奥穂高岳〜上高地から涸沢テント泊〜
長野県
岐阜県
keccho
体力度について
- GPS
- 52:32
- 距離
- 40.4km
- 登り
- 2,275m
- 下り
- 2,271m
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標高グラフを拡大コースタイム
08:35 横尾 08:40 2:45 (CT 3:10) 休憩 0:05
09:30 本谷橋 09:45 0:50 (CT 1:00) 休憩 0:15
11:30 涸沢 1:45 (CT 2:00)
合計 5:20 (CT 6:10) 休憩 0:20
この後、昼寝・読書・散歩でまったり
07/17 涸沢 04:10
04:40 写真撮影 05:00 撮影0:20
06:08 穂高岳山荘 06:12 1:38 (CT 2:30) 休憩0:04
06:45 奥穂高岳 07:20 0:33 (CT 0:50) 休憩0:35
07:55 穂高岳山荘 08:10 0:35 (CT 0:30) 休憩0:15
08:23 涸沢岳 08:53 0:13 (CT 0:20) 休憩0:30
09:03 穂高岳山荘 09:10 0:10 (CT 0:15) 休憩0:07
10:28 涸沢 1:18 (CT 1:30)
合計 4:27 (CT 5:55)休憩等1:51
この後再び、昼寝・読書・散歩でまったり
07/16 涸沢 06:15
07:03 本谷橋 07:08 0:48 (CT 1:10) 休憩0:05
07:48 横尾 07:58 0:40 (CT 0:50) 休憩0:10
10:03 上高地 2:05 (CT 3:10)
合計 3:33 (CT 5:10) 休憩0:20
| 天候 | 7/16 晴れ 少し霞んでいた 7/17 快晴 のち晴れ 夕方少しポツポツと 7/18 晴れのち薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
帰りに温泉に入りたい場合は、第一駐車場がおすすめです。 駐車場のすぐそばに日帰り温泉があります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
上高地-横尾 特になし 横尾-涸沢 涸沢手前に雪渓有り。登り下り共にアイゼン無しでOKだったが、一部の方は下りでアイゼン使用していた。 涸沢-奥穂高岳 涸沢小屋-ザイテングラート間に雪渓あり、一部の方はアイゼン使用していた。 一部、鎖・ハシゴ有るが、気を付けていれば問題なし |
写真
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但し、奥穂高岳がどこにあるのかこの時点では分かっていない
感想
この3連休、テント泊2泊でどこかへ行こうと考えていたが、
� ．謄鵐箸魎泙猝�20kgのザックを担いでの山行は初めてなので、あまり標高差のないところ。
�◆”弦盧垢呂覆�ても、できる限り多く歩いてみたい。
�� 憧れの北アルプスに行きたい。
ということで、槍ヶ岳か奥穂高岳か悩んだ結果、涸沢にも行ってみたいので奥穂高岳行きに決定。
7/14にパッキングをし、体重計で重量を測ったら21kgも有りました。プラス水を2Lと初日の分の食料を入れたら23kgオーバーになってしまう。理由は、一眼レフカメラ、交換レンズ、三脚等、撮影機材で約4kgもあった。でも、これからもカメラは持って行くつもりなので、トレーニングを兼ねて減量せずにこのまま持っていくことにした。
7/15の20:30に自宅を出て、沢渡第二駐車場には0:30頃到着。車中で4:00まで仮眠をとる。
7/16 5:00過ぎのバスに乗り、上高地へ。
上高地には既に多くの登山者が準備をしていた。私も5:50にスタートをする。
まずは、林道のような平坦な道を歩く。なるべくコースタイム通りに歩きたいと思っていたので他の方たちとペースを合わせて歩くことにした。
横尾到着時でコースタイムよりだいぶ速い。ザックの重量もそんなに重く感じない。結構調子がいいんじゃないかと感じた。
本谷橋までも順調に進んだが、ここから涸沢までがきつかった。
本谷橋を過ぎてすぐの急登で一気にスタミナを奪われ、標高を50m稼ぐたびに立ち休憩を挟んだ。ひいひい言いながら登っていると、雪渓が現れた。ただ、雪渓上の方が、規則正しく踏み跡があるので非常に歩きやすい。
そして、雪渓を抜けたらそこが涸沢のテント場だった。
テント場の受付を済ませ、テントの設営を行い、12:00には本日の業務終了となった。
あとは、まったりのんびり自由で贅沢な時間を過ごした。
翌日は、2:30に起床し、星空の写真を撮りながら出発の準備を進め、4:10に奥穂高岳に向けて出発した。
途中、4:50頃にモルゲンロートが見られるというので、唐沢小屋とザイテングラートの間で写真撮影タイムにした。
この光景を実際に見たのは初めてだったのでとても感動した。
山肌がオレンジというか金色というか光り輝いているように見え、神々しく思えた。こんな素晴らしい時間も10分ほどで終わり、普通の景色に戻っていき、再スタートをする。
ザイテングラートは、テント場から見た限りではあんな急な岩場自分には登れるか自信がなかったが、案外あっさりと登ることができた。
奥穂高山荘前で一息入れ、奥穂高岳への登山道を見上げる。よく写真でみる渋滞路だ。
しかし、今はほとんど人がいない。スムーズに梯子、鎖を通過し、30分強で山頂に到着した。
山頂からは360°の大パノラマを楽しむことができた。上空に雲はなく、雲海を見下ろしながら、富士山、南アルプス、白山、浅間山等見たことのない景色が広がっていた。
写真を沢山撮りながら(実際には70枚撮った)景色に感動していたら、冷たい風に当たったおかげで、お腹が急降下しだした。急いで山小屋に戻ろうとしたが、登ってくる人が急激に増え、多くの時間を待たされ、登る時とほぼ同じ時間がかかってしまった。
山小屋でスッキリし、今度は反対側の涸沢岳に向かうことにした。
やはり、下から見ると20分では行けそうも無い気がしたが、案外13分で登れてしまった。
涸沢岳山頂からの眺めは奥穂高岳よりも気に入った。
何より、1位から3位までの山を同時に見ることが出来た。
今年中に2位と1位も登りたいと思った。反対側を向いて5位の山にも来年には登ってやるぞと誓った。そして、次にここに来たときには北穂から涸沢岳へ歩きたいと思った。
目標(楽しみ)が一気に増えてしまった。
下山し涸沢に戻ったあとは、夜まで贅沢タイムを過ごす。
その日の内に帰ることもできたが、こんな贅沢な時間の過ごし方はなかなか出来ないと思い、残ることにした。
最終日は4:00に起床し、再度モルゲンロートの写真を撮った。昨日は雲ひとつない天気だったが、今日は雲がでていた。これはこれでまたいいと思った。
6時過ぎに涸沢後にし、上高地へ向かう。
行きには、大変な思いをしながらもコースタイムより短い時間で登れたので、帰りもそれなりの時間で下りられるだろうとは思っていたが、合計で4時間を切れるとは思っていなかった。
しかし、沢渡駐車場から自宅までが、中央道が大渋滞で下道も併用したが7時間30分もかかってしまった。歩くより車の運転の方が疲れてしまった。
今回は、天気にも恵まれ、最高の景色も見ることが出来、非常に贅沢な時間の過ごし方も出来、今までのちょうど1年(たった1年)の登山経験で一番素晴らしい山行になりました。
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