北岳バットレス 第4尾根主稜



- GPS
- 13:29
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 1,913m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 10:31
天候 | 両日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
夏から計画していたバットレス。本来ならばピラミッドフェースから登攀予定をしていたものの、生憎の天候と休みの日程が合わず断念。 順延を繰り返し、今シーズン後半にてようやく連休と天候の折り合いが付いたものの2日間の日程の為、4尾根主稜へ行ってきました。
芦安より、始発便のタクシーにて広河原を目指します。秋の連休最終日とあって、混雑も少なく快適に車窓に揺られ、広河原到着。 思いのほか気温は暖かい中取り付きを目指しアプローチ開始。
今回は、D沢〜Dガリー大滝〜横断バンド〜ヒデュンガリーより下部岩壁を登攀します。
D沢の入口は思いの外分かりやすくCD沢中間尾根より明瞭な踏み跡の導かれ下部岩壁を目指します。急登を詰め上げると目前には下部岩壁が現れ、本来目的のピラミッドフェースが綺麗な三角形にて立ちはだかります。次回の課題の予習として、取り付きとルートの確認をした後、準備をしDガリー大滝より4尾根に向けアプローチ開始。
3ピッチの登攀にて、横断バンドに到りコンテに切り替えバンドをトラバース。トラバースを終えると、すぐに4尾根末端尾根取り付きが現れますが見送りCガリーへ進みます。 ガレたCガリー右岸を慎重に詰めるとヒデュンガリーへ。簡単なスラブを登り切るとようやく4尾根取り付きへ到りました。 主稜登攀開始。
1P 岩が磨かれすべりやすいクラックを抜け快適なスラブへ
2P 頭上に見えるピラミッドフェースの頭へ向けて快適なスラブの登攀。ピラミッドフェースの頭直下のバンドを右に少し回り込み終了。
3P 白い岩に走るクラックのフェース
4P つるつるした垂璧を超え高度感有るリッジよりマッチ箱まで
5P マッチ箱より懸垂
6P マッチ箱下部の右のコーナーよりリッジに向け登攀
7P 凹角のルートより高度を上げる。残置が少ないためNPでランナーを取る
8P 枯れ木テラスより高度感有るトラバース
9P 核心の城塞ハング。ハングというよりはチムニー。
快晴の中快適な登攀が出来ました。
登攀終了後北岳のピークを踏み、肩の小屋にて行動終了。翌日は、白根御池小屋経由にて下山しました。
次回に向けコースの下見など出来、来シーズンにはピラミッドフェースから目指そう。
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