室堂から針ノ木へ〜ちょっとマイナーなルート
- GPS
- 23:17
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 3,078m
- 下り
- 4,051m
コースタイム
17日 3:15五色ヶ原-5:11平ノ小屋-6:16船で対岸へ-8:12針ノ木古道入り口-9:08出口?-10:40船窪乗越分岐-11:59船窪乗越-12:35船窪テント場
18日 3:46テント場-4:08七倉岳-5:35北葛岳-8:07蓮華岳-9:16針ノ木峠-11:16大沢小屋-12:08扇沢
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後は豊科ICちかくの蕎麦屋「こばやし」、温泉は大町温泉郷近くの公共の温泉「上原の湯」 |
写真
感想
久しぶりの北アルプス(去年の北鎌尾根以来か)は以前から計画しては天気で流れていた針ノ木谷へ。
初日はかなりの混雑の扇沢から室堂へ。観光客も登山者も結構居たです。
天気も良く登山には最高だ。鬼岳〜獅子岳の途中には雪渓があるけどアイゼンとかは全然不要な感じ。登山道も特に危険な所は無いです。
五色ヶ原はハクサンコザクラがとってもキレイに咲いてます。それとテント場には雪渓が残っていて、地面が乾いているところは少ないです。30張り以上はあったかな。
夜はハンバーグと野菜スープ。
17日は平ノ小屋の渡船場に6:00までに着かなくてはならないので気合いの早出。船は以前乗ったときよりも新型に変わっていた。対岸からの道はしばらくはしごのアップダウンだが少しいやらしい。
針ノ木谷はいくつか渡渉点があるが、飛び石は無理なくらいの水量(だいたい膝上くらいまで)、それに水は雪渓の水なのでかなり冷たく長く浸かるのは厳しい。足下を水遊び用のペラペラの靴だったのがいけなかった。沢靴をちゃんと用意してくれば楽だったと後悔。
針ノ木谷を進む予定だったがそのまま針ノ木古道に吸い込まれる。古道はアップダウン有りで結構しんどい。谷に降りても渡渉が数カ所あるので靴の履き替えが面倒(沢靴があれば・・・・)
船窪乗越の分岐は右に顕著な沢が現れ岩にマーキングがしてあるのでわかりやすいです。
あまり人には会わないだろうと思ったが、釣り師3人、ソロ1人、2人パーティーに谷ではお会いしました。船窪乗越に上がる尾根で、烏帽子から針ノ木谷下降〜針ノ木峠のソロの女性に会いました。すごいな〜。
船窪乗越への尾根は最初とんでもない急登から始まり、最後は道の崩れた下り道で乗越へ。風が気持ちよく寒いくらいです。
乗越からはこれまたきつい尾根を登りテント場へ。この登りは本当にきつい。何より暑いのが厳しい。
ちょっと危険な水場は以前より少し安全になったと感じた。また水は冷たくとてもおいしかった。
船窪小屋へ行ってビール2本を女性2人パーティーとおしゃべりしながら楽しく飲ませて頂きました(翌日も早朝から針ノ木雪渓までずっと前後してました)
晩ご飯は野菜たっぷり麻婆春雨。この日のテントは6張りくらい。
18日はまたも早出。北葛岳までもいくつか悪い部分も有り気をつけなくてはいけない、以前来たときに転落死した事故があったが、確かに危ない。
蓮華の大下りは300mくらい下り、500m上がるが、昨日の五色ヶ原からの下り1000m・登り900mに比べれば楽勝でしょう。下りきった後の登りは最初は岩場で地面がザレていてちょっと悪い。慎重に行けば危険は少ないが、落石には超注意です。
岩場を過ぎればコマクサが咲き乱れるザレ斜面。スゴイぞここのコマクサ。ともかくいっぱいだし、シロバナのコマクサも咲いている。
蓮華の頂上からは一大パノラマ。かなり遠くの山まで見えるし、何より剣岳がかっこいい。
針ノ木峠からの下りは最初少しだけ雪渓があるので注意。落ちたら一気に下まで移動できます。後はつづら折りの道を降り、雪渓が再度出てきたとことでアイゼン装着。いつ崩壊してもおかしくない状態でちょっと怖い。いきなり踏み抜きとかもしたので注意。雪渓がとぎれたら左の高巻き道で下るが、足が痛くアップダウンもありなかなか辛い。
大沢小屋からも暑さで言葉も出ないくらいだが、扇沢で食べたアイスは何よりおいしかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する