記録ID: 1283708
全員に公開
ハイキング
剱・立山
仙人池
2017年10月08日(日) 〜
2017年10月09日(月)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 17:59
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,667m
- 下り
- 2,671m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:15
距離 12.0km
登り 1,186m
下り 1,538m
2日目
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 9:17
距離 12.1km
登り 1,491m
下り 1,146m
往路は雪渓を含む下りが長く、くたくたで疲労感も大きく、この道を明日は登り返すのかと思うと室堂の最終バスに間に合うかという不安もあり、憂鬱になりました。
そこで、小屋に着いてから黒部ダムに抜けるルートも考え、どちらにするか何度も迷いました。
結局、下りの際に膝に痛みがあったので、登り時間の長い来た道を戻ることに。
黒部ダムから室堂にロープウェイやら何やらを使って戻るには4000円近くかかってしまうので、節約にもなった。
いつか黒部ダム側にも歩いてみたいけれど。案外復路の登り返しは時間的にも体力的にも予想ほど苦しくなく、事前に調べて計画していた時間通りに到着できました。
しかし、一泊二日の仙人池は肉低的にはとても大変だった。
また行くことがあれば、阿曽原や黒部ダムのルートも利用して、3日間、4日間くらいの日程でのんびり行きたい。
そこで、小屋に着いてから黒部ダムに抜けるルートも考え、どちらにするか何度も迷いました。
結局、下りの際に膝に痛みがあったので、登り時間の長い来た道を戻ることに。
黒部ダムから室堂にロープウェイやら何やらを使って戻るには4000円近くかかってしまうので、節約にもなった。
いつか黒部ダム側にも歩いてみたいけれど。案外復路の登り返しは時間的にも体力的にも予想ほど苦しくなく、事前に調べて計画していた時間通りに到着できました。
しかし、一泊二日の仙人池は肉低的にはとても大変だった。
また行くことがあれば、阿曽原や黒部ダムのルートも利用して、3日間、4日間くらいの日程でのんびり行きたい。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅に3時半過ぎに到着。 砂防博物館下の駐車場に駐車。 4時過ぎにケーブルカーのチケット売場に到着。 10人ほどが並んでいました。 意外に少ない、と思っていたけど、5時には100人を越えていました。 5時10分頃にチケット売場がオープン。 危なげなく、始発チケットが購入できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から剣沢キャンプ場までは、私くらいの登山経験がある方なら、特に危険な場所はありません。 剣沢から剣沢雪渓、真砂沢ロッジまでは、雪渓を歩くか夏道を歩くかの見極めが必要。 夏道より雪渓の方が安全なところもあったり、その逆もまたあったり。 雪渓がどこで切れているかは、下りの時は分かりづらく、毎日状況は変化するので、余裕を持って夏道に回避。 クレバスは所々にあるので、近づかないようなルートを取る。 雪渓事態は、思ったほど急ではなく、下り登りともに坪足で通過できました。 ※坪足での歩行は楽ですが、一度滑ると止まれない危険があるので、アイゼン等の着用をおすすめします。 復路の雪渓通過は、一番危険を感じました。 古いマーキングが残っていたり、ロープ、鎖があるからと進むと滑りやすい滝の上に出てしまったり。 雪渓の状況によっては迂回路になるルートかと思いましたが、今回の雪渓のコンディションで、滑ると滝からまっ逆さま。進むことも引き返すことも恐怖を感じました。 ※写真で詳しい場所はアップします。 真砂沢ロッジから二俣までは、沢沿いを歩きます。 1ヶ所とても危険な場所がありました。 正確な位置は忘れましたが、真砂沢ロッジから二俣の中間くらいです。 3本の細い丸太を並べた場所を鎖を使って渡ります。 落ちると冷たい川の中にドボンです。 落差は2mあるかないかで、岩があるので流される心配はありませんが、荷物もろともびしょ濡れになります。 何よりも丸太がとても傾いていて、足の置き所が狭く、鎖には湧き水が滴り落ちて冷たく、窮屈な態勢で渡らないといけないので、ちょっとしたミスで落ちかねないと思える場所でした。 距離は10mもありません。 丸太を固定するすじかい?みたいなものに足をかけて渡りました。 ※写真でもアップしています。 二俣から仙人池までは急な登りが続きます。比較的遮るものがない道が多くて、日差しが強くて気温も高かった今回は堪えました。 二俣まで来たら仙人池までもうすぐと思っていたので、自分の甘さを痛感する羽目になりました。 1ヶ所、滑りやすい斜面を横切る場所がありました。ロープ場ですが、もし転んだらロープごと持っていかれそうなので、焦らず一人ずつ渡った方が吉です。 今回のルートに水場は基本なし。 真砂沢ロッジから仙人池ヒュッテまで約3時間。 飲料の確保に注意。 また今回は、小屋締め直前のせいか、仙人池ヒュッテではビールが売り切れに。 幸いにも真砂沢ロッジで他の登山客が教えてくれ、真砂沢ロッジでビールを買ってから仙人池ヒュッテに向かったので、その辺荷は重たくなったけれど、仙人池を見ながら、夕食を食べながらのビールにありつくことができました。 |
その他周辺情報 | 宿泊した仙人池ヒュッテでは、なんとお風呂に入れます。ためた湯に浸かるだけで、もちろんシャンプーや石鹸の使用は不可ですが、温かな湯船は疲れた体を癒やすにはありがたい要素でした。 1つの湯船に、先着順の交代制で利用できます。 混雑していた日ですが、わりと回転が早くて、順が来たら呼んでくれるので親切でした。 ※湯船は男女共通。混浴にはなりません。 夕食は品数も多く、温かく、味も美味しかったです。 写真は撮り忘れました。 メインは豚のしょうが焼き。 ご飯もすすみました。 翌日のお弁当はシソのおにぎり2つでした。 また、従業員さんの対応が親切で、電話予約の際に、仙人池までのルートについて、かかる時間を丁寧に教えてくれました。 仙人池ヒュッテ↓ https://www.senninike.jp/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
要塞のような真砂沢ロッジ。
石垣です。
他の登山者から仙人池ヒュッテ、ビール売切れの情報を得、ここでビールを調達して残りの行程を進むことに。
心なしか、ザックが重くなったような気がしました。
石垣です。
他の登山者から仙人池ヒュッテ、ビール売切れの情報を得、ここでビールを調達して残りの行程を進むことに。
心なしか、ザックが重くなったような気がしました。
雪渓終わり。
でも、雪渓を進んでいく人が多数。
私は雪渓から離れたくて夏道へ。
マーカーのすぐ右に道があるのに気がつかず、左側に下がっていたロープを頼りに上がり、横に張られた鎖を掴んで進むと滝の上に。
滑りやすく、落ちると致命傷は確実だと思いました。
今回一番身の危険を感じました。
でも、雪渓を進んでいく人が多数。
私は雪渓から離れたくて夏道へ。
マーカーのすぐ右に道があるのに気がつかず、左側に下がっていたロープを頼りに上がり、横に張られた鎖を掴んで進むと滝の上に。
滑りやすく、落ちると致命傷は確実だと思いました。
今回一番身の危険を感じました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
|
---|---|
備考 | 夏用の防止。 寒いと思い、ニット帽だけを持っていったら、山行中暑くて大変でした。 |
感想
素敵な景色を求めて「仙人池へ」。
山登りを始めてから、ピークに立つこと以外を目的にした山行は今回が初めてのような気がします。
体力と技術の面で、不安を伴う今回の山行でした。
今までで一番辛かった山行は、朝日岳でした。
つい先月経験した、朝日岳山行の辛い記憶は今回すぐに塗り替えられました。
一泊二日で帰るために、出来るだけ荷物は少なく軽量に、食べ物や飲料も出来るだけなくなる直前で調達、平坦な道では距離を稼ぐ。
それを念頭に準備し、体調も整えたつもりでしたが。。。
荷物では、厚手のダウン、ダウンパンツ、アイゼンと使用しなかった上にかさばるものがあったり、カメラの三脚は短いものを用意していたので、現地ではほとんど役に立たなかったり。
反省すべき点が多々、ありました。
肉体的にも限界近くで耐えていた気がします。
でも、仙人池で見た景色は、とても素晴らしくて心に残りました。
日本三大雪渓の剣沢雪渓の迫力も、夕日が沈む頃の仙人池も、まだ暗い早朝に冬のダイヤモンドが輝く夜空も、なかなか記録に残せない景色もここにありました。
自分の記憶にだけしっかり残りました。
そして、山らしくいろいろな出会いもありました。
今回もまた良い経験をさせてもらった山に感謝です。
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真砂沢ロッジの先で下見の時と
次の日の朝にスレ違った方でしょうか?
仙人池の逆さ剱
前日はスゴくきれいだったんですねΣ(゜Д゜)
次の日はもやってて
風でダメでした(。>д<)
次回行くときは
ぜひ、見たいです🐾🌈
おー、あの時の。
お互いにお疲れ様でした(^^)
写真見せてもらいましたが、池の平の紅葉が鮮やかで良いタイミングでしたね🎵
次は北方稜線から池の平で再訪してみたいと思いました。
せっかくなので、フォローさせてもらいますね。
よろしくお願いします(^^)
よろしくお願いします<(_ _*)>
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