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Yamareco

記録ID: 126344
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳  縦走断念  麦草峠-硫黄岳から美濃戸へ

2011年08月06日(土) 〜 2011年08月07日(日)
 - 拍手
marippe その他9人
GPS
31:30
距離
20.1km
登り
1,352m
下り
1,980m

コースタイム

8/6
08:10麦草峠-8:50高見石小屋-9:20(先発隊と合流)-11:00中山峠-11:05黒百合ヒュッテ11:55-
14:23西天狗岳14:30-14:44東天狗岳-15:15根石岳15:20-16:40オーレン小屋

8/7
6:55オーレン小屋-7:44夏沢峠(稲子湯方面組と分かれる)8:00-9:28硫黄岳9:52-
11:30赤岳鉱泉13:25-14:35美濃戸山荘15:20-(神の救い)15:40-美濃戸口
天候 8/6 雨/曇り/ガス/雷雨
8/7 薄日/ガス/雷雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
コース状況/
危険箇所等
茅野駅に登山ポストあり

雨(雷雨)だと樹林帯は田んぼ、岩場は滑る、沢沿いは濁流

予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
オーレン小屋
お決まり「ムーンライト信州81号」
2011年08月05日 23:45撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/5 23:45
お決まり「ムーンライト信州81号」
麦草峠は雨でした
2011年08月06日 07:59撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 7:59
麦草峠は雨でした
丸山到着
2011年08月06日 08:39撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 8:39
丸山到着
高見石小屋到着
(予定では先発夜行バス組は20分前に出発しているはずだが…)
2011年08月06日 08:50撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 8:50
高見石小屋到着
(予定では先発夜行バス組は20分前に出発しているはずだが…)
中山峠
2011年08月06日 10:58撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 10:58
中山峠
まだまだ元気
2011年08月06日 11:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 11:02
まだまだ元気
黒百合ヒュッテで鍋さんと合流(これで全員集合)
2011年08月06日 11:05撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 11:05
黒百合ヒュッテで鍋さんと合流(これで全員集合)
さて天狗に向け出発
2011年08月06日 11:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 11:54
さて天狗に向け出発
最初に西天狗岳(ガスで何も見えないし雷音が響く)
2011年08月06日 14:23撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 14:23
最初に西天狗岳(ガスで何も見えないし雷音が響く)
東天狗岳でも何も見えず
2011年08月06日 14:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 14:44
東天狗岳でも何も見えず
根石岳に向かいます
2011年08月06日 14:46撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 14:46
根石岳に向かいます
白砂新道入口(こんな天気じゃ本沢温泉もいいな〜)
2011年08月06日 14:59撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 14:59
白砂新道入口(こんな天気じゃ本沢温泉もいいな〜)
根石岳頂上は殺風景です
2011年08月06日 15:14撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 15:14
根石岳頂上は殺風景です
冠山です(通過)
2011年08月06日 15:37撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 15:37
冠山です(通過)
オーレン小屋到着
2011年08月06日 16:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 16:42
オーレン小屋到着
強清水です(美味しい)
2011年08月06日 16:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 16:44
強清水です(美味しい)
やっと場所確保したマイテント
(この後雷雨でした)
2011年08月06日 16:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 16:47
やっと場所確保したマイテント
(この後雷雨でした)
八ヶ岳の日(の前)で宿泊者にはケーキサービス
(仲間の分…美味そう)
2011年08月06日 17:45撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 17:45
八ヶ岳の日(の前)で宿泊者にはケーキサービス
(仲間の分…美味そう)
10人分の豪華鍋(闇鍋ではありませんよ)
2011年08月06日 17:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
1
8/6 17:56
10人分の豪華鍋(闇鍋ではありませんよ)
翌朝はまずまずの天気
2011年08月07日 06:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 6:57
翌朝はまずまずの天気
夏沢峠
(ここで稲子湯方面下山組4名と別れる)
2011年08月07日 07:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 7:44
夏沢峠
(ここで稲子湯方面下山組4名と別れる)
硫黄岳がちょっとだけ見える
2011年08月07日 07:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 7:44
硫黄岳がちょっとだけ見える
ウオ〜。爆裂火口
2011年08月07日 09:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 9:12
ウオ〜。爆裂火口
硫黄岳山頂でお決まりのバックポーズ
2011年08月07日 09:28撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 9:28
硫黄岳山頂でお決まりのバックポーズ
さて、赤岳鉱泉へ向け出発します
(イケメン顔を隠す。奥は普通のオジサン)
2011年08月07日 09:52撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 9:52
さて、赤岳鉱泉へ向け出発します
(イケメン顔を隠す。奥は普通のオジサン)
途中の沢
2011年08月07日 11:17撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 11:17
途中の沢
赤岳鉱泉着
(この後ゲリラ雷雨1回目)
2011年08月07日 11:28撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 11:28
赤岳鉱泉着
(この後ゲリラ雷雨1回目)
今日の昼はイタリアン鍋(トマト風味)
絶品!
2011年08月07日 11:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 11:49
今日の昼はイタリアン鍋(トマト風味)
絶品!
雷雨が去った後の山頂
2011年08月07日 12:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 12:57
雷雨が去った後の山頂
濁流と化した沢と八ヶ岳
2011年08月07日 13:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 13:25
濁流と化した沢と八ヶ岳
見納めです
(というか山頂からは何も見えなかった)
2011年08月07日 13:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 13:25
見納めです
(というか山頂からは何も見えなかった)
美濃戸山荘到着
(この後数分でゲリラ雷雨2回目)
2011年08月07日 14:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 14:36
美濃戸山荘到着
(この後数分でゲリラ雷雨2回目)
臨時「あずさ」に乗る
(激混みで座れず指定席車両のデッキへ避難し打ち上げ)
2011年08月07日 17:04撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 17:04
臨時「あずさ」に乗る
(激混みで座れず指定席車両のデッキへ避難し打ち上げ)
今回の花その1
2011年08月07日 13:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 13:30
今回の花その1
今回の花その2
2011年08月06日 10:45撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 10:45
今回の花その2
今回の花その3
2011年08月06日 10:48撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 10:48
今回の花その3
今回の花その4
2011年08月06日 10:48撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 10:48
今回の花その4
今回の花その5
2011年08月06日 11:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 11:54
今回の花その5
今回の花その6
2011年08月06日 12:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 12:42
今回の花その6
今回の花その7(こまくさ)
2011年08月06日 15:19撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/6 15:19
今回の花その7(こまくさ)
今回の花その8
2011年08月07日 07:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 7:02
今回の花その8
今回の花その9
2011年08月07日 08:04撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/7 8:04
今回の花その9
撮影機器:

感想

山に行くのは6月の北穂以来。ましてテン泊は5月の涸沢以来。

しかも天気予報では好天は全く期待薄。

予定のコースは2泊3日でオーレン、キレット小屋で観音平まで。

縦走、山小屋デビューも数名いる中、この天気で行けるかが早くも頭の中を過ぎる。

そういう自分自身、テントを背負って行けるかどうか。

天気も安定しない中、一人だったら決して行かないが久々の仲間と共に行けるとと言うこと金曜夜のムーンライトに乗った。

八王子から事前打ち合わせした仲間が乗車。白馬に行くということでお互い近況を話しながらいつの間にかウトウトし

私は茅野で下車。バスの時間まで約3時間。通路にマットを敷いて横になる。

始発の麦草峠行きは10名程度乗車。峠に着くと雨が落ちてきたので雨具、ザックカバーを身につけ

先に夜行バスで出発しているであろう8人に追いつくため足早に歩き出す。


予定では高見石小屋8:30とのことだったが私の到着は8:50分。

追いかけるようハイペースで新調したばかりの靴を泥だらけにして後を追った。

歩き出し70分でやっと先行隊に追いつきとりあえず一安心。

まさか麦草から追ってくるとは思ってもいなかった(予定では中山峠で合流)ようで
ちょっと驚かせてしまった。

その後はおしゃべりしながらの登山で中山峠を目指す。

最後の一人が稲子湯から入り黒百合ヒュッテで待っているとう情報を手に入れ
そちらに向かい無事合流。

軽く昼食を食べ天狗岳目指し歩き出すが天望は無く、遠くで遠雷も響く中西天狗との分岐に到着。

ここで西天狗に行くものと直接東天狗直登する者と別れる。

西天狗に着いても天望は一切なし。写真だけ撮って足早に戻り先行グループと合流。

16時30分前後、全員無事に本日宿泊のオーレン小屋に到着。早速テント場を探すがこの時間なので良い場所は既に無い。

こんな天気だからと思っていたが失敗だった。

夕食は自炊10名で豪華鍋(このために来たのかな〜)を食べる。

小屋泊には「八ヶ岳の日」を前にケーキが出てきたがテント泊は勿論なし。

雨が止んだのを見計らってテントへ逃げ込み、19時過ぎには就寝。

夜中雨音でめが覚めその後は1時間ペースで5時起床。雨は上がっていたが水分を含んだテントを撤収。数キロは重くなっている。


この時点で天気の回復は見込めず殆どのメンバーが初日で疲れ、縦走は断念。この天気で昼に雷雨予報では当然かも知れない。

稲子湯に向かう4名と夏沢峠で次回再開を約束し、6名で硫黄岳を目指す。

本来であれば爆裂火口、硫黄岳から横岳、赤岳の縦走路が綺麗に見えるはずが全く見えない。

途中でお孫さんと登山に来ている方に元気をもらい山頂到着。一緒に写真を取撮らせていただいた。

初参加のミーさんは同じく初参加のイケメン高校生と仲良くツーショット。(言ってはいけなかったかな)

私は一人寂しくお決まりのバックポーズ。

遠くで遠雷が鳴っているので足早に赤岳鉱泉目指し歩き出す。

長い下りの樹林帯を歩き、木々の隙間から小屋が見えたときにはホッとした。

小屋では仲間が用意してくれた洋風イタリアンの鍋を賞味。

激美味でついビールを購入。食べ終わる頃にはゲリラ雷雨になる。

全員雨具、ザックカバーを準備し小ぶりになった中歩き出すが数分で止んでくれた。

しかし北沢は濁流と化し自然の猛威を見せ付けらる。

途中でかなりの年配者(単独)が軽装備で登っていった。下りるだけでも楽ではないのに大丈夫かと心配したが…

美濃戸小屋まで30分くらいからまた頭上で雷が鳴り出した。

みんな疲れてはいるが、ここは我慢して美濃戸小屋まで急いで歩く。小屋到着後数分で本日2回目の雷雨。

お茶、漬物をご馳走になっていたら仲間の携帯に他の仲間から連絡が入り

「今、下の小屋にいる」とのこと。しかも車で入っていると言うので

速攻で雨具を身につけ、走るように向かうと懐かしい仲間の顔…では無く「まさに神」が待っていてくれた。

バス停まで1時間あるこ気力が限界だった6人にはまさに神の到来であった。

更に歩いていれば最終のバスには間に合わなかった(その時間が最終とは思ってもいなかった)のでは。

乗せていただいた仲間にお礼を言い、遠い組4名はタクシーで、首都圏組はバスで
帰ることで茅野駅に向かった。

茅野駅で1本早い「あずさ」に乗ることができたが、既に指定席は満席状態。普通茅野あたりでは自由席も余裕と思っていたが通路まで満杯。

どうせ座れないなら指定席車両のデッキに行ったほうがましと思い人を掻き分け移動。最後はデッキで打ち上げ。



今回の登山を振り返れば、この天気予報であれば決して一人では行かなかった。

天望は皆無に等しく、縦走初心者にはかなり辛い登山になったと思う。

たかが数回数十回縦走した若輩者でもガス、雷雨の中楽しくはない。


しかし今回はみんな良い経験だったと思う。

初めて雨具として使用する者、ザックカバーを使う者、雨の中注意すること。

仲間と行くことにより、良い経験となったと思う。

私自身も良い経験をさせてもらった。


縦走は断念し達成感は無いが、充実感はいつも以上だったような気がした。


天気には恵まれなかったが、改めて良い仲間に恵まれたことを思い出しながら自宅へ戻った。

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訪問者数:1675人

コメント

得難い体験
大変、お世話になりました。得難い体験と共に、素晴らしい仲間に感謝。
2011/8/8 22:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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