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Yamareco

記録ID: 1214694
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

子連れで北アルプス縦走:燕岳~大天井岳~常念岳

2017年08月02日(水) 〜 2017年08月04日(金)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.0km
登り
2,338m
下り
2,454m
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
穂高駅登山者駐車場にマイカー駐車(トイレなし)
行き:穂高駅登山者駐車場~中房温泉(定期バス・1700円)
帰り:一の沢登山口~穂高駅(タクシー4900円・一の沢は携帯電波が届かないため、常念小屋出発前に予約)
コース状況/
危険箇所等
ヤマメモから取りこむ際に行動時間などが消えてしまっていますが、3日とも6時間~7時間程度でした。

<1日目>
燕岳登山口~燕山荘 前半は30分ごとにベンチがあるのでそれを休憩の目安に。登山道は整備されていて歩きやすいです。
3時間ほどの合戦小屋で名物のスイカで大休憩。「北アルプス3大急登」ということで覚悟して挑んだ「合戦尾根」はあれ?どこが急登だったの?という感じ・・・
(息子が「う○ちダッシュ」で小屋を目指したせいで感じなかったのかも・・)

燕山荘~燕岳 燕山荘で昼ご飯休憩後、荷物は最小限で。面白い岩がたくさんあり、眺望もよく、気持ちよく歩けます。

<2日目>
燕山荘~大天荘 前半はゆるやかな稜線歩き。右手に槍や穂高を眺めながら気持ちよくあるけます。が、大下りの頭から下ったあとの登り返しがきつく、親子ともも高山病の症状が出て辛く感じました。
地図に「クサリ」とあって、子供は期待していたようですが、あれっ?これだけ?という感じのちょっとしたクサリでした。

大天荘~大天井岳 ここまでがかなりヘビーだったので、早めの昼ご飯兼ねた休憩後、荷物をデポし、気をとりなおして今回の最高峰・大天井岳へ。20分ほどで往復できます。

大天荘~常念小屋 アップダウンの稜線を3時間ひたすら歩きます。くじけそうになったころ、樹林帯を下った先に赤い屋根の常念小屋が見えてきたときはほっとしました。

<3日目>
常念小屋~常念岳 「山と高原地図」でコースタイム(往復1時間45分)を見積もった我が家でしたが、常念小屋でいただいたしおりのタイム(往復2時間20分)
以上にかかりました。浮石の多いガレた登山道で、落石に注意です。

常念小屋~一の沢 我々は下りでしたが、こちらから登るほうが中房温泉~燕山荘よりもずっと急登ではないか???と感じました。距離が長く、絶壁を辿る道は狭く、足元も浮石や粘土質の土などで滑りやすいです。この日滑落もあったようで注意が必要です。
後半の沢沿いの道は気持ちよく、のんびり休憩したくなりましたが、予想以上の長丁場、タクシーの予約時間が迫っていて、急いで駆け下りた感じなのがちょっと残念。




その他周辺情報 下山後は去年リニューアルした「しゃくなげの湯」へ。
ほかに「ほりで~ゆ」も近くにあります。
1日目の登り始め。
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1日目の登り始め。
熊笹の林を緩やかに登る。
ペースのあがちがちな息子に「ゆっくり歩かないと高山病になるよ〜」と声をかけます。
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熊笹の林を緩やかに登る。
ペースのあがちがちな息子に「ゆっくり歩かないと高山病になるよ〜」と声をかけます。
第一ベンチ。こまめに休憩をとるよう心がけます。
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第一ベンチ。こまめに休憩をとるよう心がけます。
林の光。この日は久しぶりの好天だったらしく、バスの運転手さんも「みなさん、ラッキーですよ」と。
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林の光。この日は久しぶりの好天だったらしく、バスの運転手さんも「みなさん、ラッキーですよ」と。
熊笹の林、引き続き
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熊笹の林、引き続き
合戦小屋荷揚げ用のロープウェイが見えます。
合戦小屋荷揚げ用のロープウェイが見えます。
第二ベンチ
変らず登りで
第三ベンチ
母、夜中の車移動で睡眠不足だったせいか、歩きだして早々に、初めて山で足(足裏と指)がつりました・・・😢
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母、夜中の車移動で睡眠不足だったせいか、歩きだして早々に、初めて山で足(足裏と指)がつりました・・・😢
富士見ベンチ。ガスっていて眺望なし、ですが晴れていたら富士山が見えるのかな?
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富士見ベンチ。ガスっていて眺望なし、ですが晴れていたら富士山が見えるのかな?
急登だとペースのあがるjun「ゆっくりねー!」
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急登だとペースのあがるjun「ゆっくりねー!」
合戦小屋で大休憩の予定なので看板に励まされます。
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合戦小屋で大休憩の予定なので看板に励まされます。
この日、サイズアップしたザックで今までで一番重い荷物を担ぎながらもすいすいと岩場を登るjun。将来はテント担いでくれるかな?
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この日、サイズアップしたザックで今までで一番重い荷物を担ぎながらもすいすいと岩場を登るjun。将来はテント担いでくれるかな?
小屋名物のスイカの絵が・・・
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小屋名物のスイカの絵が・・・
合戦小屋到着!
スイカのポーズ。
1切れ800円を3つに分けてもらいました。おいし〜😋
2017年08月02日 09:47撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 9:47
スイカのポーズ。
1切れ800円を3つに分けてもらいました。おいし〜😋
ザレた道に変わってくる。滑りやすいので注意。
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ザレた道に変わってくる。滑りやすいので注意。
登ってきた道のほうが多くなってきてゴールは近いかな・・
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登ってきた道のほうが多くなってきてゴールは近いかな・・
岩場とハイマツ帯
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岩場とハイマツ帯
ガスってきたけど、雨が降らないのが幸い。
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ガスってきたけど、雨が降らないのが幸い。
青空も見えてきました。
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青空も見えてきました。
ちょっとだけクサリ場。
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ちょっとだけクサリ場。
燕山荘、見えてきました〜。
2017年08月02日 11:45撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 11:45
燕山荘、見えてきました〜。
お昼は豚汁セット、カレーライス、山菜うどんを分け合って。
こんな豪華な喫茶メニューもあるようですが、私は下山後のお楽しみの生○○○をチェック。
2017年08月02日 12:24撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 12:24
お昼は豚汁セット、カレーライス、山菜うどんを分け合って。
こんな豪華な喫茶メニューもあるようですが、私は下山後のお楽しみの生○○○をチェック。
まずはチェックインして、部屋で荷物整理。雨具や行動食、飲み物だけ持って、燕岳アタックの準備です。
2017年08月02日 12:05撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 12:05
まずはチェックインして、部屋で荷物整理。雨具や行動食、飲み物だけ持って、燕岳アタックの準備です。
さて、燕岳に向かいます。
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さて、燕岳に向かいます。
青空〜。
イルカ岩。ちょうど鼻先に鳥がとまりました〜。
2017年08月02日 13:12撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 13:12
イルカ岩。ちょうど鼻先に鳥がとまりました〜。
メガネ岩〜。
2017年08月02日 13:28撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 13:28
メガネ岩〜。
梯子っぽいけど階段です。ザレた道で滑りやすいのでありがたいです。
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梯子っぽいけど階段です。ザレた道で滑りやすいのでありがたいです。
燕岳山頂です。360度の眺望。
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燕岳山頂です。360度の眺望。
燕山頂。槍が見えます。
2017年08月02日 13:40撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 13:40
燕山頂。槍が見えます。
5時に夕食。肉に魚にデザートまで。今までテント泊か山小屋素泊まりしか経験のない夫は感動✨
2017年08月02日 17:00撮影 by  F-05J, FUJITSU
3
8/2 17:00
5時に夕食。肉に魚にデザートまで。今までテント泊か山小屋素泊まりしか経験のない夫は感動✨
オーナー赤沼氏による山のお話。楽しくてためになるお話でした。
2017年08月02日 17:28撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 17:28
オーナー赤沼氏による山のお話。楽しくてためになるお話でした。
同じくオーナーによるアルプホルンの演奏にうっとり。
2017年08月02日 17:41撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 17:41
同じくオーナーによるアルプホルンの演奏にうっとり。
ひと休みしてから、小屋の外へ。
日の入の時の燕岳。
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ひと休みしてから、小屋の外へ。
日の入の時の燕岳。
流れの速い雲海と夕陽のハーモニーにうっとりです。これが見たくて山に泊まりにくるようなものなので、お天気に感謝。
2017年08月02日 18:46撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 18:46
流れの速い雲海と夕陽のハーモニーにうっとりです。これが見たくて山に泊まりにくるようなものなので、お天気に感謝。
流れる雲海の合間から時々槍が顔を出してくれます。左のほうに見えますよ〜。初日はこれにて終了。
2017年08月02日 18:52撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/2 18:52
流れる雲海の合間から時々槍が顔を出してくれます。左のほうに見えますよ〜。初日はこれにて終了。
2日目は4時に起きてご来光待ち。こんなにいいお天気。神様ありがとうございます✨
2017年08月03日 04:34撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 4:34
2日目は4時に起きてご来光待ち。こんなにいいお天気。神様ありがとうございます✨
西には槍も見えています。
2017年08月03日 04:59撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 4:59
西には槍も見えています。
30分ほど待って、おひさまが雲海の上に・・・おひさまが出てくるまでの30分も刻一刻と変わっていく空に見入っていました。

2017年08月03日 05:00撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 5:00
30分ほど待って、おひさまが雲海の上に・・・おひさまが出てくるまでの30分も刻一刻と変わっていく空に見入っていました。

5時に燕山荘の朝ごはん。色々なおかずがある上にデザートまで。
2017年08月03日 05:09撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 5:09
5時に燕山荘の朝ごはん。色々なおかずがある上にデザートまで。
二日目、出発。目指すは槍!ではなくて常念小屋です。
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二日目、出発。目指すは槍!ではなくて常念小屋です。
向かう先には槍がくっきり。
2017年08月03日 06:28撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 6:28
向かう先には槍がくっきり。
今日歩く稜線です。先は長いぞ〜。
2017年08月03日 06:35撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 6:35
今日歩く稜線です。先は長いぞ〜。
右手にはこんな絶景が。
2017年08月03日 07:03撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 7:03
右手にはこんな絶景が。
スタートして1時間、ちょっと急な岩場も出てきました。
2017年08月03日 07:06撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 7:06
スタートして1時間、ちょっと急な岩場も出てきました。
疲れてきて「げえろ岩」は見過ごしてしまいました。時間的にこの辺りにあったのか???
2017年08月03日 07:08撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 7:08
疲れてきて「げえろ岩」は見過ごしてしまいました。時間的にこの辺りにあったのか???
大下りの頭のあたり。
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大下りの頭のあたり。
右手に見えてきた大天井岳。でもここはまだ通過地点。
頭痛や吐き気の出てきたjun,久々に「早く帰りたい〜」「もう山は来たくない」の弱気発言。
2017年08月03日 07:46撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 7:46
右手に見えてきた大天井岳。でもここはまだ通過地点。
頭痛や吐き気の出てきたjun,久々に「早く帰りたい〜」「もう山は来たくない」の弱気発言。
初めの緩やかな稜線とは違う急登も。
2017年08月03日 08:17撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 8:17
初めの緩やかな稜線とは違う急登も。
まだまだ、先は長い・・・・
2017年08月03日 08:37撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 8:37
まだまだ、先は長い・・・・
急な下り・・下った先の右手に喜作レリーフが見えています。
2017年08月03日 09:18撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 9:18
急な下り・・下った先の右手に喜作レリーフが見えています。
その後の登り返しは涙が出そうです・・・・
2017年08月03日 09:22撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 9:22
その後の登り返しは涙が出そうです・・・・
はじめの休憩地の大天荘が左前方に小さく見えます。
まだまだ遠いよ・・・・
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はじめの休憩地の大天荘が左前方に小さく見えます。
まだまだ遠いよ・・・・
槍と常念との分岐。あと少しで大天荘。
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槍と常念との分岐。あと少しで大天荘。
大天荘到着〜。疲れ切ったjunは「ここに泊まる〜」
だけど、今日はまだまだ先の常念小屋がゴール・・・
10時半ですが小屋で早めのお昼ご飯を食べて大休憩。
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大天荘到着〜。疲れ切ったjunは「ここに泊まる〜」
だけど、今日はまだまだ先の常念小屋がゴール・・・
10時半ですが小屋で早めのお昼ご飯を食べて大休憩。
ちょうど大天荘に荷揚げのヘリが到着。
2017年08月03日 10:24撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 10:24
ちょうど大天荘に荷揚げのヘリが到着。
大天井岳へ向かう(往復20分ほど)
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大天井岳へ向かう(往復20分ほど)
大天井岳(混雑でした)
2017年08月03日 11:31撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 11:31
大天井岳(混雑でした)
次は常念小屋へ。ガスってきたおかげで涼しいです。
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次は常念小屋へ。ガスってきたおかげで涼しいです。
常念小屋が見えてきた。あとはひたすら下ります。体力的・時間的にも限界だし、天気もいまいち。常念岳アタックは翌日に。
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常念小屋が見えてきた。あとはひたすら下ります。体力的・時間的にも限界だし、天気もいまいち。常念岳アタックは翌日に。
ということで常念小屋にて乾杯!今日は予想以上にきつい道のりでした。
2017年08月03日 15:12撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 15:12
ということで常念小屋にて乾杯!今日は予想以上にきつい道のりでした。
夕食。ハンバーグやたっぷりの野菜、おいしかった〜。
2017年08月03日 17:53撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/3 17:53
夕食。ハンバーグやたっぷりの野菜、おいしかった〜。
自炊室も喫茶室からつながっていて、便利。
2017年08月04日 04:38撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/4 4:38
自炊室も喫茶室からつながっていて、便利。
こんな感じ。朝、歯磨きしながらお湯沸かしに使いました。
2017年08月04日 04:39撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/4 4:39
こんな感じ。朝、歯磨きしながらお湯沸かしに使いました。
荷物は小屋に置いて、常念岳へ向かう。地図のコースタイムでは登り1時間ですが・・・・
2017年08月04日 05:58撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/4 5:58
荷物は小屋に置いて、常念岳へ向かう。地図のコースタイムでは登り1時間ですが・・・・
常念小屋もだいぶ小さい
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常念小屋もだいぶ小さい
雷鳥がお出迎え。
2017年08月04日 07:02撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/4 7:02
雷鳥がお出迎え。
常念岳山頂。
霞んでいますが富士山も見えました。噴煙のあがる御岳も見えていました。
2017年08月04日 07:27撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/4 7:27
霞んでいますが富士山も見えました。噴煙のあがる御岳も見えていました。
常念岳から降りてきました。なんだかんだ往復3時間
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常念岳から降りてきました。なんだかんだ往復3時間
休憩&軽食の後、タクシーを予約して、一の沢に向かって下山
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休憩&軽食の後、タクシーを予約して、一の沢に向かって下山
初めのうちはベンチがちょこちょこと。登る人にとってはありががい休憩スポットですね。
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初めのうちはベンチがちょこちょこと。登る人にとってはありががい休憩スポットですね。
沢音が聞こえてくる。
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沢音が聞こえてくる。
きつい階段も多いです。
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きつい階段も多いです。
水場に到着。急降でしたが、まだまだ(4.7Km)続きます。
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水場に到着。急降でしたが、まだまだ(4.7Km)続きます。
どう考えても合戦尾根よりきつそう・・・・
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どう考えても合戦尾根よりきつそう・・・・
下りでも十分きついです・・・
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下りでも十分きついです・・・
標識がしっかりあります。
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標識がしっかりあります。
気持ちのいい樹林帯
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気持ちのいい樹林帯
ちょっと休憩したいところですが、タクシーの時間がせまっているので急ぎます。
ちょっと休憩したいところですが、タクシーの時間がせまっているので急ぎます。
「山の神」ゴールは近いようで遠い、あと500メートル
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「山の神」ゴールは近いようで遠い、あと500メートル
ゴールです。タクシー予約時間の5分前。30分以上余裕を見て予約したつもりが急いでぎりぎりでした(;'∀')
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ゴールです。タクシー予約時間の5分前。30分以上余裕を見て予約したつもりが急いでぎりぎりでした(;'∀')
今回の行動食。魚肉ソーセージは6本、ゼリー6個、ほかにカロリーメイト系、おつまみ系、アミノ酸パウダー、コーヒー・ココア・スープなども。夏はゼリーとソーセージが喉を通りやすいので愛用。
2017年08月05日 10:37撮影 by  F-05J, FUJITSU
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8/5 10:37
今回の行動食。魚肉ソーセージは6本、ゼリー6個、ほかにカロリーメイト系、おつまみ系、アミノ酸パウダー、コーヒー・ココア・スープなども。夏はゼリーとソーセージが喉を通りやすいので愛用。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 スポーツ飲料粉 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ シェラフシーツ
共同装備
サブザック ジェットボイル ガスカートリッジ ライター カメラ ツェルト ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 地図(地形図)

感想

懐かしの北アルプスでした。予想通り、軽い高山病の頭痛を向かえつつ、自分自身は程よい状態を維持できたと思います。
それにしても、Junが良く頑張ってくれたかなぁと、思います。小屋での慣れない睡眠や、トイレの難しさなど、気を使っていた様子でした。
それはさておき、終始、天候に恵まれた、最高の山行だったと思います。雨や強風に遭う事なく、また、日中は適度にガスって紫外線疲れも控え目でした。なかなかこんな機会はないと思い、只々、感謝でしょうか。

子連れで登山を始めて2年。泊り3回目になる今回、初めて2泊の縦走を計画しました。1日分の行動時間や内容的には体力・技術的には問題ないとは思いましたが、高所で3日間、親子ともコンディションを保つことができるか?が一番の課題です。

ルート的に特に危険個所はないものの1日6時間以上の行動時間を3日間、乗り切れるか?2日目でばててもエスケープルートはないぞ・・
まずは体力づくり(特に親のほうが)で、春からできるだけ休まずにちょこちょこ山に行き、準備しました。
息子はこの2年でずいぶん成長し、パパと変わらぬスピードでスタスタと前を行くようになっていたので、むしろ高度障害防止に「ゆっくり歩く!」ことを言い聞かせます。

体力的はもちろんですが、3日間、体調を保つことができるか?が問題です。
子供の体調管理については日記にも書いていますが、一番気を使いました。
実際のところ、予想通りに高度障害の症状が出たり(頭痛・吐き気・疲労)排便のタイミングの難しさは痛感。途中、久しぶりに弱気になった息子でしたが、なんとか乗り切り、下山もしないうちに「次はどこの山に行く〜?」ですと(笑)

親のほうも2泊の山行はお互い20年以上ぶり!
体質的に二人とも2500mを越えると頭痛が出るし、私は睡眠困難になるタイプ。
今回もやっぱりそうでした。山行前夜に車移動+少しの仮眠だけだったせいか、睡眠不足で初日に足がつり、その晩も疲れで寝つけず2日目も頭痛や吐き気と戦いながら歩きました。予想はしていたので対策に常備薬を使いましたが、不十分な感じで、今後の課題です。

昨年(乗鞍肩の小屋)、一昨年(西穂山荘)は素泊まり自炊でしたが、十分な栄養の確保、体力の温存、荷物の軽量化のために今回は食事つきで山小屋を活用です。
さすが人気の燕山荘・常念小屋でその食事のおいしさやトイレのきれいさ(山小屋としては・・)、スタッフたちの親切さなどなど山小屋生活を満喫しました。
山行で疲れきったところにチェックインさえすませばあたたかい布団と生ビールやおかずいっぱいのごはんにありつけるありがたさ・・・・
平日ながら、どちらの小屋も混雑していて、ちょっと寝苦しい日もありましたが、かなり快適な山小屋生活でした。

途中、体調的にしんどい場面もありましたが、3日間一度も雨にあわず、ご来光や夕陽の時は晴れてくれ、疲れている歩行中は適度にガスってくれる、という幸運好天気に恵まれ、きれいな景色に癒されながらなんとか3日間歩ききることができ、とても充実した山行でした。

<Junの感想>
えんざんそうから見えたやりがたけのけしきはきれいでした。
2日目が一番しんどかったです。
3日目の下りはこわかったです。


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コメント

すごい!
北アルプス縦走!すごい!本当に憧れてしまいます。
こんな山の上での景色を、我が家も家族で楽しみたいです。
燕岳往復一泊で、何年後ならいけるかな……

二日目は特に大変そうなのは、写真で見ていても想像できますが、きっとそれ以上なんでしょうね。
「登ればゴール」とか「下ればゴール」ではなくて、稜線を上り下りして進むのは精神的にもつかれそうですしね。
息子さん、がんばりましたね。すごいなあ。
あと、食事とビール。こんなにおいそしうな夕食が食べられるなら、それを考えただけでも先へ進む気力が湧きそうです。
いつか、我が家も行ってみたいなあ。
2017/8/7 0:38
Re: すごい!
kozacktさま
燕山荘では4歳の女の子がいました。おとうさんに聞いてみたら「ほとんど親は助けず登った」と。すごいです・・・ほかにも子連れファミリー、結構いました。
レコには書かなかったのですが、燕山荘では子供に「登山証明書」を発行してくれて、しまもきちんと読み上げて渡してくれました。
標高はありますが、登山道は整備されていますし、山小屋も私が経験した中で一番、過ごしやすく人気があるのも納得でした。山小屋初心者の方も抵抗が少ないと思います。
いつかお子さんと行けるといいですね。
2017/8/7 6:02
すごいですね!!
最高のお天気でしたね。
私も子ども達と一緒に、そんな素敵な景色を共有したいです。

それにしても、北アの縦走。息子さん、本当にがんばりましたね。
憧れてしまいます。
2017/8/7 2:36
Re: すごいですね!!
hellinatsumeさま
今回はお天気に恵まれたことが何よりでした。
もし、雨にあっていたら、特に2日目の稜線歩きは常念小屋までいけたかどうか???です。(悪天候ならば、燕から下る予定でしたが)
歩きながら今まで行った山を色々思い出しました。息子、2年間の集大成です。
小さい頃からあちこち行っているhellonatsumeさま一家なら、みんなでアルプスもそう遠くない日に行けそうですね。
2017/8/7 6:06
縦走お疲れ様でした(^^)/
お帰りなさい〜!レコ待ってました〜(^^♪
お天気もよくって、良かったね。
ご来光も見れて、羨まし〜!
Jun君、今度山のお話しをいっぱい聞かせてね〜♡
kouと楽しみにしています(^^)v
2017/8/7 22:44
Re: 縦走お疲れ様でした(^^)/
koumamaさま
毎日、午後の降水確率は50%を越えていたのに一度も雨に当たることなく歩けたのがラッキーでした。
自分にとっては山でご来光や夕陽を見たいから泊まるようなものなので、本当にうれしかったです。
お花もいっぱい咲いていて写真も撮ったんだけど、今回は省略。
ここには書けなかったあんなことや、こんなこと?も
また山に登りながらお話しようね〜♪
2017/8/8 6:13
縦走最高!
おはようございます!

最高の縦走に思わず見入ってしまいました^^
子連れで2泊3日山で過ごすって簡単ではないですよね。
でも天気にも恵まれてあの景色、うう・・羨ましい
「次はどこの山にいく〜?」ってこんなにうれしい言葉ないですね。
息子さん頑張った!そしてなにか心に留めてくれたんでしょうね〜!
このルート、いつか我が家も歩いてみたいです!
2017/8/8 6:48
Re: 縦走最高!
mmkkさま
そうなんです。2泊3日の山行、子供は初めて、親は20年以上ぶり。
ドキドキしましたし、色々と準備しました。
お天気に恵まれたのが何よりです。
写真以上の景色でしたよ〜(笑)
息子の「次は?」の発言に心の中でガッツポーズの母でした。
今までのあんなこんなの苦労(早起きしてのお弁当作り、往復の運転、などなど)が報われました。
いつかmmkkさまもご家族で歩いてレポしてくださいね〜。
(パパがそちら方面に単身赴任中なので関東のレポも参考にさせていただきます)
2017/8/8 21:58
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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