
市房山、やっと馴染みのある山が出てきた。これを基準に山座同定する
自信ない。地元の方で知っている方がおられたら、間違いがあったら指摘してください。
2017年04月30日 10:21撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:21
自信ない。地元の方で知っている方がおられたら、間違いがあったら指摘してください。
尾鈴はやっぱ、雲の中なのかな?
2017年04月30日 10:23撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:23
尾鈴はやっぱ、雲の中なのかな?
これは自信ある。
2017年04月30日 10:24撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:24
これは自信ある。
高千穂峰、綺麗だな。
2017年04月30日 10:25撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:25
高千穂峰、綺麗だな。
今は活火山の新燃岳と高千穂峰
2017年04月30日 10:37撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
1
4/30 10:37
今は活火山の新燃岳と高千穂峰
獅子戸山から新燃岳。今は良い子は行っちゃだめよ。
2017年04月30日 10:26撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:26
獅子戸山から新燃岳。今は良い子は行っちゃだめよ。
新燃岳(当時は登れた)からさっきまでいた韓国岳。
2017年04月30日 10:26撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:26
新燃岳(当時は登れた)からさっきまでいた韓国岳。
高千穂峰(良い子は、現在ここからは見えません)
2017年04月30日 10:27撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:27
高千穂峰(良い子は、現在ここからは見えません)
韓国岳と穴戸錠?
2017年04月30日 10:28撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:28
韓国岳と穴戸錠?
新燃岳の火口壁(良い子は通れません)
2017年04月30日 10:29撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:29
新燃岳の火口壁(良い子は通れません)
新燃岳の火口湖。
2017年04月30日 10:30撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
1
4/30 10:30
新燃岳の火口湖。
新燃岳から見る高千穂峰
2017年04月30日 10:31撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
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4/30 10:31
新燃岳から見る高千穂峰
だいぶ近づいてきました。
2017年04月30日 10:31撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
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4/30 10:31
だいぶ近づいてきました。
宿の前の樹林。
2017年04月30日 10:33撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:33
宿の前の樹林。
翌日、高千穂峰に登りました。かつての大関「(天の)逆鉾」。
2017年04月30日 10:34撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
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4/30 10:34
翌日、高千穂峰に登りました。かつての大関「(天の)逆鉾」。
高千穂峰の火口です。
2017年04月30日 10:35撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 10:35
高千穂峰の火口です。
韓国岳やっと見えた。
2017年04月30日 10:36撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
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4/30 10:36
韓国岳やっと見えた。
韓国岳で出会った、スケッチ達人K氏から、毎年、絵手紙をもらいました。「不動池から韓国岳と爆裂火口」
2017年04月30日 17:27撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
4/30 17:27
韓国岳で出会った、スケッチ達人K氏から、毎年、絵手紙をもらいました。「不動池から韓国岳と爆裂火口」
「雨ヶ池にて、平沼岳とすすきの原」
2017年04月30日 17:28撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
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4/30 17:28
「雨ヶ池にて、平沼岳とすすきの原」
「日南海岸にて」
2017年05月01日 10:12撮影 by  Canon TS8000 series, Canon
5/1 10:12
「日南海岸にて」

感想

1991年3月の登山記録。この4月より、転職先での新しい生活が始まる。鋭気を養うための南九州遠征登山。

初日は上天気。まずは、えびの高原から霧島連峰最高峰、韓国岳登山。多くの人が軽装で登っている。1時間半弱で山頂。百名山の53座目の登頂。軽い昼食をとる。多くのハイカーで賑わう中、スケッチをしている初老の男性(K氏)が目に入った。そばに行き、覗き込むと、見事なスケッチをされている。いろいろ会話しているうち、よほど気に入られたのか、記念にいくつかの展望図を頂戴した(別添ファイル)。ちなみにK氏は、ごく最近まで毎年2回、年賀状と暑中見舞いに、ご自慢の山の絵手紙を送ってくださっていた。

韓国岳から先、霧島連峰縦走路に入ると、めっきり人は少なくなった。急な砂礫の下りを苦労して下ると、のびやかな草原の道となる。左手前方には、高千穂峰が見事である。あまりの美しさに、時々立ち止まっては見入ってしまう。

新燃岳の火口からは噴煙を上げている(現在は新燃岳周辺は登山禁止)。毒々しい青色をした火口湖が、瞼に焼き付いた。

中岳付近も、より近づいた高千穂峰を背景に、気持ちの良い草原が広がる別天地であった。中岳からは、岩がゴロゴロした歩きにくい急坂を下り切るり、高千穂河原に到着。今日は、ここで打ち切り。高千穂峰は、明日登ろう。タクシーで温泉宿に向かう。

翌朝、昨日と同じ運転手のタクシーに乗り、再び高千穂の河原に向かう。曇天の下、高千穂峰の斜面を登り始める。火口壁の一端に立つと、昨日たどった霧島連山が一望の下。しばらくすると、霧がスーッと流れてきて視界を遮り、同時に大粒の雨が降ってきた。

実に登りにくい高千穂峰直下の砂の急坂を我慢をすると頂上。悪天の平日にもかかわらず多くのハイカーで賑わっていた。寒風が吹く中、祝杯の缶ビールを開けた。「寒い!」。この峰の象徴である天の逆鉾を確認したことに満足して、15分後には、下山にとりかかった。

山頂直下の急な砂の斜面では、2〜3回転倒した。多くのハイカーに見られ気恥ずかしかった。

高千穂河原に戻ると、1日3本しか通っていないバスの昼前のバス(11時20分発)のタイミングにドンピシャ合った。林田温泉経由で南宮崎駅に戻る。私は鉄の趣味ももっているので帰りは鉄道を使った。特急「にちりん」号で、5時間もかけて小倉駅へ。小倉駅前のビジネスホテルで1泊して、翌朝の新幹線で東京駅に戻った。

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