涸沢 月明かりの下で穂高連峰のパノラマを楽しむ


- GPS
- 11:55
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:01
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:04
天候 | 1日目:曇り後雨 2日め:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
スリーピングシーツ
|
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感想
ハイシーズンには登山者であふれる涸沢も今の時期は空いているとのことで、1泊で出かけてきました。初めての涸沢でしたが、初日の天気予報は曇り後雨。雨の降り始めは13時頃との予報でしたので、朝一番のシャトルバスに乗ってなんとか12時位に涸沢小屋に着けばセーフかな?との計画で出発しました。上高地バスターミナルに着くと既に風が吹き荒れていて、今日一日の厳しさを予感させました。横尾へ向かう道もいつもなら癒やされながら歩くのですが、風が吹き抜ける轟音が響き渡り、嵐の最中のようでした。雲の流れが早く、時折陽が差すこともあり、今だ!とばかりに写真撮影しながら進みます。しかし、横尾までは平坦路を3時間も歩くため、途中で飽きてきます。そんな時は穂高の山並みを見上げて楽しむのですが、今日はそれもお預けです。横尾大橋を渡るとようやく登りが始まり、登山道らしくなります。本谷橋付近から何箇所か雪渓をトラバースする箇所がありましたが、屏風ノ頭のガレ場付近まで夏道で登ることができました。ところが、皮肉なことに軽アイゼンを装着して間もなく、予報よりも2時間も早く雨が降り始めました。雪渓の登りは徐々にきつくなり、強烈な向かい風は雨と氷粒のマシンガンで容赦なく攻撃してきます。しばらくすると、涸沢ヒュッテが見えてくるのですが、歩いても歩いても近づく感じがしません。ようやく、涸沢小屋との分岐にたどり着きますが、今日目指す肝心の涸沢小屋はどこにも見えません。(その後少し登ると発見)とどまること無い風雨の攻撃は続きます。心が折れそうになりながら、涸沢小屋に向けて足を進めますが、こちらも一向に近づく感じがしません。なんとか予定の12時過ぎに涸沢小屋に到着。風雨は日暮れまで続きましたが、夜には晴れ上がり見事な月夜でした。月光に照らされる涸沢カールと前穂高岳のシルエットはとても幻想的でした。
2日目は前日の頑張りが報われたのか、これ以上は無い程の快晴。帰るのが勿体無いくらいのコンディションでした。小屋には9人しか宿泊者はいませんでしたが、半分以上の方々は山頂を目指して登って行かれたようです。私たちは絶景に包まれながら前日とは全く違うハイテンションで山を後にしました。来年も来たいな!
私は、ヒュッテ泊まりでした。ほぼ同じタイミングの山行でしたので、もしかすると、氷雨と風の中をぽつりぽつりと歩む、私の前で8枚目の写真の看板のところで、右に小屋の方へ進まれたのが、peresimonさん達だったかなと想像をしております。
沢沿いの雪道のためにアイゼンを装着されていた方かなとか。
夏用の雨具だったので、雨風がきつく次回は、しっかりしたアウターを持ってくるべきだなぁと思いながら登山。
翌日は、快晴の日曜日、日焼け止めを忘れて雪焼け、日焼けを気にしながら下山となりました。
持ち物は、しっかり確認しないといけないと反省させられた山行でした。
Bouzさん
こんにちは。
1日目の氷雨にやられた、お仲間ですね。それを乗り越えたお陰で2日目の好天に出会えたのかな、と思っています。時期的なものもありますが、天気が良くなかったせいか涸沢小屋は宿泊者も少なくひっそりしていました。ヒュッテの方はいかがだったでしょうか。今度はヒュッテにも泊まってみたいと思います。
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