山行記録: 扇沢～鹿島槍～五竜～唐松～不帰～白馬鑓温泉～猿倉

天候	全日程を通して曇り。ただ早朝のみ晴れ。
過去天気図（気象庁）	2017年08月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バス自家用車前日車中泊にて、八方バスターミナル横第2駐車場。そこからJR白馬駅に徒歩移動。電車で信濃大町駅に移動し、バスで扇沢まで。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	＜初日＞：扇沢より種池までは、ひたすら登り。危険個所はありません。爺ヶ岳、冷池までも問題なし。テント場が若干狭いので、早めの到着をお勧め。PM2：00でいっぱいでした。＜2日目＞：テント場AM4：00出発、布引岳経由し鹿島槍へ。そこからは、八峰キレットに向かいますので、ヘルメット、手袋装着。鎖場が多数ありますが、ゆっくり集中力を切らさないよう注意しながら進めば大丈夫と思います。ひとまずキレット小屋にて休憩。ひたすら岩稜帯を進み、その後待ち受ける五竜岳手前のG5を過ぎてしまえば本日の工程は、ほぼ終了。五竜山荘横のテント場へゆっくり下ります。＜3日目＞：昨日同様、AM4：00発。唐松岳経由して本日の危険個所、不帰へ。唐松山荘横のベンチにて朝食を済ませ、気合を入れ直して歩を進めます。不帰2峰まで順調ですが、その後険しくなり不帰嶮、1峰までは、気がゆるむ箇所はありません。3日目ともなると気力、体力の維持が厳しくなりますので、十分注意してください。天狗の頭、天狗山荘まで行ってしまえば、ほぼ安心ゾーンに入ります。天狗山荘が、現在改装中ですが、水場もしっかりしていて、飲み物の販売もあり。水の補給も十分できましたので、非常に助かりました。白馬鑓温泉への分岐から温泉までの道のりは、安心かと思いきや、鎖場が結構ありますので、意外と気が抜けません。ここで滑落しては、温泉に辿り着けませんので、逸る気持ちを抑えつつ進みます。温泉到着で3日目終了。なんと気持ちのいい温泉でしょう。これぞザ、露天風呂です。サイコーです。＜4日目＞：雨予報だったので、早めのAM5：00ぐらいに出発。猿倉AM8：55のバスを目指します。途中、雪渓をトラバースする箇所が3か所ほどありますので、十分注意が必要です。最終日にけがをするのは、いい思い出が台無しになってしまいます。ゆっくり、あせらず。。思いのほか順調で、AM7：40程度で猿倉到着。ひとつ前のバスに乗れそうでしたが、たまたまタクシー運転手さんに声をかけていただいたので、びしょ濡れでしたが、八方第2駐車場までお願いしました。料金の方は、非公開とさせていただきます。ちなみにバスだと￥1000/＠かかります。ご想像にお任せします。駐車場に到着して今回の山旅終了。駐車場横の温泉で、汗、よごれ、疲れを流しました。＜総括＞ 4日間を通して感じたことは、種池からは、ずっと岩稜帯歩きの縦走ですので、足にこたえます。しっかりとしたソールの厚い登山靴で行くことをお勧めします。八峰キレット、不帰キレットは、言わずとも大変危険なので、慎重に進んでください。
その他周辺情報	下山後に利用した八方第2駐車場横、温泉最高です。今の時期、早朝から営業しており、助かりました。とてもきれいなので、お勧めです。販売していた八方水美味しかったです。