火打妙高 BC



- GPS
- 48:03
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:09
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 6:58
天候 | 3日:晴れ 4日:晴れ 5日:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4日、高温につき、湿雪表層雪崩多発 |
写真
感想
山岳会の合宿で妙高火打へ行ってきました。
初日:12曲がりから高谷池ヒュッテに上がる予定がルートファインディングミスで黒沢経由になりました。
黒沢ルートは急登ではないものの、沢筋ということで、デブリ、落石がおおく。また通過時気温が高かったことから、落石、雪崩に気を配りながらの行動となりました。
黒沢を抜けて富士見台を経由して高谷池ヒュッテにつくと、さっそく宴会!
そのご、夕食を作って8時ごろ就寝。
2日目:5時起床、6時発。まずは火打山を目指しました。朝早いこともあって、雪は安定していたのですが、トラバース斜面がまだ固く、シールが効かなかったため、途中からシートラしました。こういう時ウィペットがあったらと感じました。(帰りの道中松本のICIで購入(笑)
火打山山頂からはピストンで高谷池ヒュッテへ滑走。
アイスバーンで快適ではないものの、ロケーションはばっちりだったので良しとします!
その後、休憩をして、今度は妙高方面へ。山スキーでは妙高に行っても面白くないということで、大倉乗越経由、三田原山を目指すことに。
茶臼山まで登ったあとは、黒沢池ヒュッテめがけてドロップ。
ほどほどに気温が上がったとこで、快適なザラメ斜面をたのしむことができました!(今回一番面白かった1本ですね。
黒沢池ヒュッテからは大倉乗越に向け登り返し。
メンバーが大倉乗越から妙高方面へ1本滑ってみることに。
エントリー直後、斜面下部に下降中のツボ足PTがいたため、北側へトラバース。
この際、サイズ1.5の雪崩を誘発。幸い下部のツボ足PTのいる位置と走路がずれていたため、巻き込まれた人はいませんでした。
破断面は、深さ3cm、幅10m、走路長70m
そののち、同じ斜面でコンプレッションテストを実施。
CTE6 down3cm
反省点として、下部に他PTがいるのにトラバースしたのは誤りでした。
また、ウィンドスラブにもう少し気を配っていれば滑り込む前に気が付いたかもしれません。また、茶臼山〜黒沢池ヒュッテの滑走が同一斜面で、非常に雪が安定していたので、今回も同じだろうと考えてしまったのもミスだったと思います。(雪の多様性をもう少し意識していれば・・・
雪崩が起きた隣の沢スジは大きな雪崩のあとがあったため、そのあたりも見落としていたのはまずかったと思います。
そのあとは、戦意喪失のため、高谷池ヒュッテへ引き返し宴会をしました。
宴会中、高谷池ヒュッテの北東面を滑ってきたスキーヤーもサイズ1程度の雪崩を誘発していたので、この日は雪崩が起きやすい気象条件だったんだと思います。
3日目:テントを回収し、12曲がり経由で下山。12曲がり付近は斜度があり、楽しかったですが、昨日の雪崩のことが頭をよぎって慎重に下降しました。
なんにしても、今回の自分の誘発で巻き込まれた人がいなくてよかったと思います。
サイズ1.5程度の小規模な雪崩でしたが、事故の原因にはなりえるので、滑り込む前に、もっと、地形、雪、気象、を確認して滑るよう心掛けたいと思います。
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