涸沢〜奥穂高岳


- GPS
- 58:43
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 1,832m
- 下り
- 1,824m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:20
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:58
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:19
1日目
2:30 浅間温泉出発
3:40 沢渡第二駐車場到着
4:30 シャトルバスチケット購入
4:45 沢渡バスターミナルでシャトルバス乗車
4:55 上高地バスターミナルシャトルバス下車
5:10 上高地バスターミナル出発
6:05 明神館到着
6:59 徳沢園到着
7:26 新村橋横通過
8:15 横尾到着
8:32 横尾出発
8:55 岩小屋跡通過
9:34 本谷橋到着
9:50 本谷橋出発
10:52 落石注意場所到着
12:09 涸沢ヒュッテと涸沢小屋分岐到着
12:25 涸沢ヒュッテ到着
13:37 テント設営完了
14:52 生ビールで乾杯
15:39 涸沢小屋まで散策
17:20 夕食
18:40 就寝
2日目
4:00 起床
6:00 朝食
7:40 涸沢テント場出発
8:38 涸沢小屋分岐到着
9:19 ザイテングラート取り付き到着
10:37 穂高岳山荘到着
11:00 穂高岳山荘出発
12:13 奥穂高岳山頂到着
12:35 奥穂高岳山頂出発
13:45 穂高岳山荘到着
14:00 奥穂高岳山頂出発
16:40 涸沢テント場到着
17:00 夕食
19:30 就寝
3日目
5:00 起床
8:51 涸沢ヒュッテ前出発
9:06 涸沢小屋分岐到着
10:35 本谷橋到着
11:53 横尾到着
13:03 徳沢園到着
14:00 徳沢園出発
14:53 明神館到着
15:42 河童橋到着
15:48 上高地バスターミナル到着
平面距離 36.4km
沿面距離 37.3km
記録時間 58:43:18
最低高度 1,503m
最高高度 3,197m
累計高度(+) 2,525m
累計高度(-) 2,543m
平均速度 0.6km/h
最高速度 14km/h
天候 | 1日目:雨のち晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沢渡バスターミナルからシャトルバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
降雨の後だったが、遊歩道にぬかるみ等はほとんど無し 本谷橋から先も良好 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
テント
|
感想
木曜日の天気予報を見て急遽、昨年から計画していた、涸沢ベースの奥穂行きが実現出来た。
涸沢ヒュッテのサイトでは紅葉が3分と書かれていたが、写真を見るとまだ始まったばかりの様子。
紅葉狙いなら来週だとも思ったが、来週の天気予報がわからなかったので今週でよしとした。
月曜日に休暇取得することを金曜の17時に決め、地元役員の会議が夜にあったりして、きちんと準備出来ずに当日を迎えてしまった。
2時間程しか睡眠出来なかったのと起床した時に本降りの雨だったので、出発時刻を遅らせようかとも考えたが、ベターな解を見つけられず、予定した通りに出発した。
1日目
雨は沢渡まで降っていたが、上高地バスターミナル出発時にはすっかり上がっていた。
雨が上がったので、昨年より周囲が明るく、ヘッドライトを使用したが、なくても歩ける状態だった。
また、降水量も少なかったのか、水たまりなども昨年より少なく、全行程歩きやすかった。
昨年は本谷橋から先で渋滞していたが、今回は紅葉絶頂期前のためか道も空いていた。
涸沢のテント場は12時半の時点でかなりの張られていたが、幸いに受け付け場所からそう遠くない場所に比較的良いスペースを確保出来た。
14時前に寝床を確保出来き、本日の行動予定は終了なので、15時前におでんと生ビールにありつけた。
ただし、おでんのネタ切れでセットには出来ず。
涸沢は西に穂高を背負っているので夕暮れが早く、気分はすっかり夕食。
本当の夕食も17時半には済ませて、夜空も見ずに就寝した。
前日の睡眠時間が短かったので即熟睡かと思っていたが、下が石でゴツゴツしているため、寝返りの度に目覚めてしまった。
19時前に床に着いているし、明日の出発時間にも余裕があるので、寝なきゃならないという切迫感はなく、十分に体を休めることが出来た。
2日目
朝、涸沢は好天だったが、松本方面には雲があり、モルゲンロートは現れなかった。
いよいよあこがれの奥穂高岳を目指す。
普段、岩場を歩くことがほぼないため、北穂高岳から涸沢岳を周回するようなコースは無理だろうと言うの、と友人が30年程前に奥穂高岳へのピストンをしているということで未経験でも問題ないだろうとチャレンジした。
また、ピークハントを意識してサブザックを持って来ていたので、気分も体も軽々だった。
涸沢周辺のパノラマコースは、一旦左に上がってからザイテングラートの下を右にまっすぐ横切って涸沢小屋への分岐に到着。
その後今度は左にまっすぐ横切ってザイテングラートの取り付きに到着。
ザイテングラートは少し高度感のある箇所や歩きにくい箇所もあるが素人でも全く問題なし。
穂高岳山荘から奥穂への最初は岩場で、鎖・はしごはあるが、乾いているので逆にとても安心出来る。
やはり、怖いのは浮き石やその落石。
自分は、足を上げる際に右膝を岩に当ててしまい、軽くすりむいてわずかに出血してしまった。
直径5mm程で血が、にじみ出て来る程度だったが、早く止血するよう右膝を露出してしばらく歩いていた。
山荘近くの急登を過ぎるとなだらかになり、常念岳や爺ヶ岳山頂下の登りのような登りやすい道となる。
2013年に山歩きを始めてから初の3000m越だが、普段から高地に住んでいるためと涸沢で一泊しているためか空気が薄いと感じることはなかった。
山頂には穂高神社の祠があり、人が立てるような場所は無いが、すぐ横にもピークがあり周囲の山々を記した図がある。
そこで、周囲の山々を確認したが、山頂近くまで来た頃には笠ヶ岳方面はガスで隠れ、ジャンダルムも一時隠れることがあった。
槍ヶ岳方面や常念山脈、前穂高岳、明神岳、上高地、焼岳は望むことが出来た。
富士山や乗鞍岳、御嶽山は朝のうちだけ見えていたようだ。
山頂の裏はちょっとした広場になっていて、ゆっくりと休むことが出来た。
ここで香川から来られた青年と上下作業服風の服装にレジ袋を持っただけの佐賀から来られた方に出会い、山談をかわした。
下りは登りと違い下を見ることになるので高度感があり、また岩場ですれ違い待ちする時には安全な場所で安定した姿勢でいる必要があると感じた。
しっかりした岩の足場でも、小石が乗っている場所があり、下り時に落としてしまった。
幸いに、先行する友人の足下まで落ちた所で止まったが、さらに下まで落ちたら先行者の頭や体に当たってしまったかも知れない。
注意して慎重に降りたつもりなのですが、だめですね。
穂高岳山荘では香川の青年と写真を撮り合い、握手で分かれた。
明日、西穂高岳を経由して新穂高に下るとのこと。
我々では考えられないコースだが、経験を積んでいるようだし、安全を祈るしかない。
来月は「下ノ廊下」を縦走しに来るそうだ。
下ノ廊下、ググりましたよ。マニアックですね。
涸沢では昨夜見なかった、星空を観察。
前穂側に雲はあったが、ほぼ全面で星が見えていた。
今日はコンパネを借りることが出来たので、寝返りをうっても快適だった。
これは連泊者、早く到着した者の特権ですね。
3日目
ついにモルゲンロート出現。
テント場に直射日光が当たる直前まで、ずっと眺めていた。
放心状態のような、海なし県に生まれた者が海の波をずっと見ているあの感じ。
昨年は振り向く余裕がなく知らないでいたが、涸沢を下り始めてもしばらくはカールと穂高連峰がずっときれいに見えていた。
昨年の登りは雲の中だったので、とても新鮮だった。
南岳やそこへの尾根も始めて見ることが出来た。
今回のしくじり
今年もまた失敗をしてしまった。
昨年いくつか失敗を犯したが、今回はシャトルバスの帰りチケットを紛失してしまった。
購入直後に財布に入れたのだが入れ方が悪く、思いおこせばその後一度も見ていなかった。
まさか行きのバス乗車前になくしてはいないと思うが、財布を取り出したどこで失っていてもおかしくない。
後から考えると自分の行動に、なぜ?ばかり。
紅葉真っ盛りの涸沢は逃してしまったので、またいつかリベンジするしかない。
涸沢は何度行ってもいい所、人気の理由がやっとわかった山行だった。
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