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Yamareco

記録ID: 122975
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜涸沢〜奥穂高 ソロテント×3山行(前半) 

2011年07月15日(金) 〜 2011年07月18日(月)
 - 拍手
クマ freebird その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:19
距離
26.1km
登り
1,722m
下り
1,889m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●7/15(金)
06:30 上高地バスターミナルにて朝食後出発
07:10 明神 07:15
08:00 徳沢 08:15
09:20 横尾 09:35
10:50 本谷橋 昼食 11:20
14:30 涸沢テン場

●7/16(土)
06:30 朝食後、涸沢テン場出発
06:40 涸沢小屋
09:00 穂高岳山荘 09:10
09:50 奥穂高岳ピーク 10:00
10:40 穂高岳山荘 昼食 11:20
13:30 涸沢テン場にてテント撤収 14:30
16:20 本谷橋 16:30
17:30 横尾 17:35
18:25 徳沢テン場 テント設営、夕食
-
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路7/14 (21:30)新大阪駅前→上高地(7/15 5:30) (さわやか信州号 夜行バス)
復路7/18 (14:00)上高地→大阪駅前(22:15) (さわやか信州号)
コース状況/
危険箇所等
ソロテントデビュー2名といっしょにソロテント×3で、涸沢・奥穂高を登ってきました。ありきたりのコースでテント泊の経験値をあげるのが目的です。後半は蝶ヶ岳・長塀尾根コースで別レポとします。

金曜日を有休としたため、ふつうの方より一日早く入山したかたちになりますが、それでも往路のバスはほぼ満員で、涸沢までのコースも結構多くの方が登っていました。

途中、まだ雪がたくさん残っていますがアイゼンまでは要りません。涸沢からザイテングラート取付きまでも、できるだけ雪渓の右端(北側)の雪のないフチにそって登り、上端で左へトラバース(踏み跡あり)してザイテンに取付けます。たとえ踏み跡がなくてもキックステップで登れる状態です。

登る途中で最も多かった花はハクサンイチゲで、どの群落も満開でした。シナノキンバイもお花畑になってました。最盛期の終わりにあたり、これからさき、お花畑はどんどん減っていきます。

奥穂高山荘から奥穂高岳までの登山路はいつも通りで、特別危険な箇所はありませんし、着雪もまったくありませんが、不慣れな登山者が落とす石には注意する必要があります。石を落とすほど足元が覚束ない人には、はっきり言って登ってもらいたくないです。これまでどれだけの犠牲者がでたことか。。。。

涸沢のテン場は、まだ少し雪が残っていて、雪の上にテントを張っている人も四分の一ぐらいいました。土が出ている部分はほとんどなくて、岩を慣らしてテントを張っている人がほとんどでしたが、我々はコンパネ(約10mm厚の合板)を借りた(\500)ので居心地良く寝ることができました。このコンパネは一人用テントと同じぐらいのサイズで、先着50名様ぐらいが借りれます。2枚並べて、大き目のテントを張っているかたもいました。

大量の登山者と逆行するかたちで、我々は涸沢から下山しましたが、他人事ながら、この日の涸沢テン場は下山中の我々がテント張る場所を心配するぐらい超満張りだったと思います。
-
上高地の朝の清々しい空気の中を進む
2011年07月15日 06:30撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 6:30
上高地の朝の清々しい空気の中を進む
朝の明神岳
2011年07月15日 06:56撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 6:56
朝の明神岳
まだひと気のない徳沢テン場
2011年07月15日 08:00撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 8:00
まだひと気のない徳沢テン場
横尾のつり橋。この青空!
2011年07月15日 09:33撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
7/15 9:33
横尾のつり橋。この青空!
横尾本谷出合からは南向きに進み、日差しがきびしい
2011年07月15日 12:17撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 12:17
横尾本谷出合からは南向きに進み、日差しがきびしい
涸沢の分岐直下の雪渓
2011年07月15日 13:06撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 13:06
涸沢の分岐直下の雪渓
涸沢の分岐
2011年07月15日 13:32撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 13:32
涸沢の分岐
涸沢テン場。まだテントは少ない。ゆっくりくつろいで夕食をとり、20時に就寝。
2011年07月15日 15:54撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/15 15:54
涸沢テン場。まだテントは少ない。ゆっくりくつろいで夕食をとり、20時に就寝。
涸沢テン場から見る穂高連峰のモルゲンロート
2011年07月16日 04:48撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 4:48
涸沢テン場から見る穂高連峰のモルゲンロート
ヘリポート慣らし作業中
2011年07月16日 05:16撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/16 5:16
ヘリポート慣らし作業中
朝もやの横尾尾根ごしの大天井岳
2011年07月16日 05:17撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 5:17
朝もやの横尾尾根ごしの大天井岳
涸沢小屋からカールを望む
2011年07月16日 06:35撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/16 6:35
涸沢小屋からカールを望む
イワツメクサ
2011年07月20日 15:02撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/20 15:02
イワツメクサ
ハクサンイチゲがあちこちでちょうど満開
2011年07月16日 07:46撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/16 7:46
ハクサンイチゲがあちこちでちょうど満開
今度は前穂高北尾根に挑戦かな?
2011年07月16日 07:47撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 7:47
今度は前穂高北尾根に挑戦かな?
シナノキンバイ?
2011年07月20日 11:25撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/20 11:25
シナノキンバイ?
おっと、こんなところにハクサンシャクナゲ君。下に見える屋根は穂高岳山荘。
2011年07月16日 09:19撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 9:19
おっと、こんなところにハクサンシャクナゲ君。下に見える屋根は穂高岳山荘。
奥穂高岳山頂から槍を望む。
2011年07月16日 09:46撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 9:46
奥穂高岳山頂から槍を望む。
奥穂高岳山頂から乗鞍を望む。下に上高地もくっきり見える。
2011年07月16日 09:47撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/16 9:47
奥穂高岳山頂から乗鞍を望む。下に上高地もくっきり見える。
奥穂高岳山頂から笠ケ岳を望む。水平に伸びる大きな岩層まではっきり確認できる。
2011年07月16日 09:51撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 9:51
奥穂高岳山頂から笠ケ岳を望む。水平に伸びる大きな岩層まではっきり確認できる。
奥穂高岳山頂からジャンダルムを望む。岩の質がまったく違う。
2011年07月16日 09:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 9:52
奥穂高岳山頂からジャンダルムを望む。岩の質がまったく違う。
奥穂高岳山頂から槍ケ岳への縦走ルートを望む。
2011年07月16日 09:54撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 9:54
奥穂高岳山頂から槍ケ岳への縦走ルートを望む。
どうよ!この空気感!
2011年07月16日 10:20撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 10:20
どうよ!この空気感!
前穂の北尾根。こんな天気のときに行きたかったなあ〜!
2011年07月16日 11:39撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
7/16 11:39
前穂の北尾根。こんな天気のときに行きたかったなあ〜!
ザイテングラート横のシナノキンバイのお花畑
2011年07月16日 12:07撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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7/16 12:07
ザイテングラート横のシナノキンバイのお花畑
撮影機器:

感想

天気に恵まれて、最高のテント山行となりました。日差しはきつかったですが、涼しい風がちょうど良い程度に吹き、空気が透明で、全神経が全面開放されました。
 
私自身ひさしぶりのテント山行で、涸沢まで20kgの荷物を担ぎ上げられるかどうか心配でしたが、なんとかなりました。しかしソロテントデビューの1名は、テン場まで来れたものの完全にグロッキー状態となり、翌日そのまま下山となりました。
 
野郎同士の場合、同じ狭いテントに泊まるのはあまりにむさくるしくて御免蒙ります。したがって、単独登山でなくてもソロテント山行します。もうハードな山行はしないしね。。。最近、皆もこの方式ですよね。。。
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コメント

ご無沙汰です!
すごい綺麗な写真が沢山♪
いやぁ心洗われました〜

今度行く槍ヶ岳もこんな綺麗な景色が見れるでしょうか

まずは今週末宜しくお願いします♪
2011/7/21 21:49
お天気次第ですが、期待していいかも。。。
nokonokoさん、お仕事忙しそうですね。
梅雨明けの北アルプスはしばらくの間、天候がとても安定し空気も澄むので、実は毎年狙ってるんです。覚えておくといいですよ!

槍ヶ岳はお天気次第ですが、期待したいですよね!高度感は穂高連峰よりも高いし、とにかく北アルプスのランドマークですから最高です。
2011/7/21 23:27
プロフィール画像
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