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記録ID: 120051
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(赤岳・阿弥陀岳) 美濃戸口から日帰り周回

2011年07月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:19
距離
14.8km
登り
1,623m
下り
1,622m

コースタイム

美濃戸口4:46-5:27美濃戸山荘5:36-7:15行者小屋7:54-文三郎尾根-9:05赤岳山頂9:21-9:55中岳-10:26阿弥陀岳10:42-11:35不動清水入口11:49-12:11御小屋山分岐-12:51阿弥陀岳登山口(別荘地)-13:05美濃戸口
天候 薄曇(標高2500mより上はガスガスで眺望ゼロ)
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口(八ヶ岳山荘前)駐車場は500円

今回は御小屋尾根下山だったので美濃戸口に駐車しましたが、徒歩1時間を短縮できる美濃戸まで車で入ることが出来ます(但し駐車料金は1000円らしい)
コース状況/
危険箇所等
●人気のエリアなので山小屋も沢山あります(美濃戸口、美濃戸、行者小屋、赤岳頂上小屋)。でも御小屋尾根には小屋がありません。

●南沢コース(美濃戸山荘〜行者小屋)は、樹林帯の苔むした沢沿いの道で、よく歩かれたとても趣のある歩きやすい道でした。

●文三郎尾根は半分から上は鉄階段がずっと続く急登コースですが、登ってみると意外と傾斜が気になりません。

●キレット分岐から赤岳山頂まではクサリの連続する岩稜急登コースですが、両脇にクサリが設置されていて、危険をそれほど感じずに登れました。

●阿弥陀岳(摩利支天)から不動清水までの下りはずっと急傾斜が続きます。特に上部ハイマツ帯あたりの下りはザレたストレートな急傾斜でずっと脇に設置されたロープを掴んで慎重に下らないと、ズルっと行くと止まらずに落ちそうな感じがする、地味だけど一番大変な箇所でした。

●不動清水は入口標識から斜面を巻くように3分ほど歩いたところにありました。

●不動清水から下は、上とは一転して緩い傾斜の歩きやすい尾根道でした。

●阿弥陀岳登山口から美濃戸口までは別荘地内を歩きますが、意外と距離があり、疲れた足腰に舗装道路の固い路面がキツいです。
本日の周回スタート地点は美濃戸口の八ヶ岳山荘
本日の周回スタート地点は美濃戸口の八ヶ岳山荘
美濃戸山荘までは砂利の車道歩き
ここで休憩したら、いよいよ登山道が始まります。
美濃戸山荘までは砂利の車道歩き
ここで休憩したら、いよいよ登山道が始まります。
美濃戸山荘のすぐ先で(右:北沢、左:南沢)の分岐です。
今回は行者小屋までの南沢コースを選択。
2011年07月03日 05:36撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 5:36
美濃戸山荘のすぐ先で(右:北沢、左:南沢)の分岐です。
今回は行者小屋までの南沢コースを選択。
行者小屋
2011年07月03日 07:21撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 7:21
行者小屋
ガスが無ければ阿弥陀・赤岳・横岳に圧倒される眺めを拝めたんでしょうが、残念です。
2011年07月03日 07:33撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 7:33
ガスが無ければ阿弥陀・赤岳・横岳に圧倒される眺めを拝めたんでしょうが、残念です。
広場のベンチで朝食を食べていると、ガスが徐々に薄くなって、文三郎尾根から稜線のシルエットが見えるように。
2011年07月03日 07:48撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 7:48
広場のベンチで朝食を食べていると、ガスが徐々に薄くなって、文三郎尾根から稜線のシルエットが見えるように。
横岳の稜線も見え始めました。
2011年07月03日 07:48撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 7:48
横岳の稜線も見え始めました。
2011年07月03日 07:48撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 7:48
ガスの中に赤岳らしきシルエットも
2011年07月03日 07:54撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 7:54
ガスの中に赤岳らしきシルエットも
文三郎尾根下部の阿弥陀方面との分岐
今回は赤岳にまず登るので左を選択
2011年07月03日 08:01撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 8:01
文三郎尾根下部の阿弥陀方面との分岐
今回は赤岳にまず登るので左を選択
文三郎尾根の鉄階段手前で振り返ると、新緑の中に行者小屋が見えました。
2011年07月03日 08:11撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 8:11
文三郎尾根の鉄階段手前で振り返ると、新緑の中に行者小屋が見えました。
赤岳と中岳のコルまであと少し
2011年07月03日 08:36撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 8:36
赤岳と中岳のコルまであと少し
キレット分岐
ここから赤岳山頂までは鎖場の岩登り(でも危険性は少ない)
2011年07月03日 08:48撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 8:48
キレット分岐
ここから赤岳山頂までは鎖場の岩登り(でも危険性は少ない)
この鉄階段を登れば山頂まであと僅か
2011年07月03日 09:02撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:02
この鉄階段を登れば山頂まであと僅か
赤岳山頂三角点
ガスガスで残念ながら眺望ゼロ
2011年07月03日 09:05撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:05
赤岳山頂三角点
ガスガスで残念ながら眺望ゼロ
山頂の祠
2011年07月03日 09:05撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:05
山頂の祠
2011年07月03日 09:18撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:18
下山開始時に、少しガスが薄くなって、頂上小屋がわっすらと見えるように。
2011年07月03日 09:21撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:21
下山開始時に、少しガスが薄くなって、頂上小屋がわっすらと見えるように。
キレット分岐付近からみたキレットへ続くギザギザ稜線
2011年07月03日 09:32撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:32
キレット分岐付近からみたキレットへ続くギザギザ稜線
赤岳と中岳のコル(文三郎尾根分岐)からの中岳方面
2011年07月03日 09:37撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:37
赤岳と中岳のコル(文三郎尾根分岐)からの中岳方面
文三郎尾根分岐標識
2011年07月03日 09:37撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:37
文三郎尾根分岐標識
赤岳を見上げると、うっすらと頂上部らしきものが
2011年07月03日 09:38撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:38
赤岳を見上げると、うっすらと頂上部らしきものが
天気が良ければ目の前に中岳・阿弥陀岳への稜線が見えるはずですが。。。
2011年07月03日 09:43撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:43
天気が良ければ目の前に中岳・阿弥陀岳への稜線が見えるはずですが。。。
鞍部から見た中岳
2011年07月03日 09:46撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:46
鞍部から見た中岳
中岳山頂
2011年07月03日 09:55撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 9:55
中岳山頂
阿弥陀岳山頂
ここもガスガス
2011年07月03日 10:26撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 10:26
阿弥陀岳山頂
ここもガスガス
2011年07月03日 10:27撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 10:27
阿弥陀岳から御小屋尾根コースへの下りでまず目立つのが尖がった摩利支天(この先端を鉄階段を登って越えます)。
2011年07月03日 10:44撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 10:44
阿弥陀岳から御小屋尾根コースへの下りでまず目立つのが尖がった摩利支天(この先端を鉄階段を登って越えます)。
摩利支天と阿弥陀岳山頂
2011年07月03日 10:50撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 10:50
摩利支天と阿弥陀岳山頂
2011年07月03日 10:50撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 10:50
写真では伝わりませんが、踏ん張れないザレ場の急傾斜、左に見えるロープが無いと恐くて下れません。
写真では伝わりませんが、踏ん張れないザレ場の急傾斜、左に見えるロープが無いと恐くて下れません。
写真では伝わりませんが意外と急傾斜なんです
2011年07月03日 11:05撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 11:05
写真では伝わりませんが意外と急傾斜なんです
不動清水入口
2011年07月03日 11:35撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 11:35
不動清水入口
不動清水の水場
冷たい水が出ています。
2011年07月03日 11:42撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 11:42
不動清水の水場
冷たい水が出ています。
御小屋山分岐
左は舟山十字路方面、右が美濃戸口方面
2011年07月03日 12:11撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 12:11
御小屋山分岐
左は舟山十字路方面、右が美濃戸口方面
別荘地のはずれにある阿弥陀岳登山口
ここから美濃戸までは別荘地内の舗装道歩きです。
(ここまで車は入れます)
2011年07月03日 12:51撮影 by  CX2 , RICOH
7/3 12:51
別荘地のはずれにある阿弥陀岳登山口
ここから美濃戸までは別荘地内の舗装道歩きです。
(ここまで車は入れます)
撮影機器:

感想

7月の3連休にはテント泊縦走を予定。
その前に何とかテント泊の予行演習をしておきたいのに、週末はずっと悪天予報ばかり。土曜午後は雷雨予報なども出ていたので、今回もテント泊を諦めて日曜日帰り山行となってしまいました。
(ここのところ天気との相性が良くないですねえ)

日帰り山行となったけど、それなりに歩けてまだ登ったことのない山・ルートには行きたいなと、いろいろ検討した結果、
・赤岳に美濃戸からのアプローチでは登っていない
・阿弥陀岳に登ってみたい
・ピストンコースはつまらないので車で周回ルートを採れる

以上のところから、
美濃戸口に車をおいて、メジャールートで赤岳に登り、阿弥陀岳から御小屋尾根を下って美濃戸口へ戻ってくるという日帰りに丁度良い周回ルートとなりました。

日曜日も午後から雷雨の可能性があったので、早出早戻りが肝心と夜中に自宅を車で出発し、美濃戸口からの歩き出しは5時前(4時46分)。

もしかしたら、午前中から昼ぐらいまでは一時的に晴れ間が出るかと期待していたのですが、上空に寒気があるためか、2500mくらいから上は終始ガスガスで、赤岳も阿弥陀岳も山頂はガスガス真っ白。

いつか眺望の良い時に赤岳から阿弥陀岳の稜線をリベンジしたいものです(でも御小屋尾根の下山ルートはもういいです。あの下りのロープ箇所には手を焼いてしまいました)

因みに、予想以上に早く下山できたので、中央高速の渋滞開始前に帰ってしまおうと、温泉休憩をパスして、そそくさと車で家路を目指した結果、小仏トンネル手前で少々の渋滞+八王子IC手前での事故渋滞に遭遇しただけで、なんと夕方5時前には船橋の自宅に帰着できました。
(千円割引が無くなっても小仏渋滞は無くならない、恐るべし中央高速渋滞)

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コメント

kazさん、こんばんは
数馬の湯ですれ違ったものです。

私はこの日鳳凰三山に行っていました。
やはり、ガスが強くて眺望が望めませんでしたね。

中央高速で帰ったのですが、kazさんの2時間後は
悲惨なものでした。
渋滞+事故渋滞で、20号も使えなかったです。

私も八ケ岳は狙っていました。
でも、もう時間がなく、近々北岳に行きます。
kazさんはどこに行くのでしょうか?
2011/7/8 21:27
toratora48さん、コメントありがとうございます
そうですか、中央高速渋滞は千円割引終了でも、そんなの全然関係なく混みますね。

7月の3連休は昨年土砂崩れでアプローチで断念した南アルプスの聖・光の周回コースをテント泊で予定しています。

家からのアプローチが遠いのが難点なんですが、3000m峰で残しているのが聖と乗鞍だけなので、何とか今シーズン中にどちらも登っておきたいので。

いずれにしても梅雨が明ければ短い夏山シーズン開幕ですね。
お互い晴天を期待しつつ、夏山満喫といきたいですね。
2011/7/8 23:01
プロフィール画像
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