ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1227013
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳から祖母谷 行く人はまれ!?

2017年08月12日(土) 〜 2017年08月13日(日)
 - 拍手
wan その他1人
GPS
24:00
距離
15.3km
登り
1,190m
下り
2,250m

コースタイム

1日目
山行
2:50
休憩
0:00
合計
2:50
12:35
50
13:25
13:25
45
14:10
14:10
15
14:25
14:25
60
15:25
宿泊地
2日目
山行
7:20
休憩
0:25
合計
7:45
4:50
220
宿泊地
8:30
8:45
35
9:20
9:30
185
天候 おおむね曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
唐松岳〜祖母谷は通行する人が少ない割にはわかりやすい道だった。
唐松岳直下は鎖がついたトラバース、その後は水場までひたすら下る。
餓鬼山の登り下りは北側がスッパリ切れ落ちている。絶対に踏み外さないように!
48曲がり〜登山口付近は下草刈りをしていただいたので、道が明瞭でした。感謝です。
登山道が南越沢沿いになると高巻きと急降下、不安定なトラバースの繰り返しになり、なかなか高度が下がらない。同じ日にこのルートを歩いた74歳の男性が(唐松岳直下のトラバースで追い抜いた方だと思われる)、この付近(標高1,000メートル)で10メートル滑落。幸運なことにケガなく、無事1週間後に救助されたところでもある。気の抜けない道が続くので集中を切らさないように。
餓鬼山から祖母谷への下りは思いのほか急坂&長い道のりだったので、下りが苦手な人にはすすめられない。
その他周辺情報 唐松岳山荘 テン場代¥1000/人 
      水0.2ℓから販売 0.5ℓ¥80 1ℓ¥150 ただし要煮沸
祖母谷温泉 ¥600
マツムシソウを見ると秋を感じますね。
2019年08月12日 13:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 13:15
マツムシソウを見ると秋を感じますね。
2019年08月12日 13:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 13:16
八方池。もっと大きかったような気がしたのだが…。
2019年08月12日 13:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 13:27
八方池。もっと大きかったような気がしたのだが…。
シャジンもたくさん咲いていました。
2019年08月12日 13:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 13:39
シャジンもたくさん咲いていました。
唐松岳方面、雲多し。
2019年08月12日 14:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 14:07
唐松岳方面、雲多し。
扇雪渓到着。
2019年08月12日 14:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 14:13
扇雪渓到着。
雨上がりのチングルマ。
2019年08月12日 14:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 14:36
雨上がりのチングルマ。
チングルマ。まだまだ咲いていました。
2019年08月12日 14:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 14:39
チングルマ。まだまだ咲いていました。
イワカガミとチングルマ
2019年08月12日 14:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 14:40
イワカガミとチングルマ
丸山ケルンから白馬方面。不帰剣は雲の中。
2019年08月12日 14:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/12 14:47
丸山ケルンから白馬方面。不帰剣は雲の中。
山荘到着。テン場はけっこうぎゅうぎゅう。
2019年08月12日 15:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
8/12 15:25
山荘到着。テン場はけっこうぎゅうぎゅう。
餓鬼山目指してそろそろ出発します。テン場から剣岳がよく見えました。
2019年08月13日 04:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
8/13 4:48
餓鬼山目指してそろそろ出発します。テン場から剣岳がよく見えました。
雪渓をトラバースしたところ。この雪渓の通過はけっこうコワかった。雪渓はココだけ。
2019年08月13日 05:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 5:14
雪渓をトラバースしたところ。この雪渓の通過はけっこうコワかった。雪渓はココだけ。
テン場からしばらく鎖付きのトラバースが続く。
2019年08月13日 05:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
8/13 5:16
テン場からしばらく鎖付きのトラバースが続く。
剱岳さまを見ながら餓鬼山に向かう。
2019年08月13日 05:38撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 5:38
剱岳さまを見ながら餓鬼山に向かう。
餓鬼山までは随所にありましたが、餓鬼山以降は見当たりませんでした。
2019年08月13日 05:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 5:44
餓鬼山までは随所にありましたが、餓鬼山以降は見当たりませんでした。
背後に湧き上がる雲と剱岳さま。
2019年08月13日 05:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
8/13 5:45
背後に湧き上がる雲と剱岳さま。
雲海に浮かぶ餓鬼山。
2019年08月13日 06:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 6:02
雲海に浮かぶ餓鬼山。
餓鬼山手前鞍部。唐松岳からほぼ下りきったところ。
2019年08月13日 06:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 6:45
餓鬼山手前鞍部。唐松岳からほぼ下りきったところ。
そしてすぐに水場の案内。水場(沢)とありますが、行ってみたら川でした。
2019年08月13日 06:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 6:48
そしてすぐに水場の案内。水場(沢)とありますが、行ってみたら川でした。
水場から1時間15分かかってやっと山頂。
2019年08月13日 08:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 8:30
水場から1時間15分かかってやっと山頂。
餓鬼山山頂から唐松岳を望む。ずいぶん下ってきたー。
2019年08月13日 08:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 8:33
餓鬼山山頂から唐松岳を望む。ずいぶん下ってきたー。
餓鬼山山頂、看板倒れてました。
2019年08月13日 08:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 8:33
餓鬼山山頂、看板倒れてました。
山頂から40分で避難小屋。トイレ、水場なしですが、小屋内はキレイで快適に過ごせそうです。
2019年08月13日 09:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 9:23
山頂から40分で避難小屋。トイレ、水場なしですが、小屋内はキレイで快適に過ごせそうです。
延々と下り続けて南越沢沿いに合流。ここからさらにキビシイアップダウンが続く…。報道にあった遭難事故はもう少し下流と思われる。
2019年08月13日 11:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 11:26
延々と下り続けて南越沢沿いに合流。ここからさらにキビシイアップダウンが続く…。報道にあった遭難事故はもう少し下流と思われる。
やっと下界に到着〜。
2019年08月13日 12:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 12:31
やっと下界に到着〜。
祖母谷温泉!!!
濡れたテントを干させていただき、ありがとうございました。
2019年08月13日 12:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
8/13 12:35
祖母谷温泉!!!
濡れたテントを干させていただき、ありがとうございました。
撮影機器:

感想

 身体の故障や仕事が激忙で山どころではなかった日々だったが、やっとフツウの生活に戻り山行復活!
 当初は唐松岳→白馬岳→祖母谷温泉→唐松岳周回というトライアングルコースを考えていたのだが、予報に振り回されて唐松岳→祖母谷温泉の1泊2日で決行することにした。
 早朝、あずさに乗車。松本から白馬の車窓は雨が激しく降っていたり、まったく降っていなかったりとかなり気まぐれな空模様。
 八方山荘からの歩き出しは雨…。だったが、しばらくしたら雨は上がってしまった。山行をサボッていたわりには快調に3時間で山荘に到着。テン場はかなりギュウギュウだったが、何とか張れそうスペースを見つけて設営する。万一、張れなかった場合は強制的に山小屋に宿泊となるので、けっこうな斜面だったり、反則スレスレの登山道沿いにも張っている人も多かった。夜8時頃ひと雨降ったが、9時にはやんで星も見えるようになった。
 翌日、予報通りなんとなく晴れて祖母谷温泉へ出発。テン場を下降し、五竜岳を横目に、剱岳を正面に見ながら進む。しばらくは鎖場がところどころある道をトラバース。そしてひたすら下降。道は明瞭で、登山者が少ないわりには道はしっかりしている印象を受けた。
 水場から餓鬼山は標高差300メートルくらいなのだが、これがなかなかキツい。道中雲海に隠れて全容がハッキリ見えていなかったのだが、山の形がガタガタしており、急登&平坦の繰り返し、ハシゴ、そして北側斜面がスッパリ切れ落ちていて、なかなかの高度感。餓鬼山から避難小屋までの間もめんどくさい道が続く。厄介なことに、前日の雨でさらに滑りやすくなっており、木の根っこには泣かされた。
 避難小屋からは道はかなりよくなり一安心。しかし、ここから先が長かった。しばらく比較的平坦な道が続きなかなか標高が下がらない。餓鬼ノ田圃らしきところを通過し、南越峠も過ぎ去ってから「あそこが峠だったかも」と思い返すほど目印が乏しい。峠からはさらに急降下すると、南越沢に合流する。沢沿いは高巻きの急登と急降下と不安定な足元のトラバースの連続で、思うように標高が下がらない。先輩と励まし合ってやっと祖母谷温泉に到着。餓鬼山から約4時間かかって下山。長かった〜。何とか無事にケガなく下山することができ、ホッといました。
このコースですれ違った人は1人。追い越しした人1人。いったん追いつかれたけどその後追いつかれなかった人1人と、メインルートに比べて極端に少なく、静かなコースでした。「自己責任」の重さもかみしめた山行でもありました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2726人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら