断念！八丁尾根〜鋸岳第二高点〜甲斐駒ケ岳〜黒戸尾根（日帰り周回）

2017年06月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 25.5km
• 登り: 3,489m
• 下り: 3,486m

コースタイム

3:22 尾白川渓谷駐車場スタート
4:45 日向山
5:44 鞍掛山分岐
6:36~44 大岩山
8:21 烏帽子岳
8:32~40 甲斐駒、鋸岳との分岐
9:09 中ノ川乗越
9:32 鋸岳第二高点
9:12~32 大ギャップ
10:52~11:05 鋸岳第二高点
11:43 烏帽子岳方面との分岐
12:15 六合目小屋
13:11~28 甲斐駒ヶ岳山頂
14:12 七丈小屋
14:33 五合目小屋跡
14:55 刀利天狗
15:06 刃渡り
15:36 横手登山口方面との分岐
16:16 吊橋
16:22 尾白川渓谷駐車場ゴール

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

6/18 3:22

今回は柴ニャンに誘われて八丁尾根から鋸岳に挑戦！
いつもの尾白川渓谷の甲斐駒神社駐車場からスタート。
駐車場とトイレが新しく整備されていました。
久々にヘッドライトを使用する時間帯からスタート。

6/18 3:55

八丁尾根へは日向山ハイキングコースを利用。

6/18 4:42

日向山の三角点

6/18 4:45

明るくなるころに日向山山頂に到着。
八ヶ岳が綺麗に見えました。

6/18 4:45

鞍掛山方面はガスで真っ白。

6/18 4:45

日向山山頂の標識

6/18 4:46

ガスが晴れるといいのに…。

6/18 4:47

6/18 4:47

ん？

6/18 4:47

甲斐駒？

6/18 4:49

振り返って八ヶ岳。

6/18 4:49

ガスが少しずつ晴れてきました。

6/18 4:51

ここを直進して鞍掛山方面へ進みます。

6/18 4:51

日向山の砂山をあとにします。

6/18 4:57

いきなり痩せ尾根を歩きます。
柴ニャン、ヘルメット装着！

6/18 4:57

陥没している所があったので注意！

6/18 5:19

木々の合間に甲斐駒。

6/18 5:19

6/18 5:19

薄っすらだけど富士山が見えました。

6/18 5:28

鞍掛山まではこんな感じの道も歩きます。

6/18 5:41

ガスが晴れて甲斐駒がくっきり。

6/18 5:41

富士山もいい感じ！

6/18 5:41

ツツジが満開。

6/18 5:44

鞍掛山への分岐。
今回は鞍掛山をスルーします。

6/18 5:51

天然カラマツ林。

6/18 6:11

苔むした道も歩きます。

6/18 6:20

この熊手はいったい何に？
スプレーは目印用？

6/18 6:21

ここのイワカガミは赤色ばかり。

6/18 6:22

鋸岳？

6/18 6:23

大岩山までは特に迷うようなところはありません。

6/18 6:36

大岩山登頂！
柴ニャンはお腹の調子が悪くて途中でピットイン。
オニギリを食べながらしばらく山頂で柴ニャンを待ちます。

6/18 6:44

八丁尾根に向かいます。

6/18 6:48

大岩山からは何となく道が悪くなります。

6/18 6:49

イワカガミの群生

6/18 6:49

雄大な甲斐駒

6/18 6:49

ここでも富士山。

6/18 6:49

まさに鋸と言わんばかりのアップダウン。

6/18 6:51

大岩山と八丁尾根の間の鞍部へは激坂を下ります。

6/18 6:54

クサリ場も有ります。

6/18 6:54

6/18 6:54

写真では判り難いですが、結構な傾斜です。

6/18 6:54

6/18 6:56

クサリ場を見上げるとこんな感じ。

6/18 6:56

黄色の頑丈なワイヤーロープ

6/18 6:58

ハシゴもあります。

6/18 6:58

ほぼ直滑降。

6/18 6:59

ここも満開。

6/18 6:59

凄いところに木が生えます。

6/18 7:01

凄い角度の岩肌。

6/18 7:01

振り返ってハシゴ場。

6/18 7:28

だいぶ甲斐駒が近くなってきました。

6/18 7:33

一番奥の尾根が黒戸尾根。

6/18 7:35

ここは踏み抜くと危ないので右側に迂回します。

6/18 7:45

甲斐駒

6/18 7:45

鋸岳の切れ込みはホント見応えあり。

6/18 7:46

柴ニャン、ヘルメット装着確認！
鋸に行く気満々！

6/18 7:46

それにしてもすごいギャップ。

6/18 7:48

雲の合間に薄っすら太陽が顔を出しました。

6/18 7:52

烏帽子岳直下の急登。

6/18 7:55

登ってきた稜線と八ヶ岳。

6/18 7:55

この岩、すごい形です。

6/18 7:55

柴ニャン、ふざけ過ぎです…。
岩が割れたら大参事。

6/18 7:56

なかなかの急傾斜です。

6/18 7:57

6/18 8:08

真横に甲斐駒が来ました。
帰りは甲斐駒経由、黒戸尾根。

6/18 8:13

烏帽子岳の北側のピークで小休憩。

6/18 8:13

仙丈ケ岳

6/18 8:13

甲斐駒界隈には石碑や剣をたくさん見かけるけど、いったいここまでどうやって運んだのだろうか…。

6/18 8:15

北岳と間ノ岳も見えました。

6/18 8:16

烏帽子岳山頂まであと少し。

6/18 8:19

烏帽子岳山頂に到着。

6/18 8:19

初めて八丁尾根を登ったり下った人は誰なのだろうか…。

6/18 8:21

記念に1枚。

6/18 8:32

鋸岳への分岐点。

6/18 8:34

分岐から少し甲斐駒方面に行くといろんな南アの主峰達が堪能できます。

6/18 8:34

左から北岳、間ノ岳、右手前が仙丈ケ岳

6/18 8:34

これから目指す鋸！

6/18 8:34

中央アルプス？

6/18 8:35

分岐に戻って鋸を目指します。

6/18 8:40

まずはトラバース道を進みます。

6/18 8:40

6/18 8:54

こんな倒木のある樹林帯を抜けて行きます。

6/18 8:58

途中、崩れかかったところに緑色のロープが新設されていました。

6/18 8:59

ふと前を見ると鋸の絶壁が間近に！

6/18 9:02

ステッキは邪魔なのでここにデポして行きました。

6/18 9:03

可愛い花。

6/18 9:03

いったいどこを登るのだろうか…。

6/18 9:09

とりあえず中ノ川乗越まで降ります。

6/18 9:09

どこを登ればいいのか、ウロチョロしていると

6/18 9:13

自分の立っていた岩の上に薄っすらと矢印を発見！

6/18 9:13

真正面の崩れた枯れ沢の右脇にルートらしき踏み跡を発見。

6/18 9:15

登り始めるとガラガラ岩が転がりますが、見た目より登り易いです。

6/18 9:18

振り返って降りてきた山と甲斐駒。

6/18 9:21

枯れ沢を登る柴ニャン。

6/18 9:25

6/18 9:32

第二高点に到着。
ピークには剣が1本あります。
素晴らしい景色です。

6/18 9:32

6/18 9:32

八丁尾根

6/18 9:34

今回の目的地、鋸岳の第一高点まであと少し！

6/18 9:35

第二高点から第一高点方面にまっすぐ向かうといきなりものすごい傾斜を降ります。

6/18 9:36

景色は素晴らしいですが…。

6/18 9:38

少し進むと道が無くなり、大きな切れ込みに出てしまい、前に進むことが出来ません！ここが大ギャップのようです。

6/18 9:38

しかし、対岸の正面にはロープが何本もかけてあります。

6/18 9:38

まさか、この切れ込みを降りなければいけないのか？
覗きこんでも底がが見えません。

6/18 9:42

切れ込みを降りるのを断念し、目の前のルンゼに降りるべく南側に降りようとするも崖が危ない…。

6/18 9:45

足がすくみます。

6/18 9:45

見上げれば崖！

6/18 9:58

一旦、第二高点のピークに戻って辺りを見渡すと第二高点ピークのやや東側に南に降る道を発見。気にピンクの目印もありました。

6/18 10:01

踏み跡のある枯草の道を通ってルンゼに降ります。

6/18 10:08

ルンゼを降りるも正面は絶壁で道らしきものは無し！

6/18 10:08

見上げると先ほどの切れ込み（大ギャップ）が見えます。さっき見えたロープがあったのでルンゼを無理やり登って行きました。

6/18 10:09

ルンゼの東側にピンクの目印を発見。
完全にに大ギャップが本コースと思い込んでしまいました。

6/18 10:10

切れ込みまであと少し。

6/18 10:12

切れ込みの手前にも細いロープを発見。
どう見ても一般ルートではないです。

6/18 10:18

切れ込みまで到着。

6/18 10:18

反対側には残雪。
このロープはまだ新しそうです。

6/18 10:18

さっき覗き込んだ切れ込みの絶壁。

6/18 10:19

柴ニャンも登ってきます。
崩れるので一人ずつ登りました。

6/18 10:20

切れ込みから見上げます。

6/18 10:20

絶対に登れない…。
この時点でも自分たちがルートを間違えていることに気が付いていません。ロープがあったので勝手に本コースだと勘違いしていました。

6/18 10:27

少しだけロープのある絶壁をクライミングしてみましたが、危なすぎるので登るのは断念。絶対にハーネスが必要！

6/18 10:27

完全に直角の懸垂。

6/18 10:32

見上げた両側の絶壁

6/18 10:32

ここ（大ギャップ）のロープから登るのはあきらめて今回は引き返すことにしました。もう少し下調べをしてから来るべきでした。本来のルートはこのルンゼを更に南側に下って自分たちが断念したロープがかかっていた岩山をトラバースで迂回して鹿の窓に登るそうです…。

6/18 10:43

仕方なくあきらめて甲斐駒へ行くことにしました。

6/18 10:52

もう一度、第二高点に立ち寄って休憩しながら景色を堪能しました。

6/18 10:52

記念に1枚。

6/18 10:53

第一高点まであと少しなのに残念でした。
また今度挑戦です…。

6/18 10:57

北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳

6/18 10:57

今から向かう甲斐駒！

6/18 11:04

2人で記念に1枚。

6/18 11:05

6/18 11:09

疲労と鋸岳を断念したせいか、甲斐駒が遠くに見えます。

6/18 11:15

行きに登ったガレ沢を下ります。

6/18 11:23

デポしたステッキは、置いた場所にちゃんとありました。

6/18 11:43

八丁尾根との分岐まで戻ってきました。

6/18 11:54

6/18 11:55

また来るぜ、鋸！

6/18 11:57

これは桜かな？

6/18 11:58

振り返って鋸。

6/18 12:12

とりあえず六合目小屋を目指します。

6/18 12:15

岩でくみ上げた六合目小屋に到着。

6/18 12:15

中はこんな感じ。

6/18 12:16

六合目からは大きな岩場の区間をしばらく登ります。
特に危険は無いです。

6/18 12:25

頂上が近いようで遠い…。

6/18 12:33

槍ヶ岳？

6/18 12:37

こんな鎖場もあります。

6/18 12:39

仙丈をバックにクサリ場を登る柴ニャン。

6/18 12:41

坊主山か？

6/18 13:11

久々の甲斐駒ケ岳登頂！

6/18 13:11

相変わらず景色は最高です。

6/18 13:11

鳳凰三山と富士山。

6/18 13:11

三角点

6/18 13:14

鋸岳が見えます。

6/18 13:14

オベリスクに登ったことあるけど、今回断念した絶壁はフリークライミングでは無理…。

6/18 13:14

北岳、間ノ岳はまだ残雪が多い？

6/18 13:14

仙丈

6/18 13:15

八丁尾根と鋸岳。

6/18 13:16

またトライすることを誓って2人で記念写真。

6/18 13:28

ガスが登ってきたのでそそくさと黒戸尾根を下山します。

6/18 13:42

何時もの大岩の上で記念写真。

6/18 13:42

6/18 13:52

柴ニャン、クサリ場で叫んでます。

6/18 14:02

黒戸尾根はまだ残雪がありました。
滑ります。

6/18 14:12

七丈小屋に到着。
ここで本日、一人目と遭遇。

6/18 14:14

ガリガリ君が300円であるようです。
食べたかったぁ…。

6/18 14:33

慣れた黒戸尾根ルートなので五合目小屋跡まであっという間にきました。

6/18 14:36

五合目にある大岩にあるプレートは誰？

6/18 14:37

振り返って甲斐駒。

6/18 14:55

刀利天狗で親切なご夫婦に塩入特濃ミルク飴をいただきました。美味しかったです。

6/18 14:59

階段

6/18 15:06

刃渡りを過ぎるとトレランで降ります。

6/18 15:36

横手登山口への分岐

6/18 16:16

3時間弱で吊橋まで降りて来れました。

6/18 16:22

二人とも無事に怪我無く帰還。
まだ結構な数量の車が停まっていました。

6/18 16:36

これは新設されたトイレ。

6/18 16:37

駐車場のアスファルトも舗装し直してあります。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

K-MEN75

今回は久々に、悪沢トリオの柴ニャンに誘われて八丁尾根から鋸岳に挑戦。鋸岳への縦走路は山と高原の地図では波線とはいえ、一般ルートだったので下調べを余りせずに行ってしまい、第二高点で断念、引き返すことになってしまいました。鹿の窓をくぐりたかったです。また今度来る時はしっかりと下調べをしてから行こうと思います。それでもまあ、曇り空だったとはいえ、景色は堪能できたので良しとします！鋸岳と鹿の窓はまたの楽しみにしておきます。柴ニャンお疲れ様でした。次回の挑戦もよろしくです！

コメント

uechi

素晴らしいチャレンジですね！
自分も前々から鋸岳に登りたいと思っていましたので、とても参考になりました。

ありがとうございます。

K-MEN75

Re: 素晴らしいチャレンジですね！
uechiさん、こんばんは。
鋸岳、是非八丁尾根からチャレンジしてみてください。
鎖場、ロープ、痩せ尾根、急登、ありで歩き甲斐がありますよ。
烏帽子岳や第二高点からの景色は最高です。
私は今回、大ギャップまで行って引き返すことになってしまいしたが、また近々チャレンジしたいと思っています！

inamin

残念でしたね〜
そのまま行くと第三高点と言って、鹿窓の上を行けるらしいです。
それはそれで楽しいそうですが。
第二高点から第一高点を見ながら、左後ろに振り向くと割とはっきりとした踏み跡があるので、次回はぜひ！

K-MEN75

Re: 残念でしたね〜
ホントに残念でした…。
inaminさんのレコをもっと見てから行けば良かったです。
第二高点のあと、大ギャップのルンゼまで降りて、更に降りて回り込んで鹿の窓へ行かなければいけないのに逆に大ギャップに登ってしまいました。ロープが数本掛けてあったので完全に本ルートと勘違いしてしまいました。
次回は鹿の窓をくぐりたいと思います！

kaikairei

そっちは．．．。
K-MENさん、こんばんは 　　通常、第二高点〜鹿窓に行くには一度下へ巻くのですが、K-MENさんの行ったルートもアルパイン志向の方は行く方もいます。
また冬期も稜線通しなのでこちらのルートですね。
僕が坊主山敗退した日に、このルートを歩いた方がいましたがシビれたそうです
こんなルートですので、ロープ無しで普通の方はほぼ不可能ですね。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-681311.html
またアグレッシブな計画があったら誘ってください！

K-MEN75

Re: そっちは．．．。
kaikareiさん、情報有りがとうございます。
次は鹿の窓をくぐりたいと思います。
ちなみにあの大ギャップの絶壁をロープ無しで行く人たちがいるんですか？
もしかしてkaikaireiさん、登ったんですか？

kaikairei

Re[2]: そっちは．．．。
いえ、僕は初めて鋸に行った時に逆ルートからチャレンジしたのですが、見事に敗退しました。　　当時はクライミングをやっていた頃で登れる気満々でしたが、あんなクライムダウンは絶対に無理だと思いました。
今ほど情報は無かったですが、それにしても無謀でした。　ちなみにですが、一般ルートも現在のように整備されていませんでした。
でも、あのくらいの岩場なら上級者はロープは必要ないのかもしれません。　普通の感覚とは違いネジが飛んだ方々ですので．．．。
記録を読んでいてK-MENさんも普通では無いので、「まさか！」と思ってしまいましたよ（笑）

seira_

お疲れ様です。
おはようございます。

鋸岳を八丁尾根からですか。
富士川源流のほうからしか登ったことがありません。鹿穴などは僕は怖いのであまり通りたくありませんが八丁尾根は一度行ってみたいと思っています

お疲れ様でした。