穂高岳(涸沢〜岳沢テント泊)
- GPS
- 47:12
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,172m
- 下り
- 2,159m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:19
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 11:31
- 山行
- 1:59
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:18
天候 | 雨、曇り、ときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
憧れの穂高岳は1日目、2日目ともに午前中はザンザン振りの雨でした。
上高地バス停から横尾経由で涸沢までのコースは平地が多いけれども距離は17km弱もあり、kamotoはぎりぎりの体力でたどり着いた感じです。涸沢ヒュッテで飲んだ生ジョッキが美味しかった。テント場は割といっぱいでごつごつしたところしか空いておらず、有料の板を借りてテントの下に敷きました。翌朝、雨。しばらく待っていたけれどやむ気配がないのでずぶ濡れのテントを畳んで出発。楽しみだったザイテングラートは景色も見えず雨のそぼ降る中の登りとなりました。狭い登山道なのですれ違いが大変です。午後から雨が上がるとの情報を得たので穂高岳山荘でできるだけ長く休憩を取りました。奥穂高岳への登りは30分ほど。展望はほとんどありませんでしたが日本第三の高峰への登頂に感無量でした。晴れていたらジャンダルム手前まで行ってみたかったけれども、霧の中から見えつ隠れつするその山容はとてもとても行けそうにないと思わせるのでした。
日差しが少しでてきたので、山頂から吊尾根方向にちょっとだけ降りたところの広くなったところで雨を吸ってずっしり重くなった装備を少しだけ干しました。
吊尾根〜紀美子平〜重太郎新道の下りは、テント装備のザックが大変重く感じられました。重さが膝に来るし、バランスを崩しやすくなりますし、心底しんどかったです。紀美子平でザックをデポして前穂高へ。空身の軽さに調子に乗って猿のように岩を登りました。この岩は登りやすいしいつまでも続くし、疲れていなければ最高に楽しそうです。でもここは上からも下からもハードな行程があり、誰しもが疲れている状態で登り始める山なのですね。午前中雨で足止めされていたことがたたって前穂高山頂から下り始めたのが15時前。紀美子平から岳沢まで少なくとも2時間かかるので、小屋へ連絡し、テント泊であることと到着が17時を過ぎることを連絡しました。あとはカウントダウン状態で無我の境地になって下りましたが・・・重太郎新道、きついですね!!疲れたといって立ち止まってしまってはいつまでもたどりつかないので、疲れや膝の痛みと意識を切り離してひたすら下りました。あとからGPSを見るとこの日は11時間半も行動していて、疲れるわけでした。
3日目の朝は晴れ。最終日に最高の天気になるのはいつものこと。
途中の風穴は面白かったです。木の根の下は氷が張っていて、谷になっている登山道を通る風を冷やしていました。
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