記録ID: 1141604
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
栗駒・早池峰
火打岳(よっちゃん坂コース)〜小又山周回(庄内神室連峰)
2017年05月20日(土) [日帰り]
山形県
yamanamie
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,485m
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| 天候 | 快晴(稜線風強し) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
西ノ又沢登山口では、逸る気持ちを抑え、準備体操後それでは出発です。 ※5/20現在登山届箱は、西ノ又沢登山口には、登山届の箱設置用の柱はありましたが箱はありませんでした |
| コース状況／ 危険箇所等 |
神室連峰は、1500m足らずの山並みですが登山口からの標高差があり、それなりの体力と技量が要求されます。 西ノ又沢登山口への途中で林道は雪渓の為、通行出来ません。 通れないところからバックの状態でUターン出来る所まで戻らなくてはなりませんでした(山側からの落石の心配、谷川は崖です) よっちゃん新道(坂)は整備されておらずかなり荒廃していますし急登です、両手両足を使わないと登れません、所々にピンクリボン等があり稜線目指して進めば道迷いの心配はないと思いますが急登登坂時には特に注意し、慎重に進んで下さい。急登と藪でどうしても凹部を通らなくてはならない所は落石などに充分注意して下さい(いつ石が転げてきても可笑しくない斜面もあります) 神室連峰の稜線(稜線が登山道です)は東面の傾斜は雪で削られている為に崖になっている所が多々あり狭い稜線などの東面等の崖は慎重の上にも慎重に進んで下さい(時には藪に足を取られたり強風でバランスを失て……、バンソウコ(では済みません)てな事もあります) よっちゃん新道(坂)は、8〜9割方、藪です。登りに利用すると藪漕ぎと急登でかなり体力が奪われます。主稜線は、藪こそ無く軽快ですが登山道は斜めになっており歩きにくいです。 よっちゃん新道(坂)は、私的にはお勧め出来ないコースです(一部急登と笹薮が凄すぎます) もう、廃道と言っても良いかもしれません、殆どの地図には載っていません。 |
| その他周辺情報 | 国道47号線沿いのJR大堀駅の反対側の山の麓に大堀温泉､少し離れますが瀬見温泉､宮城に入れば中山平の温泉､鳴子温泉等､温泉には事欠きません｡ |
写真
神室連峰の登山口へ向かう車窓から、本日は快晴が期待出来そうです。
早朝の、東法田付近からの田植え前の田圃に写る八森山方面(こちらは田植え遅いんですね、お蔭で良い景色見させて頂きました)
白川渓流公園を過ぎて白川堰を右手に見て進むと間もなく分岐点に差し掛かります。左は、西ノ又沢登山口 右は、根ノ崎登山口です。
今回は、左側の西ノ又沢登山口へ向かいます。
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5/20 5:39
白川渓流公園を過ぎて白川堰を右手に見て進むと間もなく分岐点に差し掛かります。
左は、西ノ又沢登山口 右は、根ノ崎登山口です。
今回は、左側の西ノ又沢登山口へ向かいます。
左は、西ノ又沢登山口 右は、根ノ崎登山口です。
今回は、左側の西ノ又沢登山口へ向かいます。
こんな感じの道を進みます。林道の木々の枝や落石が心配です。慎重に車を進めます。
雪で、西ノ又沢登山口まで行けず、ここまでバックで戻って来て方向変換して駐車(車止めの石をタイヤの前に置きました)
ここが、最初に通れなかった林道です。この下の沢にはブリッジ状に大きな雪の橋がありました、雪が集まる谷間なんですね。約15分程歩いて西ノ又沢登山口へ。
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5/20 6:11
ここが、最初に通れなかった林道です。この下の沢にはブリッジ状に大きな雪の橋がありました、雪が集まる谷間なんですね。約15分程歩いて西ノ又沢登山口へ。
西ノ又沢登山口です。よっちゃん坂コースは徒渉しないでここより沢の上流へ進みます。
ここから、よっちゃん坂(新道)始まり。
よっちゃん坂コースは、これに憧れて挑みました(嘘です)
よっちゃん坂コースは、これに憧れて挑みました(嘘です)
西ノ又沢の水量は今回多いので周回で戻って来た時は裸足の徒渉覚悟です。
落石注意です。一部落石が道を塞いでいました。
上を見ながら急ぎ足で通過。
上を見ながら急ぎ足で通過。
森林伐採時の道でしょうか、標識がないので、この道を進みました。振り返って写す。いろんなブログには、こんな処、写っていなかったので地図と照らし合わせたり少し悩む。
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5/20 6:36
森林伐採時の道でしょうか、標識がないので、この道を進みました。振り返って写す。
いろんなブログには、こんな処、写っていなかったので地図と照らし合わせたり少し悩む。
いろんなブログには、こんな処、写っていなかったので地図と照らし合わせたり少し悩む。
いよいよ、よっちゃん坂取り付きです。(左側にも広い荒れた林道は続いていましたがコースから外れているので途中から戻り、この正面の取り付きへ)
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5/20 6:40
いよいよ、よっちゃん坂取り付きです。
(左側にも広い荒れた林道は続いていましたがコースから外れているので途中から戻り、この正面の取り付きへ)
(左側にも広い荒れた林道は続いていましたがコースから外れているので途中から戻り、この正面の取り付きへ)
急登を登り始め途中で一休み、振り返れば神室連峰最高峰の小又山が顔を出してくれていました。
イワウチワは、もう過ぎていましたが、イワウチワさんごめんなさいで通過。
登山中の脇を見れば、伐採時の林道だったのでしょうかまだ続いています。
ブナの木にピンクリボン、コースは間違っていない様子。
急登で両手・両足をフル回転です。
急登で両手・両足をフル回転です。
急登で藪漕ぎが嫌で脇に逸れると、落石等注意斜面です。少しでも音がすると大声で「ラーク」と叫んでしまいそうな雰囲気です。
※この辺で、何処からか話し声が聞こえる感じがしました。
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5/20 7:18
急登で藪漕ぎが嫌で脇に逸れると、落石等注意斜面です。
少しでも音がすると大声で「ラーク」と叫んでしまいそうな雰囲気です。
※この辺で、何処からか話し声が聞こえる感じがしました。
少しでも音がすると大声で「ラーク」と叫んでしまいそうな雰囲気です。
※この辺で、何処からか話し声が聞こえる感じがしました。
登山道の途中から休憩を兼ねて、振り向けば小又山(1366.7m)。
残雪と新緑が良い感じを醸し出してくれています。
残雪と新緑が良い感じを醸し出してくれています。
途中、樹間より権現山が見えて来ました。よっちゃん坂コースの目印ですね。
藪・藪・藪の始まり……藪は続きます。でも、時々見える稜線からの火打岳や小又山の雄姿は素晴らしいです。ここを、直進です。大変でした。
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5/20 8:00
藪・藪・藪の始まり……藪は続きます。
でも、時々見える稜線からの火打岳や小又山の雄姿は素晴らしいです。ここを、直進です。大変でした。
でも、時々見える稜線からの火打岳や小又山の雄姿は素晴らしいです。ここを、直進です。大変でした。
足元を見れば今度は、イワウチワに癒されます。しかし、この藪漕ぎで何時になったら、よっちゃん坂分岐点に到着出来るか体力が続くか心配になります。
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5/20 8:13
足元を見れば今度は、イワウチワに癒されます。
しかし、この藪漕ぎで何時になったら、よっちゃん坂分岐点に到着出来るか体力が続くか心配になります。
しかし、この藪漕ぎで何時になったら、よっちゃん坂分岐点に到着出来るか体力が続くか心配になります。
こ、こんな藪が…。一番閉口した笹藪群です。こんな藪では体を倒すようにして道を開いて進みました。※熊さん大好物の筍類は出ていませんでした。
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5/20 8:33
こ、こんな藪が…。一番閉口した笹藪群です。
こんな藪では体を倒すようにして道を開いて進みました。※熊さん大好物の筍類は出ていませんでした。
こんな藪では体を倒すようにして道を開いて進みました。※熊さん大好物の筍類は出ていませんでした。
こんなテープ(養生用のテープ)も、コース外れ出ないことを確信。
目指す、よっちゃん坂分岐(中央の三角の頂きです)はまだまだの感じ、藪漕ぎ状態の連続では遙か遠くに感じられます(実際そうだったのです)
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5/20 8:53
目指す、よっちゃん坂分岐(中央の三角の頂きです)はまだまだの感じ、藪漕ぎ状態の連続では遙か遠くに感じられます(実際そうだったのです)
目指すは、よっちゃん分岐点。正面の三角の山。
雪道は断続的で、期待を常に裏切られます。
雪道は断続的で、期待を常に裏切られます。
周回して、戻る予定の西ノ又沢コースが正面手前への稜線です。
高い頂き、左側が1111ピークです。
高い頂き、左側が1111ピークです。
少し進んで、また火打岳方面がうらめしや〜。
残雪と下から登る新緑が堪らない景色です。
残雪と下から登る新緑が堪らない景色です。
少しは、よっちゃん坂分岐は近づいたでしょうか。
いや、まだまだ藪道は続きます。
いや、まだまだ藪道は続きます。
登山道の目印になる大きな岩です。少しは登っているのに下りもあります。
アカヤシオツツジと小又山方面(小又山の頂は見えなくなりました)
よっちゃん坂分岐手前の稜線より火打岳方面のアップ。
なかなか良いロケーションです。
なかなか良いロケーションです。
振り返りやはり、沢沿いから最初の稜線に出るまでの傾斜はかなり厳しいのが分かりますね。
よっちゃん坂分岐は近くに見えてきましたが…。稜線は、かなり狭くなり、東面は崖、木の根や枝が邪魔しています、細心の注意で進みます。
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5/20 10:19
よっちゃん坂分岐は近くに見えてきましたが…。
稜線は、かなり狭くなり、東面は崖、木の根や枝が邪魔しています、細心の注意で進みます。
稜線は、かなり狭くなり、東面は崖、木の根や枝が邪魔しています、細心の注意で進みます。
よっちゃん坂分岐に到着して振り返る。廃道扱いなもんで全く表示なし(*_*)。
よっちゃん坂分岐より、台山と陰が薄いですが奧に鳥海山。(山の天気予報ではCランク、天気は良いが風強し、だったので視界は良好と読んでいたのですが…)
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5/20 10:40
よっちゃん坂分岐より、台山と陰が薄いですが奧に鳥海山。(山の天気予報ではCランク、天気は良いが風強し、だったので視界は良好と読んでいたのですが…)
急登と藪漕ぎでへとへと、行けるかどうか分からない小又山方面。
登って来た、よっちゃん坂コースを汗を拭きながら感慨深かげに振り返る(急登と藪の大変だったコース、お勧め出来ないコースです)下山のエスケープルートのつもりだったけど、とんでもありません。
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5/20 10:43
登って来た、よっちゃん坂コースを汗を拭きながら感慨深かげに振り返る(急登と藪の大変だったコース、お勧め出来ないコースです)
下山のエスケープルートのつもりだったけど、とんでもありません。
下山のエスケープルートのつもりだったけど、とんでもありません。
ここから火打岳へのコースの眺めは最高ですが、急峻な頂と稜線を素直に登山道が通っており、アップダウンが激しく体力を消耗します。
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5/20 10:46
ここから火打岳へのコースの眺めは最高ですが、急峻な頂と稜線を素直に登山道が通っており、アップダウンが激しく体力を消耗します。
�＿仟燃拱�面、見る分には、秀峰だなんて褒め称えられますが、今の私は登れるかどうか心配、秀峰が仇です。これらの稜線と頂を真っ直ぐ通るのです。トラバース道はないのでしょうか?
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5/20 11:29
�＿仟燃拱�面、見る分には、秀峰だなんて褒め称えられますが、今の私は登れるかどうか心配、秀峰が仇です。
これらの稜線と頂を真っ直ぐ通るのです。トラバース道はないのでしょうか?
これらの稜線と頂を真っ直ぐ通るのです。トラバース道はないのでしょうか?
やっと、左から前神室山、神室山、天狗森、小又山方面が一望出来ました。
火打北峰、脇から頂へアタック出来ます。坂になると急にペースが落ちてしまいます。
5・6歩あるいて立休憩、5・6歩あるいて立休憩の繰り返しです。
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5/20 11:44
火打北峰、脇から頂へアタック出来ます。
坂になると急にペースが落ちてしまいます。
5・6歩あるいて立休憩、5・6歩あるいて立休憩の繰り返しです。
坂になると急にペースが落ちてしまいます。
5・6歩あるいて立休憩、5・6歩あるいて立休憩の繰り返しです。
オオバキスミレでしょうか。群生はしていませんが至る所に咲いていました。
今の慰めは、道端の花たちと、この看板「がんばれ、山頂迄あと10分」だけでした。そうそう、本日はとても暑く稜線に吹く風には大変助けられました。
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5/20 11:58
今の慰めは、道端の花たちと、この看板「がんばれ、山頂迄あと10分」だけでした。そうそう、本日はとても暑く稜線に吹く風には大変助けられました。
��ニセ火打岳山頂付近からの、手前はよっちやん坂、奥が西ノ又沢コース、奥に禿岳方面。
�ぅ縫参仟燃抻劃塞婉瓩�らのよっちやん坂コースと権現山方面。
休み休みなんとか、火打岳(1237.3m)山頂に到着。
三角点にさっそく挨拶。
三角点にさっそく挨拶。
素晴らしい眺めの山頂は独り占め(と言うより誰も居なくてさみし〜い)、西火打岳、奧に薄っすらと名峰鳥海山。
左→右
�‖臑�山、奥に八森山方面。この日は葉山・月山は見えませんでした。
�‖臑�山、奥に八森山方面。この日は葉山・月山は見えませんでした。
��よっちゃん坂コースと奥に禿岳。
では少し休憩した後、小又山へ向かいます。
では少し休憩した後、小又山へ向かいます。
ニセ火打岳山頂付近より、これから目指す小又山と小又山への稜線。さ〜あ頑張るぞぉ〜う。
道端のカタクリ、登山道に咲いており踏まないように歩くのに苦労します。
よっちゃん坂分岐に到着。よっちゃん坂の登坂で時間を予想外に使ってしまい、疲れているけど日没までは登山口へ戻らねばならないので、のんびり出来ず立休憩後、小又山を目指します。
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5/20 13:37
よっちゃん坂分岐に到着。
よっちゃん坂の登坂で時間を予想外に使ってしまい、疲れているけど日没までは登山口へ戻らねばならないので、のんびり出来ず立休憩後、小又山を目指します。
よっちゃん坂の登坂で時間を予想外に使ってしまい、疲れているけど日没までは登山口へ戻らねばならないので、のんびり出来ず立休憩後、小又山を目指します。
小又山への登りの始まりです。疲れていますけど稜線からの眺めは最高です。
小又山の中腹から水の音と滝が見えました。雪解け水で水量が多いですね。
上空には旅客機の飛行機雲が多いです、画面で見えずらいですが県警のヘリコプターらしきものが巡視している様子でした(遭難者と間違われないよう、この時だけ果敢に歩く)
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5/20 14:25
上空には旅客機の飛行機雲が多いです、画面で見えずらいですが県警のヘリコプターらしきものが巡視している様子でした(遭難者と間違われないよう、この時だけ果敢に歩く)
振り返って、よっちゃん坂方面。登りの始めはかなりの急登が分かります。
さらに進みます。小又山の山頂はまだ見えません。夏道が見えており雪渓は、歩かなくて済みそうです。
登山道面が斜めで歩きにくいですが、登山道はカタクリのお花畑です。
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5/20 14:37
さらに進みます。小又山の山頂はまだ見えません。
夏道が見えており雪渓は、歩かなくて済みそうです。
登山道面が斜めで歩きにくいですが、登山道はカタクリのお花畑です。
夏道が見えており雪渓は、歩かなくて済みそうです。
登山道面が斜めで歩きにくいですが、登山道はカタクリのお花畑です。
このなだらかな稜線(サンショ平)には池があり、サンショウの卵でしょうか。春の始まりを感じさせられました。
火打岳方面を振り返ります。よっちゃん坂コースの稜線も良く見えます。
�だ哨遼�沢コース、左のピークが1111mピーク。
1111mピークより西ノ又沢登山口までは一気に下ります。
1111mピークより西ノ又沢登山口までは一気に下ります。
小又山(1366.7m)山頂に到着。神室連峰最高峰に到着。そして、ここで神室連峰の西ノ又(役内)登山口〜前神室山〜神室山〜天狗森〜小又山〜火打岳〜大尺山〜槍ケ先〜八森山〜薬師原登山口と繋がった瞬間でした。
神室連峰のいろんな事の思い出に浸れる時間的な余裕も無く、西ノ又沢登山口へ明るい内に戻らなくてはと、少々焦る。でも証拠としての写真撮りはしっかりと実施済。
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5/20 15:24
小又山(1366.7m)山頂に到着。神室連峰最高峰に到着。
そして、ここで神室連峰の西ノ又(役内)登山口〜前神室山〜神室山〜天狗森〜小又山〜火打岳〜大尺山〜槍ケ先〜八森山〜薬師原登山口と繋がった瞬間でした。
神室連峰のいろんな事の思い出に浸れる時間的な余裕も無く、西ノ又沢登山口へ明るい内に戻らなくてはと、少々焦る。でも証拠としての写真撮りはしっかりと実施済。
そして、ここで神室連峰の西ノ又(役内)登山口〜前神室山〜神室山〜天狗森〜小又山〜火打岳〜大尺山〜槍ケ先〜八森山〜薬師原登山口と繋がった瞬間でした。
神室連峰のいろんな事の思い出に浸れる時間的な余裕も無く、西ノ又沢登山口へ明るい内に戻らなくてはと、少々焦る。でも証拠としての写真撮りはしっかりと実施済。
小又山山頂からの火打岳方面、素晴らしい景色をありがとうございました。
小又山の山頂は、カタクリのお花畑でした。
遠くに高松岳方面と虎毛山も見えました。虎毛山の脇にちょこっと栗駒山も見えました。
遠くに高松岳方面と虎毛山も見えました。虎毛山の脇にちょこっと栗駒山も見えました。
これから下山の、西ノ又沢コース方面。
予想外の雪面です。何度か通った登山道ですけれど雪で大丈夫でしょうか。
予想外の雪面です。何度か通った登山道ですけれど雪で大丈夫でしょうか。
東面斜面。東面に足を取られると下まで滑落です慎重に歩きます。
再び、雪道で足を取られます。
雪道の登りになるとスピードダウンです。
雪道の登りになるとスピードダウンです。
疲れたので立休憩しながら振り返り
�‐�又山方面、ブナの新緑が映えます。
�‐�又山方面、ブナの新緑が映えます。
西ノ又沢方面は、ルンルンです。マイズルソウの葉が沢山萌えていました、もう少しするとマイズルソウのお花畑です。
所が小さなピークを過ぎた途端、雪で登山道を見失いそうになりましたが、GPSで助かりました。程なく夏道に辿り着けました。
こんなのが崩れて雪崩になるのでしょか。今にも崩れそうでした。
なんとか、1111ピークに到着。最後の登りでした。向こうの頂は、槍立。
ここからは、登坂は一切ありません。急な下りだけです、登山とは違う足の筋肉や膝を使う事になります。でも嬉しくなりました。
2
5/20 17:04
なんとか、1111ピークに到着。最後の登りでした。
向こうの頂は、槍立。
ここからは、登坂は一切ありません。急な下りだけです、登山とは違う足の筋肉や膝を使う事になります。でも嬉しくなりました。
向こうの頂は、槍立。
ここからは、登坂は一切ありません。急な下りだけです、登山とは違う足の筋肉や膝を使う事になります。でも嬉しくなりました。
急降下の始ま〜り。膝にダメージが来るので静かに下りる事を心掛けて下山。
少しは、なだらかになって来たでしょうか。
この道は、九十九折になってたらなあと…内心ぼやく。
この道は、九十九折になってたらなあと…内心ぼやく。
最初の渡渉点。二合目からだって、ここまでとても長く、長く感じられた道でした。森林の中をモクモク歩きながら、登山口はまだかまだかと思いながら歩いたからでしょうか。だいぶ汗をかき、小さめのペットボトル3本では水は1111ピーク付近で切れてしまい、この渡渉点近くの湧き水に飛びつきました、とても冷く美味しかったです。
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5/20 18:16
最初の渡渉点。二合目からだって、ここまでとても長く、長く感じられた道でした。森林の中をモクモク歩きながら、登山口はまだかまだかと思いながら歩いたからでしょうか。
だいぶ汗をかき、小さめのペットボトル3本では水は1111ピーク付近で切れてしまい、この渡渉点近くの湧き水に飛びつきました、とても冷く美味しかったです。
だいぶ汗をかき、小さめのペットボトル3本では水は1111ピーク付近で切れてしまい、この渡渉点近くの湧き水に飛びつきました、とても冷く美味しかったです。
渡渉点より間もなくで、西ノ又沢登山口に無事に到着。
沢山の経験をさせて頂き有難うございました。
沢山の経験をさせて頂き有難うございました。
でも、ここからが問題です。沢の水量が多い為、靴を脱いでしか渡渉出来ません。しぶしぶ靴を脱ぐ。
沢の水の流れは速く、冷たく10秒と足を沢に入れて居られない位でした、本当に冷たくて足が苦しくなりました。
渡渉後、冷たさに溜息(街では本日暑さで参っている人も沢山居たと言ていたのに)
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
筆記用具
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
神室山連峰に登るようになったきっかけは、ツアー登山で飯豊連峰の縦走登山に参加時、体力テストの為、登らさせられた山でした。それがきっかけで、神室連峰が好きになりました。でも大好きな神室連峰も全稜線を制覇していませんでした、残っているのが小又山から火打岳の間でした。効率良く回るには、よっちゃん坂(よっちゃん新道)を登りたいのですがよっちゃん新道のブログの数が非常に少なく、とても心配しながらも、私がレコしてみようと思い立ち出来るだけ早い出発で時間的余裕で心の余裕だけは作りました。
噂ではよっちゃん新道は廃道同然とか、藪藪藪……。それでは、GPS片手に、山菜採り時の藪漕用の作業ズボン(どうなっても良いズボン)で突入しました。
体力が続き稜線から稜線に出られれば、登山道はあるのですから、目標は定まっているのですが…。
◎西ノ又沢登山口〜稜線(よっちゃん道)
登山口の表示はありません、地図片手に進みます。初めは山菜採りの感 覚の山登りでしたが途中から枝に掴まらないと登れない急登状態でし た。
藪を避けようとすると窪地の急斜面を登らなくてはなりませんでした。
最初の稜線に出る手前から、なかなかの藪が始まりました。
◎稜線(よっちゃん新道)〜よっちゃん坂分岐
初めの稜線に出てから間もなく権現山が見えたのでコース的には間違い ない事を確信。ガスっている時でしたら、不安ですね。
稜線の一部や樹間からの小又山方面や火打岳方面の眺望は、なかなかの ものでしたが、この稜線は、藪に次ぐ藪の連続で大変・大変難儀しま す。
お勧め出来るコースでないことは自信を持って言えます。
分岐点近くの稜線は幅が狭く東面が崖で木の根や枝があり危険です。
途中、誰か歩いた形跡があり、それを頼りにも歩き助かった時もありま した。
◎よっちゃん坂分岐〜砂利押口〜火打岳北峰〜火打岳(山頂)
登山道は整備されており大変歩きやすく、眺望も抜群ですが神室連峰は
登山道が稜線や頂を通っている為、アップダウンが甚だしく、かなり疲 れます時間的余裕を持って登山を楽しんで頂きたいと思います。
火打北峰へは、少し歩いては休み、少し歩いては休みの繰り返しでし た。休憩時に写真撮り、それでは休憩になりませんよね。
稜線の風は、とても助かりました。私にとっては最高の天気でした。
ニセ火打岳の急登斜面を見た時は、あまりの急坂さに動顚しそうでし た。
ここも、少し歩いては休み、少し歩いては休みの繰り返しで写真撮り はしっかりしていました。こんな素晴らしい天気とロケーションなのに 本日は誰ともお会いしませんでした。こんな絶景を独り占め、勿体なさ 過ぎです。
◎火打岳(山頂)〜砂利押口〜よっちゃん新道分岐〜小又山
稜線の景色は最高でした、風も味方してくれました。
でも、これでもか、これでもかと言うほどアップダウンの連続で大変で した、でも絶景の連続と道端のお花畑で慰められました。
◎小又山〜越途
まさかと思いましたが、急斜面の雪道です。小さなアップダウンでも疲 れていたので、足を取られもう雪道はもう無くなってくれ〜と願うばかりでしたが登り斜面より夏道になり、とても助かりました。
◎越途〜西ノ沢登山口
越途から、少し進んだ所で雪渓が有り道を見失うが、進行方向に1111 ピークが見えていたので、焦りはしませんでしたが、以前に小又山登っ た時とは感じが違っていました、人間の感覚って当てになりませんね。
急登は、一度このコースはピストンしていたのですがこんなだったかと
慌てました。道端のイワウチワなどが慰めてくれました。
「山神様」の石碑が過ぎるとまもなく杉林、そこから登山口までは、近 いと思っていましたが水が切れ水飲みたさと、景色が全く無くなりで、 もう少し、もう少しと思う気持ちで長く感じたのでしょうか、長かった な〜あ。
西ノ又沢は、裸足での徒渉、雪解け水でとっても冷たく、流れが速く少 し足を入れただけで、冷たさに足が苦しくなりました。耐えられない程 の冷たさでした。途中で靴を脱ぐのってとても閉口しますね。
西ノ又沢登山口から車までは、もう15分以上の歩きです、ヘッドランプ は出さないで済みました。
本日の花たちや絶景、天気に感謝だけでした。
※よっちゃん坂コース、注意の上にも注意して下さいね。
お勧めはけっして致しませんm(_ _)m。
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2024年10月14日 (日帰り) [S]
神室連峰；土内登山口より周回
2024年09月28日 [C]
yamanamieさん、初めまして。
神室連峰を東側から火打岳、小又山を周回出来るルートがあるなんて魅力的だなと思って拝見させて頂きましたが稜線までは藪ルートなのですね…(*_*)
国土地理院にも載っていないルートを歩かれたのは大変苦労されたと思います。写真が沢山ありとても参考になりましたが、私にとってはハードルが高そうなルートだなと感じました。
貴重なレコありがとうございます(^_^)
ao_hachiさん はじめまして コメントありがとうございます｡
よっちゃん新道(坂)､最近ブログにも無く､念願の火打岳〜小又山を歩くには､よっちゃん新道(坂)を利用せざるを得なく､いろいろと調べましたが良い情報は見つかりませんでした､結局笹薮漕ぎ覚悟で山菜採り用の作業ズボンで臨みました｡
よっちゃん新道(坂)を下りに利用では道迷いが心配､登りに利用すればとても大変だけど稜線⇒稜線を辿れば間違いなく登山道に出られると計算しての今回の周回登山でした。花たちと絶景に慰められましたがとても疲れたというのが素直な感想です｡
私の好きな山の状況は､新緑と残雪､そして道端の花々で今回は天気も手伝いピッタリでした｡よっちゃん新道(坂)は､ロケーションはお勧めですが藪漕ぎが殆どで簡単に進められる登山道ではないんです。
西ノ又沢登山口〜火打岳〜火打新道コースを車2台利用だと比較的体力温存で行けるかなと……｡
神室連峰は､東北自慢の山です､山登りの大変さが手伝い登山客は非常に少ないですが絶景と静かな山旅が楽しめます。
yamanamieさま
コメント有難うございます
あの廃道コースを、しかも登りに使われたと記録を拝見し、びっくり
同時にあの時の下り切るまでの不安が、まざまざとよみがえりました。
持っていた地図には載っていたものの、それが随分古く
とうに藪になっていたとは全く知りもせず、降り始めたのです。
小又山からの眺望は素晴らしく、神室連峰の正に盟主の存在ですね
下山中の恐怖と、山頂からの素晴らしい眺めは、
あの年の一番のハイライトとして記憶にとどめられています。
写真を拝見すると、雪が今年はまだ沢山残っているようですが
五月の中頃は、普通なのでしょうか
神室連峰を踏破されるなんて羨ましい限りですね
自分には叶いそうにない遥かな夢になってきましたが、
あの日山頂から見た縦走路の広大な光景は
忘れ得ぬ思い出になっています
また神室山に登る計画が持ちあがり、
近々、再び神室山や周辺の東北百名山を訪れるかもしれません。
これからも安全に、ブナの自然の美しい東北の山歩きをお続け下さい。
kyom4さん コメントありがとうございました。
長野には､名だたる山々が沢山ある中で､東北の山々にも何度か足を運んでいただき､ありがとうございます。東北の山々は見た目はなだらかでお花畑が多い山が多いかと思います､北アルプスのように岩稜帯は少なく花好きには堪らないかと思います。神室連峰でも､神室山に登るコースで西ノ又(役内口)方面から登ると御田ノ神の雪渓を過ぎて窓くぐり手前に「キヌガサソウ」のお花畑が広がっており見事です､以前登った時の満開時期は7月だったでしょうか(よかったら私の以前の神室山のレコを覗いて頂ければ)
kyom4さんは､いろんな沢山の山に登られていますね。感心しました。
一昨年は､イイデリンドウが見たくて､飯豊連峰を一部縦走しました､あの山も山懐が深く､とても印象深いものでした､お花の数もとても多いですね。
朳差岳方面を一部歩けば私なりの飯豊連峰の稜線も繋がるのですが､今は無理無理無理…かな｡でも行けるうちに行ってないと???…一生後悔でしょうか｡(神室連峰の､よっちゃん新道よりも楽かもね)
神室山へは、アクセスの都合で金山町から往復しました。
黄葉の最中、避難小屋の建て直しで谷間に響く釘を打つ音が
未だに心に響いて来るような気がします。
小屋も建て直され、もう何年も経っているのでしょうね？
今回は出来るなら西ノ又コースをと願っているのですが
ソロでなく、希望は出してありますが、どうなるか未定です。
六月初めなので、キヌガサソウには会えないでしょうけれど
きっと花が咲き始める季節、どんな花に会えるか楽しみです
飯豊連峰は本当に花の素晴らしい山ですね
長い間の念願でしたが、やっと昨年縦走し、毎日感動の日々でした
地神山と大石山の間が残ってしまいましたが、
もう登る機会はないかもしれません。
登りたい山はまだまだ多いのですが
徐々に、体力も落ちて行きますし、思わぬ雑事に翻弄され
今しかないと、焦るような気持ちにせかされる日々です。
そんな中、思い出の山を懐かしむひと時が幸せな時間になり
小又山の懐かしい思い出を引きだして頂け、本当に嬉しいです。
チャンスは逃さず、大自然との幸せな出会いを求めて出かけたいですね
激藪でした（笑）
それでも行けることは分かっていたし、同じ尾根の大岩を確認して安心したりできました。
ありがとうございました。
kozou17さん こんばんは
4年物前の｢よっちゃん坂｣コースを参考にして頂き光栄です。
こちらこそ、よっちゃん坂のロープも見付けられずに進み、あの激藪を突破したのを懐かしく思い出させて頂きました。
体重を乗せて激藪を進む仕草は懐かしいです。
体力と時間があれば楽しいですけどね。
｢よっちゃん坂｣コースは、お勧めしませんが景色は抜群でした、今回は梅雨の時期、景色を望めなかったのが少し残念でしたね。
私も｢よっちゃん坂｣コースで神室連峰が線で繋がった懐かしいコースです。
コロナ禍で神室山方面へは足が遠のいていますが、根の先沢登山口への林道が通れるかどうかの情報が無いのが心配しています。
https://yamap.com/activities/8093471
一昨年の段階で完全に通行止めだった西ノ又沢への道が完全に復旧されていたので、あちらも大丈夫かもしれません。
もしされていなくても徒歩5分です
根の先口への林道の情報ありがとうございました。胸突き八丁〜神室山〜パノラマコースは何度か回っていたので、根の先口から神室山〜小又山の周回を狙っていました。1回、回ってますが再び狙うも林道が通行止めと聞いていたものですから躊躇していました。神室連峰も厳しい登りがありますが私の好きな山です。
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